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杏奈です。
戦国武将・石田三成のこと、漫画のことなどを語っていきたいなと思っています
よろしくお願いします
あとフィギュアスケート(町田樹さん好き)の事も少し
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ファンタジー・オン・アイス幕張公演テレビ放送(後半は楽しくない事注意)

2019/06/15 13:13
今更になってしまって記憶も薄れがちですが、放送は見ました。
オープニングの羽生君いいですね。
このアイスショーでは、いつも生き生きしている気がします。

羽生君とToshiさんとの歌声の相性の良さに驚きました。いいですね。
「マスカレイド」、かっこいいです!

正直言って、また三白眼演技かという気もしましたが。
羽生君は、もっと幅広い表現が可能なスケーターだと思うのよ。
でもあれだけかっこ良ければね、もういいかな。

でもね、評判の手袋ビターン!、ごめん、好きじゃない。
あれ必要?
物を氷上に叩きつける行為というのは、どうしても不快感がある。手袋でも。
うるさいこと言ってごめんね。みんな喜んでいるらしいのでいいんじゃない?

「クリスタルメモリーズ」でしたっけ、あれもいいですね。
他は、ハビエルのフラメンコショーが印象的でした。
ナハーロさんは以前ランビエールともコラボしていて、あれも素敵だったな。
私たしか生でみた記憶があるんですが、何故だったかその時ランビさん、坊主頭だったのよ・・・・

有名アーティストとのコラボが見どころのファンタジー・オン・アイス、客層も幅広くなりそうでいいですね。
解説村主千香さんは、以前フィギュアスケートをケーブルテレビでも熱心に見ていた時、彼女の解説も聞きましたが、お姉さんとちょっと喋り方似ていますが、聞きやすい声だなと思っていました。

あと、またちょっと羽生君ファンにはごめんなさいな事になりますが、神戸公演(これも22日に放送があるのかな)、でも4ルッツ跳んだとか、今回も4回転とかやってましたが、演技じゃないところ(フィナーレとか)でやって見せるのは、客席も盛り上がるし、サービス精神のつもりでもあるでしょうし、あんまりうるさいこと言いたくないですが、なんかね・・・・
怪我がちの選手でもあることを思うと、ショーでそんな事やらんでもと思うし、キャーキャー言ってる場合なのか、心配じゃないのかと思ってしまうのだが。

ま、いいけどさ。どうせまた全日本出られなくなっても世界選手権には選出されるんだろうよ。
別に無理して出る必要はないんだけどさ。
誰々はこんなに大変な状況でも全日本出たのにどうのとか言ってるアンチには、だから何だよとしか言いようがないが、3連続ナショナル棄権には、思うところはある。

メドヴェージェワが出演した神戸公演での事かな、とても残念なことがあったようですが。
彼女を攻撃するような内容の手紙が届いて、ジョニーが公開したとか。
犯人の最も卑怯なところは、日本人の総意みたいに書いたところですね。

私は正直メドヴェさんのスケートは好みではないですが、ちょっと姿勢が悪いというか、かといってパワーがある感じもなく、全体的に雑に見える、でもスケーターはみなさんリスペクトしていますし、こんな本人への攻撃は考えられないです。

町田さんが引退の時のスピーチ、自分たちはこんなに大変アピールは、その時はあんまり好きではなかったのですが、今はこういう事があると胸に響いてきます。
彼らは血のにじむような思いで闘っているのです・・・・・

あの、犯人は誰のファンだとかいろいろ言われているようですが、本当はこの人のファンはどうのとかは言いたくない。
日本人はこうだとか、○○人はこうだとか、そういった決めつけはヘイトにつながるし、実際は人それぞれだから。
だから羽生君ファンは、とか言いたくないのですが、あの人たちがそういう言い方するからね。
大ちゃんファンがーの次は、ネイサンファンがーとか言い出し始めたし。
だから、いや羽生君ファン変な人多いよ、と言いたくなっちゃうのよ。

まだ彼がジュニアの頃から、失礼な羽生君ファンいたよ。大ちゃんとかスタイル悪いけど、やっと素晴らしくスタイルのいい日本人選手が、とか。
いや、私は彼の外見が苦手なんですけど、貧相な身体でひょろ長ければ美しいの?薄っぺらいなあとか、言いたくないよ、そんな事。でも向こうが失礼だからさ。一部のファンが。

羽生君好きなら、彼の応援だけしてればいいじゃない。なんで他のスケーターやそのファンの悪口言い始めるのか。はたから見れば、どっちのファンも大差ないよ。

そういう私も、こんな事書くべきじゃないですね。でもちょっと目について、吐き出したくなっちゃったからさ。
失礼しました。
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今ネット上で好きな人

2019/06/15 12:01
下で紹介している漫画、発売は8月でまだ先なんですが、たまたま目にしたTwitterで、この方のファンになりました。

勝手に紹介しちゃいますが、その方のTwitterはこちら。
https://twitter.com/omoti194

オンラインゲイバーと銘打って何度かトークを聞かせてくれることもありましたが、下ネタがひっかかってしまうのか、何か忘れましたが前の媒体は使えなくなり、YouTubeに移った後も、1週間くらいで消されてしまい、今聞けないのが残念ですが、ぜひまたやって欲しいです。
とっても柔らかい語り口で、癒されます。

家庭環境が非常に悪く、色々苦労されたり、その後も理不尽な辛い目に遭われたりしているのですが、こんなに心の温かい、優しい人はいないと思います。
それでもチラチラっと毒が垣間見えることもあり、それもまた面白いです。

また、体験談の中には、マイノリティも一枚岩ではないという事や、性格悪いゲイも登場するなど、言いにくいであろうことも公開してくれていて、属性で人を判断することの危険性も教えられた気がします。

私より10ほども若い方ですが(町田君と大体同じくらいかな)、努力家で尊敬します。
絵を描き始めたのはまだ最近とのことですが、上手いわけではないですが、味があって上達が見られますし、頑張ってるなということが伝わってきます。


ゲイ風俗のもちぎさん セクシュアリティは人生だ。
KADOKAWA
2019-08-09
もちぎ

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「いだてん」第22話、これまでの朝ドラ「なつぞら」

2019/06/13 13:57
今、BS朝ドラ再放送枠で「おしん」をやっているが、「いだてん」とけっこう時代が被っているので、合わせて見るとなお興味深いと思います。
おしんは、金栗の10歳ほど年下あたりではないかと思います。

「おしん」は何度も再放送されているので大体見ていますが、精いっぱい生きる事と、限界突破したら逃げてもいいのだという事を教えてくれます。
脚本の橋田寿賀子氏がおっしゃっていたように、辛抱を描いたドラマではありません。
いつの間にか、辛抱が美徳や、少女のいたいけさ重視に歪められていった気がします。
少女期はドラマのほんの一部ですし、おしんは欠点もちゃんとある人物です。

さて「いだてん」第22話「ヴィーナス誕生」、実に多彩な女性たちが登場し、どれも魅力的で、どれも否定的に描いていないのがいいです。色々な女性や生き方がある。
みんな違って、みんないい。以上。

ま、トクヨ女史はちょっと戯画化されすぎなのが気になりましたが、紀行で取り上げてもらって良かった。

現代の問題とリンクするようなことは、みなさん指摘なさっているのでわざわざ言うまでもないですが、金栗としては、フェミニストになったわけではなく、あくまでスポーツ重視っぽいところがブレなくていい。
スヤさんは、ちゃんとベースが熊本みたいで良かった。
そのまま東京だけかと思ってしまった。

足が今回の一つのテーマでしたが、学生時代のブルマ、一時期なんであんな極端になってしまったかな。
本当に苦痛だった。

男性の足も鑑賞対象にしているのが面白かった。
現在のanan男性ヌード特集といい、今や男性の身体も鑑賞対象です。
それにしても、前も書きましたが、男子選手への指導もちゃんとやって欲しかったんだけどな。高地トレーニングとか。
にしても、ああいう先生だったら、私もそんなに体育が嫌いにならなかったんだけどな。

そして美川・・・・
ガイドブックによると、勝地涼さんは、美川さんのご遺族にもお会いしたそうですが、ご遺族的にはあれでいいのだろうか・・・・

前回と今回の女性スポーツについて、女らしさを押し付けられ闘う女性たちと、映画「氷上の王 ジョン・カリー」で男らしさの押し付けと戦ったジョン・カリー。
同時期に見てしみじみしました。


朝ドラ「なつそら」ですが、東京編になってから評判悪い。私の中でもね。
ほぼ咲太郎兄ちゃんのせい。
あの髪型だけでも、かなりイラつくのだが。
脚本や演出も悪いのだろうけど、もうちょっとせめて可愛げあるように演じられないものだろうか。

アニメーター編はやや面白いし、興味深いが。
演劇とリンクさせているところなんかは、けっこう好きです。

私が小学生くらいの時、アニメーターは3Kだかなんだか、汚い、きつい、賃金やすいみたいな感じで、かなりブラックな仕事であると言われていた。
その後そのあたり、労働運動とかやると思いますが。
セル画に遊びで塗ったりした覚えもありますが、けっこう難しかったです。

今はほとんどデジタルで、セル画自体なくなっちゃいましたね。

朝ドラといえば、田辺聖子さんがお亡くなりになったそうですね。合掌。
異色朝ドラ「芋たこなんきん」、再放送してほしいです。
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演劇集団キャラメルボックル活動休止

2019/06/09 16:14
昨日、ようやく「氷上の王 ジョン・カリー」を見てきました。
先週とはまた違った箇所で体調は良くなかったのですが、来週までやってるかどうか不安だったので、行ってきました。
名古屋では、もう夜の部しかやってなかった・・・・
スクリーンで見るスケートシーンは美しく、良いドキュメンタリー映画でした。
それについては、また後日。

キャラメルボックスについてですが、私はまだ学生だった20年ほど前、演劇に夢中でした。
きっかけは、大河ドラマ「毛利元就」に元就の長男役で出演していた上川隆也さん。
彼にすっかりはまってしまった私は、当時上川さんが演劇集団キャラメルボックスという劇団に所属していた事を知りました。

それまでは、演劇とか小劇場とか全然知らなかったですが、これがきっかけで興味を持つようになり、名古屋公演はもちろん、東京や関西、色々な演劇を見ました。

ちなみにこの後、興味はバレエ、ダンス、そしてその後、高橋大輔さんのファンになったことにより、フィギュアスケートになり、今は休業中といった感じですが。

キャラメルボックスは、当時若い女性を中心に最も人気のあった劇団で、上川さんが出る公演はプラチナチケットと化していた。
映像等色々なグッズもあり、制作がユニークだった。
入団の倍率も、かなり高かったと思います。

私は何度か見ましたが、難解な演劇も多い中で、キャラメルボックスは、劇団名通り分かりやすいエンターテインメントといった感じでした。
ファンクラブにも入ってました。

あの年代の演劇の方々は、つかこうへい氏の影響を受けた人が多かったと思います。
「劇団☆新感線」、「扉座」、「第三舞台」、そしてキャラメルボックス。

それぞれ個性があり、特にキャラメルボックスは意外に思えるけど、ほとんど間というものを設けず、役者が熱く台詞をたたみかけるという共通点があり、そのエネルギッシュさ、それがつかこうへい演劇の、それまでの新劇とは違った新しさだったと思います。

演劇を見なくなって何年も経ちますが、キャラメルボックスは舞台鑑賞の面白さを教えてくれたきっかけでもあり、楽しい思い出の1ページを彩ってくれた存在でもあります。
今回の活動休止や、制作会社破産といった報は、劇団運営の難しさを感じさせられました。
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「いだてん」第21話「櫻の園」

2019/06/03 14:00
前回のオリンピックでは、陸上競技や道具、今回は女子スポーツを持ち帰った金栗氏。
戦禍をたくましく生きていたドイツの女性たち。
ベルリン五輪を目指していた夫は戦死し、アントワープ五輪は敗戦国だから出られず。

心打たれる金栗ですが、あくまで日本は関係ないと、この時点では思っているのでしょう。
ドイツはこの後、ますますとんでもないことになるし、日本もそう。
このドイツの女性たちのその後を思うと・・・
実際は能天気な事言ってる場合ではなかった。
この大戦で莫大な賠償金に苦しむドイツ、それがナチス台頭の一因に。

ヒトラーは最初のうちこそ、国内外でその手腕が称賛されていたのですが・・・・・
ドイツは、第二次世界大戦後は東西分断だし。
負の遺産にどう向き合うかは、日本も同じ。

スヤさんと息子さんは、東京で金栗と同居という展開になりましたが、これ史実?
いや知らないけど、だって幾江さんは?池部の家は?
旦那さんも奥さんもいないなんて、あの時代にそれってありなの?
一緒に暮らせてよかったねと思うべき?
むしろ酷くないかと思うのだが。

女子高に赴任した金栗ですが、女生徒を縛り付けているものとして描かれているのであろうとはいえ、色とりどりのリボンや着物、華やかですね。
大正好きが多いのも分かる。
嫁に行かせたいために、着飾らせていたというのもあるかもしれないけど。

今の、地味さを強制する校則ってなんだろう。
経済格差がとかいうけど、地味な子は地味な子で若い学生なんだから、清々しいと思う。
全員同じを強制しなくてもいいと思う。
制服を着てもいいし、着ないでもいい。髪型も髪の色も、同じでなくていい。
体感温度だって人それぞれだから、好きな服装をするべきだ。

・・・話が脱線してしまった。
最初は、暑苦しすぎて敬遠される金栗先生。
まあ、本人はあちらを見ているわけですが、知らない方からしたら、いきなり自分たちを全否定してきたみたいに感じるのかもね。
でも実際西洋の女性の方が、産後の回復も早いようで、骨盤はあちらの方がしっかりしてるみたい。

槍投げ、円盤投げや砲丸投げもそうですが、失礼ながら、それをやってどうすると思っていた謎競技だったのですが、その魅力の一端が垣間見えたような気がします。
ドイツ女性も日本女性も、かっこ良かった。

本作では割愛されていた、井口阿くりがアメリカから持ち帰った、セーラー服とブルマーがここで登場。
最初は勇気いるよね。

ちなみに「あしながおじさん」では、ジュディがアメリカの大学で体育の授業を受ける様子が描かれている。
作者が実際に通っていた大学をモデルにしているようで、女子体育の面でも進んでいた大学だった模様。

女子教育に熱心になる金栗先生ですが、男子生徒の指導もちゃんと入れて欲しかったよ。
本も出し、日本マラソンの父と呼ばれる人で、自身手探りで、高地トレーニング等、今でも通用するようなトレーニング法を編み出したりもしてたわけでしょう。
今まで、せいぜい電柱を利用したトレーニングとか、それくらいしかなかったもの。

そのあたりすっ飛ばし気味なのが残念だった。
そろそろマラソンから水泳、金栗四三から田畑政治にメインが移っていくのに。
それにしても、こんなにサダヲ似役者を見つけ出せたNHKなのに、直虎で家康の子供時代から阿部サダヲさんにやらせてたなんて。

ところで、そんなジタバタしたクロールなんて、と憤慨するまーちゃんたちでしすが、「チコちゃんに叱られる」でもやてましたが、水泳の偉い人たちも、速くてもこのバシャバシャが好きではなかったようで、自分たちが優雅と考える平泳ぎを守るために、ルールを細分化していった。
日本人は今でも、自由形はそんなに得意ではないですかね。

実在の人物をカリカチュアライズしたような描き方は、特に大河ドラマでは好きではなく、「真田丸」が嫌いだった理由の一つもそれですが、本作は面白いからそんなに気になりませんでしたが、それでも可児先生と永井先生は、そろそろどうかなあ。
永井氏が香水使ってたのは事実のようですが、あんな風ではなかったと思うけど。
ちなみにテニスは優雅に見えるということで、割と女子のスポーツとしては認められやすかったみたい。

シマちゃんの結婚相手が、あまりに物分かりが良すぎるのは、賛否あるかもしれない。
これは、女生徒たちの「そんな恰好したらお嫁に行けない」と、「足出してもお嫁に行けました」を対比させるためだと思う。

現在でも、いわゆる「モテ服」特集なんか、よく非難されたりする。
男はこういう女性が好きでしょ、という決めつけ。
実際はそういうのが好きな男性など、あまりいないよ、と。

逆の場合でも、しょうゆ顔男性がブームとか言われたりしたって、別にみんながみんな好きなわけではないし、人それぞれでしょう。

当時は、今ほど価値観が多様化されにくかっただろうとはいえ、男性全員、女性の好みが同じとは考えにくい。
夏目漱石は「吾輩は猫である」で、登場人物に、ただ言うこと聞くだけの妻なんて、みたいな事も言わせている。
女生徒の言う、男性はこういう女性しか好きではない、というのは単なる思い込みもあったかもしれない。
そういう意味では、いい学校に通っていても、馬鹿に見える。

竹久夢二の絵みたいな細見の美人なんて、実際には役に立たなさそうじゃない。
子供何人も産めそうにないし、肺とか病んでそう。
あんな美貌なんて、長続きしないし。
もちろんそれでも、恋に落ちる場合もあるでしょうけど、それはそれでいいけど、好みはもっと多様だったんじゃないかな。

とはいえあの増野さん、だっけ、は、さすがにあの台詞はやりすぎだと思う。
本作は、中の人と被らせているような配役がちょくちょく見られ、今回も安藤サクラさんが奥さんである柄本佑さんにやらせたのは、狙いもあっての事かもしれない。

それはさておき、女性アスリートさえ認められていない時代に、ママさんアスリートを容認するとは。
「結婚して子供がいたら、出てはいけないんですか?」「子供と一緒に見に行きます」は素敵ではあるけど、さすがにファンタジーがすぎるのではないか。
イエ制度のこの時代、仮に夫だけよくても、その両親までそんな物分かりがいいとなると、さすがにそれはないだろう。
むしろスポーツをなめているのではと思ってします。

いまでこそママさんアスリートはいるし、またママさんバレリーナもいますが、バレエでも、昔は子供を持つという事と両立しえなかった。

そんなわけで、シマちゃんと増野さんの結婚は、衣装も先進的で素敵でしたが、ちょっと賛否あるかなあと。
少しやりすぎ感は否めなかった。
さて来週は、いよいよ人見絹枝の登場ですか。

この流れでの紀行も良かったですね。
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「いだてん」第20話

2019/06/02 12:11
日曜日にはジョン・カリーの映画を見に行こうと思っていたのですが、体調が思わしくないため、来週・・行けたらいいな。


1週遅れになってしまって今更ですが、少しだけ。

8年は長かった。
思えば当時の8年と今の8年ってかなり違うでしょうし、当時の30歳と今の30歳も、かなり違うでしょうね。

マスコミによる選手団吊し上げのシーンの毅然としたスヤさんの態度は、金栗の夢日記のシーンが活きている。
船上で初めて妻子がいることを明かした史実をもとに、夢日記のように、金メダリストの妻であると、トロフィーワイフ的に華々しく紹介されるより、むしろ夫を毅然と庇う方がドラマのヒロインとしては映える。
夢日記のシーンとの対比により、彼女が立派に見えるようになっている。

このマスコミの酷い態度は、史実かなあ。
いや、「あさが来た」でも、とにかくマスコミをマスゴミ的に酷く書けばウケるみたいな風潮もあるのではと思って。
視聴率ばっかり言うマスコミへの意趣返しかとうがった見方もしてしまうが。
史実の事は知らないので、なんとも言えませんが。

駅伝は、マスコミの協賛があってこそだったのになあ。
むしろだから偉そうになってしまうのかもしれませんが。

第一回の参加より格段に進歩しているので、選手たちはもちろん体協も、そんな非難する内容ではないと思うけど。
参加人数も増えたし待遇も改善されてるし、結果だって、2回目の参加であることを思えば、全然悪くないと思うけど。

またこの報告会という存在そのものの是非ですね。
ドラマの監督さんは、報告会なんてものがあるのは日本だけと雑誌で語っていたとのことですが、報告会という言葉だけだとあってもいい気がしますが、あんな絵面的にも吊し上げみたいな、あんなものなら、たしかになくてもいいと思う。
マスコミ及び、私たち全体への戒めの場面と受け取りました。

大体の大河ドラマは、見せ場の合戦とか最後に来るので、ここで予算使ったんだなってなるけど、前半主人公の金栗四三の場合、初のオリンピック日本人選手であるストックホルム五輪、ここに一番気合と予算を使ったであろうと思われるのは見ていて分かるので、どうしてもそれ以降が予算不足っぽく見えてしまう。

が、駅伝にしても、今回のアントワープ五輪にしても、全部に全力投入できない長丁場ドラマで、上手く工夫をしているところが伝わってくるのは良いと思います。
戦争の惨状の中の、プロジェクトマッピングを利用したマラソンシーンとか。

ちなみにベルギーは、第一次世界大戦ではかなり被害を受けたようで、以前にも触れましたが、アガサ・クリスティのデビュー作「スタイルズ壮の怪事件」は、エルキュール・ポワロがベルギーから戦火を逃れてイギリスにやって来ます。
この時の難民船がトラウマで、ずっと船嫌いになってました。
親友のヘイスティングは、この大戦で負傷したイギリス兵で、療養にやってきています。

話を戻して、よくオリンピックを開催したと思う。
ベルギーの人たちや、西洋の選手たちにとって、このオリンピックはどういう思いのものだったのかを、ちらっとでもやってくれると良かったのですが。
金栗たちは、戦禍を見ても無関心っぽい描写なのかと思われたかもしれませんが、まあそんなものかなという気もします。
今現在、世界各地で紛争が絶えませんが、今日本人の誰がそんなに気にかけているのか。難民、移民問題にも冷たいし。

ちょっとアレっと思ったのが、シマちゃんと女子スポーツについての会話で、金栗は、ストックホルム五輪で女子選手を見ているはずなのですが。
日本の女子、もしくはマラソンの事を言ってたのかな。

あと、ストックホルム五輪ではあんなにNIPPON表記にこだわってたのに、今回普通にJAPANをニコニコ受け入れてたのは一体。
あの時倒れたとき、ニッポンでは通じなかったけどジャパンでは通じたからなのか、8年たって軟化したのかどうなのか、何か説明が欲しかった。

それにしても、金栗四三の生涯を見ると、オリンピックにうまく照準を合わせて活躍するという事が、いかに難しいことかがよく分かる。
でも前回も今回も、オリンピックに参加することによって何かを持ち帰っているのですよね。
大事なのはそこなんですね。

このアントワープ五輪で、テニスが日本初のメダルをもたらしましたが、そこはサラッとで、紀行で詳しく、のあたり、ドラマ本編は、あくまで敗者目線の作品なのだなと思いました。

ドイツの女子選手の投げ槍を見て(なげやりな金栗の心情とかけていたのかな)、女子スポーツ育成に目覚める予感の金栗ですが、以前にも触れましたが、旧東ドイツの女子陸上選手ドーピング問題を思い出さざる得なかった。
後遺症に苦しむ選手が可哀そうだった。
ドラマ前半でも言っていた、スポーツは国力を示す手段になるというセリフ。
オリンピックというものは、闇も深い。

50年後、100年後も若者がスポーツを楽しんでほしいという嘉納先生。
去年のスポーツ界の不祥事の数々を思うと、現在への皮肉に思えた場面だった。

もう自分は古いと引退の永井先生だが、そういう思いで引退したのかどうかは謎。
肋木はいまではタオル掛けですが、永井先生的な体育教育が、その後むしろ主流なんじゃないかな。
スウェーデン体操って、号令で動くもので、今でもあるんじゃないかな。
現在、これからまたどうなるかは分かりませんが。

きちんと食事をとるよう指導していたり、厳しくて極端な所はあったかもしれないけど、生徒にはけっこう慕われていたという話も聞きますけど。
肋木ばっかり強調されてたけど、平均台や跳び箱も普及させたんじゃなかったっけ。

基礎重視の永井先生と、個性と楽しむこと重視の可児先生は、もっと対立していたはずだと思うのですが、本作
ではむしろ、面白コンビみたいで、これはこれでドラマ的には面白かったかな。
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SPUR(シュプール)7月号町田樹さん対談(その3)

2019/05/30 00:09
性差の事でもう少しだけ、町田君の「火の鳥」やジョニーの白鳥といった、バレエでは女性がやる役柄を、フィギュアスケートでは男性がやることがある。

ジュニアの時に町田君「白鳥の湖」滑っていたけど、あれも多分白鳥を演じていたのでしょう。
バレエでは、ボーン版「白鳥の湖」みたいに、男性が白鳥をやるときは、かなり異色だと話題になる。
実際は雄も雌もいるはずなのだけど、鳥系はバレエでは女性のイメージだ。
フィギュアスケートでは普通に男性も滑る。

佳菜子さんが、「オペラ座の怪人」でSPとフリーで、ファントムとクリスティーヌをやるというユニークな試みをしていた事もあったと思う。
ダンスマガジンのトゥシューズ特集で、男性がトゥシューズで綺麗なポーズをとっている写真があり、そういう男性ダンサーもいるようですが(その号さがしてみようかな。ちなみに女装したりしているわけではない)、まず異色なので、バレエよりフィギュアスケートの方が、性差はないと思います。

で、今回は、外からの物語化で消費されてしまい、フィギュアスケートの、プロ化していない若年のアマチュアスポーツ選手故に、それに対して対抗する適切な言葉を持たない問題。
かつての安藤美姫さんを思い出しましたね。

後なぜか、岩崎恭子さんも思い出しました。
競泳ですが、バルセロナ五輪で史上最年少のわずか14歳で金メダルをとってしまい、それ故に家族共々地獄を見るハメになった。
ドキュメンタリーも以前見たのですが、あどけなく可愛らしい外見も災いしたのか、変なストーカーみたいなのに狙われたり。
しかも当時まだストーカーという言葉もない時代でしたからね。
対抗する術もなく、潰され、可哀そうでした。
ドキュメンタリーでは、後に乗り越え、明るく水泳の先生やっていて救われましたが。

アスリートはタレントやアイドルではなく、特に未成年者ほどそういう風に扱ってはならない。
タレントやアイドルを馬鹿にしてるわけではなく、そういう人たちになら何をしてもいいということでもなく、未成年者アスリートは、守ってくれる事務所もなく、自身のキャラクターを出していく仕事をしているわけでもない。
ただ、競技に一生懸命な存在なのだから。

そもそもスポーツ報道は、かなりレベルが低い。、選手にしょうもない質問したり。
あと、何食べたとか。
オリンピック報道にうんざりする人が多いのは、
その競技の事や、選手の技能についてより、半ば勝手に創り上げた、その選手の物語性だのばかり報道するからでしょう。
視聴者側もレベルが低いのかもしれないが。

対抗するために、もしくはただ生きていくためだけにも、適切な言葉を持つ能力というのは大事ともいえると思います。
私はアスリートでもなく、未成年でもなく、ただのおばさんですが、その能力はまだ持てていないと思う。

アスリートでなくても誰にとっても、
言葉を持つということは、生きていくことであり、人生という表現活動なんですね。

他にもいろいろ感銘を受けましたが、とりあえずこのあたりで。
インタビュアーが武田砂鉄さんならではの内容になっていたと思います。
武田砂鉄さんは、過去町田樹さんの事を二度ほど語っていましたが、今回もですが、町田さんの演技そのものについては触れたことないので、その辺り不満に思う人も見かけます。

でも、演技についてはもう多くの人が語ってくれていますし、(特にフモフモさんのコラム、幾度か町田君のことも取り上げてくれていて、いつも面白く、「町田樹の世界」にも入れて欲しかったくらいだった)、それとは違った、自身の角度から切り込んでくれていて、全部に同意とかではなくとも、こういう切り口もあっていいのではないか。

おそらく砂鉄さん的には、町田さんはマスコミの思い描く物語に安易に乗らなかった人であり、それ故に好きになったのだと思う。

ダンスマガジンの方も読みましたが、こちらはこちらでダンスマガジンらしい内容になっていて、また違ったおもしろさがありました。
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SPUR(シュプール)7月号町田樹さん対談(その2)

2019/05/26 14:25
前回の続きですが、性差について町田さんの演技を振り返りましたが、今回は競技について。

世間の潮流として性差をなくしていこうという動きがあることも知りませんでしたが、2018-2019シーズンは、女子の高難度化と、男子の演技時間が女子と同じになったこともあり、技術点がたしかにかなり近くなった印象がありますね。
紀平梨花さんの技術点が、たしか全日本でも男子のかなり上位になっていた事は、男子何やってんだみたいな意見が見られ、私もちょっとそう思っていました。
が、それ自体偏見だったのかもしれない。
男女比べてどうこうは無意味だという意見もありましたし。

男子はパワフルなジャンプ、女子はスパイラルやレイバックスピンといった、女子ならではの曲線を生かした優美さを見せてほしいと思っていましたが、それは一種の差別だったのだろうか。
性別ではなく個人の資質で見るべきなのかな。
今では男子も当たり前にやっているキャメルスピンも、昔は女子の技だったようですし。
男子のキャメルスピンいいですよね。

私は、自分では偏見はないつもりでいましたが、「女性が男性よりも軽々と4回転を跳んでいたり、一方で男性が女性より格段に優雅に踊っていたりする。そこを個性として捉え」、のあたり、そう捉える視点が私にはなかった事に気づき、ハッとしました。
自身の演技といい、本当に性別に偏見がない人なんだな。

でもねえ、今軽々と4回転を跳んでる女子って、小枝みたいな少女じゃないですか。
ツルシンバエワ選手は、シニアの19歳で公式戦で成功させたというのは大きいですが。
どうしても身体は大丈夫かとマイナスに捉えてしまいます。
男子と女子では身体が違うことは事実で、女子には月経という問題があり、やりすぎると今ではなく、後の人生に、骨粗しょう症という後遺症が降りかかってくる。

どうしても、身体がまだ出来上がってない女子に、男子並みのジャンプをさせるなんて、と思ってしまう。
コーチは考えてはいるでしょうから、素人がどうこういっても仕方ないですが。
紀平さんも、3Aの練習で首の骨がズレたことがあるみたいな事いってたし、跳ぶための低すぎる体脂肪率だって女子としては異常でしょう。

みんながみんな、男子並みのジャンプを個性にしなくてもいいとはいえ、トップ目指すなら、他の選手がやればどうしても自分もと思ってしまうでしょう。
ジャンプのGOE(出来栄え)の幅が広がったことは、個性の多様性においてはいい事かもしれませんが、
ルールがどうあれ、やっぱりジャンプ以外がよっぽど悪くない限り、高難度ジャンプを跳ぶ選手が上位にこないと世間も納得しないところがあります。

そのあたりどう考えているのか、女子選手の低年齢化を懸念していたのと矛盾してないか、と思うと、単純に諸手を上げて賛成とは言えませんし、そんな単純に性差をなくしていいのかという気はしますが、
新鮮な見方を提示してくれたという思いはあります。

衣装は、女子はパンツ衣装も認められていますが、着る人少ないですね。
不利になるという意見も見ましたが、そんな事ないと思います。
ロシアのジュニア女子がたしか着用してましたが、不利になってるようには見えなかったし。
ペアの女子はよく着用してますね。
男性のサポートもあって、身体の線が綺麗に見えます。

他競技でいえば、不思議に思うのは体操でしょうか。
女子はキラキラカラフルなレオタードで、男子は簡素なユニホーム。
種目も男女によって違いますが、あん馬はなくして、男子も平均台いれてもいい気がする。
素人考えですが。あん馬って、あれ、ねえ・・・・・・いる??(好きな人ごめんなさい・・)

共通種目である床ですが、なんで女子だけ音楽ありなのか。

体操も男子は力強さ、女子には優美さを求めていて、それが当たり前に思ってました。
体操は町田君は、基本的に音楽がないせいか、アーティステックスポーツには入れてないので、また違うかもしれません。

他はシンクロ・・・今はアーティステックスイミング、昔「ウォーターボーイズ」という映画がヒットして、面白かったですが、男子は今だ参入できない分野ですね。
たしか男女ペアという種目はあった気がしますが。

男子新体操も、一時はもてはやされましたが、結局国体から外されたままでしたっけ。
チアリーディングなんかも、男子いますが、少ないですよね。
ちなみに女子応援団というのも、ありますが少ないですし。

日常でいえば、昔はランドセルは男子は黒、女子は赤でしたが、今けっこうカラフルな印象があります。
これはいい事だと思います。男女で色分けする必要はない。

幼児から、男子はブルー、女子はピンクとか色分けするのはやめた方がいいように思います。
「KENJIの部屋」の持ち物チェックで、ケンジ先生から「黒が好きなの?」と聞かれて、「ピンクの手帳もありますよ」となんだかちょっとムキになって答えた(ように見えた)のは、安易な色が好きと思われたくなたっかからかもしれないな。

またいったん切ります。
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SPUR(シュプール)7月号町田樹さん対談(その1)

2019/05/26 03:14
武田砂鉄さんとの対談、いい記事でしたね。また小さい字で・・・・
ページ数自体はさほど多くないけど、静かにゆっくりと、言葉を探しながら、というものだったそうで、時間はけっこう長くかかったのではないかと思います。
また、そうした様子も伝えてくれたことで、町田さんが、誠実に語ろうとしてくれていることが分かります。

振付法など、興味深いお話色々ありましたが、個人的に性差の話が特に印象深かったです。
以前、ジョン・カリーの今回の映画についての話で、性的マイノリティだった事については、そんなに関心はない、
そういう作品なら他にもあるし、色々論じられているし、的な発言に、いい意味で偏見がない人という感想を目にしましたが、たしかにそうなのだという事が、はっきりしたように思います。

私は、樹君は氷上の北島マヤとか言った覚えがあるけど、変化能力に驚いてきた。
「継ぐ者」では、緑のフリルをあしらった衣装、長めのヘアスタイルで、かといって女装しているとかいうわけでもなく、でもどことなくフェミニンで驚いた。
そんな樹君、見た事なかった。
女性っぽいというわけでもなく、むしろ妖精的というか、性別を超越した世界が広がっていた。

「ドン・キホーテ」では男性的(でも可愛い)、「ダブル・ビル」、「人間の条件」では、おそらくレディースの衣装で、やはり性別というのは感じさせなかった。

この性別という点で一番思い浮かぶのは、「あなたに逢いたくて」でしょうか。
衣装はパンツスタイルで、男性の衣装ですが、にも関わらず第一印象が「凄い!まっちーが乙女に見える!」でした。
その後、いやどうもこの歌詞の「あなた」を演じているのか。じゃあ男性なのかと思いましたが、たしかに男らしい箇所もあるのですが、女性としか思えない箇所もあり、混乱してました。

「町田樹の世界」でのクリスさんのこの作品についての所で、男と女を演じている、しかも一人で、と解釈し、町田君も伝わった事を喜んでいたとの事で、やっと腑に落ちました。
瞬時に見抜いたクリスさんはさすが。
公式で饒舌に色々語っているとはいえ、解釈の余白も残していてくれていたんだな。

また、「今日はこの表現で」みたいなことも言っていたようなので、日によって違っていたのかな。
女性ボーカルで、演者が男性とはいえ、いつも男と女だったとも限らないし、色々解釈の幅はありそうです。

町田君は、小柄で華奢な方ではあるけど、特に美形とかフェミニンな外見とかいうわけでもない、現役時代は思ってもみなかった、そんな中あそこまで多様な、町田樹自身も性別も超えた表現をしていたことに改めて感嘆しました。
いったん切ります。




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「いだてん」第19話「箱根駅伝」

2019/05/22 22:41
森山さん凄かったですね。
演じ分けとか、手間かかったと思います。

社会情勢描写不足、嘉納先生や金栗の、訓練や指導者描写不足等、色々思うところはありますが、今一番思うことは、ストックホルム編含め、オリンピックや競技スポーツを見るという事について、これほど考えさせられるドラマはない、ということです。

視聴率が悪いのはそもそも題材選びに失敗したからだという意見もありますが、これだけでも私にとっては、価値ある大河ドラマだと思っています。

競技スポーツは、麻薬のようなところがあると思います。
そう言っている選手もいるし、引退という引き際が難しいのもそのためでしょう。
今回は、選手にとっても指導者にとっても見る側にとっても、競技スポーツのある種の怖さが滲み出た回だった。

競技スポーツというのは、極論言えば全て身体には悪い。
スポーツというのは、適度にやってこそ身体にいいもので、やりすぎは身体に悪い。
最近体操をテレビで見てたけど、女子は156pで長身といわれる世界。ある種奇形を作る競技でもあると思いながら見ていた。
身体に悪い事をやっているのを見て喜ぶのは、非道なのだろうか。

フィギュアスケートだって、高度になればなるほど、明らかに身体に悪い。
しかし選手はそれを追い求め、コーチも後押しし、我々も見て喜ぶ。

まず本作の金栗、最初は純朴な田舎青年だったのが、マラソンに取り付かれて、アメリカ横断とか言い出すあたり、ラリってるかのようにさえ見える。
勘九郎さんの演技から、ここ最近伝わってくる狂気性。
脚本の意図したものかどうかは分からないけど。
何かに夢中な者は、自分勝手でエゴになりやすいというのもここのところよく出ている。
そして野口さん押し弱すぎ。

ちなみにアメリカの地名や数字がすぐでてくるあたり、そういえば地理の先生だっけ、と思い出しました。

今回の、箱根駅伝、足を痛めてボロボロになりながら無理やりゴールまで走らされて感動、という描写に、悪しき根性論礼賛だと単純に見て叩いている人もいるけど、それは浅い見方だと思う。
あえてやっているのだと思う。

第一回で、なんの悲劇だったか、フラフラになりながらのゴールを「酷いものだった」と言わせた永井先生を、本作は悪人描写にはしていない。そういう視点はちゃんと持っているドラマだ。
主人公側が正義で対立側が悪という、単純構成の作品ではない。

ちなみに、「12時には飯を食え」で印象的だった今回の永井先生は、訓練中倒れる生徒が多いのを不審に思ったら、まともに朝ご飯食べてない生徒が多かったので、ちゃんと食べさすように通達したりもしていたそうで、欠点や功罪はありながら、常識的なところもあったりしたようだ。
ただ、正論だけでは進展していかないのもたしか、なのだが、正論を欠いた諸々の雑な暴走が、幻の東京五輪、さらには日本全体の暴走にも繋がっていってしまったところもある。

岸さんは、今回ボロボロゴールで感動というわけではなく、その前から、懐疑的だったマラソン、駅伝にワクワクしてきていた。
今に比べて規模は小さいけど、みんなで襷をつないでいって競うというのは、やっぱりワクワクすると思う。
「そんなに走ってなんになる」と言ってたのに、その魅力にはまっていくのは、私は分かる。

駅伝のノリが嫌いという人もいて、そういう人にとっては、前回と今回はしらける回だったかもしれないが、私はやっぱりワクワクしてしまう方なのだ。
皮肉にも、箱根駅伝のせいでマラソン選手が育たないと言われたりするのだが、それでもここまで正月の風物詩として続いて愛されてるのは、危険な魅力もあるからだ。
現在でも駅伝は、一人二人は必ず故障者が出るのだが、それこみで、ドラマとして見てしまう。

パワハラコーチみたいに暑苦しく叱咤激励する金栗、故障者が出ながら「感動的なものなのだからマラソンやりましょう」とコロっといってしまう岸さん、競技スポーツの残酷性をあえて見せていると感じた。

同時に、日本が勝つとか、そういう問題ではない、というセリフ、抜かれた敗者側に視点を合わせた作り方、敗者に優しい視点は一貫していて、怖さと同時に、やはり感動もしてしまう作りになっている。
今ではマラソンは、夏のオリンピックの花形競技だが、何にここまで魅かれるのだろうと、改めて考えてしまった。

もちろん、例えばフィギュアスケートでも、怪我を押して無理に出場というのを美談にするべきではないという意見は多い。
ぱっと思い浮かぶのは、昔中国杯での羽生君流血事件。それでも出場した件。
あれを感動したという人は少ないだろう。むしろ申し訳ないが、嫌なもの見せられたと思ってしまった。
駅伝で這いながらの女子選手もいたけど、あれも嫌悪感持っただけで、感動した人はいないと思う。
それでも選手は頑張ってしまう場合、指導者や見る側はどうすればいいのかと思ってしまう。

結果はどうあれ、万全の状態で戦う姿が見たいのであって、怪我しても無理して頑張ってる姿なんて見たくないから、怪我には気を付けて、無理しないでと思うのだが、ロシア大会の時の羽生君や、全日本の宇野君にしても、心打たれてしまうものはどうしてもある。

マラソンや駅伝は、どうしてもフラフラゴールになりやすいし、それまで感動ポルノみたいに言われると、競技自体の否定になってしまう。
多少のことなら頑張れと思ってしまうし、無理もしてしまうものだろう。

なんともとっ散らかった感想になってしまったが、スポーツ黎明期と現在、進歩していないところや解決してない所は多いものだなと思った回でありました。
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プリンスアイスワールド2019テレビ放送

2019/05/20 23:32
プリンスアイスワールドがBS東京で、町田樹withA(町田樹解説、アナウンサー板垣さん、野沢さん)で昨日2時間半にわたって放映されました。

実際行かれた方は、どうしても不満な所はあるでしょうが、それが分かるのも、生で見た者の特権でしょう。

最初のチーム演技「白鳥の湖」。
樹君の解説に共感しました。
スケートの特権であるスピード感を出している時は、たしかにバレエ群舞より動的な感じが出ているけど、そうでないとき、「四羽の白鳥」っぽいところなんかは、どうしても粗が見える。
実際、不安定な氷の上でバレエの美しさを出すのは、かなり難しいでしょう。
バレエを見慣れている者からすると、きつく言えば汚く見えてしまう。
ここは訓練が必要ですね。

ゲスト、本田望結さん、華のある本田姉妹の中でも、見せ方が抜群に上手いですね。
高難度ジャンプを若くして跳ぶことで評判の妹、紗良さん。
難しいセカンドループに言及する樹さん。
スパイラルもうちょっとうまくなるといいね。

山本草太君、怪我から復帰、うまくいくといいですね。
「ユーアービューティフル」で、中庭健介さんの事に言及。
中庭さんは、こういう曲抜群でしたからね。
「ニューシネマパラダイス」も印象深かった。
彼は、世界選手権に縁のない人でもありましたね。全日本で台乗りしたときは枠がなく、枠ある時は僅差で行けず。

宇野昌磨君、バックヤード含め、楽しそうで何より。
歌舞伎メイク、歌舞伎というよりゴールデンボンバーと思ってしまいましたが。
小柄で手足短い分、アップテンポも上手ですよね。かっこいいです。
一種不思議な空気感がありました。
後半では違うナンバーも披露。どちらも素敵でした。
完全無欠の宇野昌磨、語呂いいな。

昌磨君は、個人的に勝手に思うことですが、前のマイペース発言の方が好きでした。
なんか、先輩リスペクトかどうか、言動は羽生君寄りになってきてるのがどうも。
羽生結弦は二人もいらない。(個人的考えです)。

メイクの話で思ったのが、ノービスやジュニアの女の子のメイク、濃すぎではないか、必要あるのか、いや、作品世界を表現するためだから必要なのだ、と色々言われてますが、濃すぎと思うことはある。
そう思うということは、作品世界や、その子に合ってないのだと思う。
その年齢のその子にあった作品とメイクが必要だと思います。

評判の村上佳菜子さんの「シンドラーのリスト」
振付の平山素子さんは有名なコンテンポラリーダンサーで、地元の方なので、私も昔舞台見に行ったこととかあります。
たしか佳菜子さんは以前にも振り付けてもらっていたと思います。
こういった作品なので、町田君の解説を期待していた声も多かったですが、むしろ解説は邪魔になると思ったのか、それともなんとも言いようがなかったのか、平山素子さんの簡単な紹介と、シンプルな照明なので影が印象的という事だけでしたね。
影あんまり見えなかったので、今回全体に言えることですが、もうちょっと引いて欲しかったな。
解説聞きたかったきもしますが、見るものに解釈は委ねる系なので、これでよかったかもしれません。

非常に評価が高いですが、個人的には正直ちょっと苦手系。
平山さんらしい作品ですが、私が苦手なコンテンポラリー、辛気臭い曲で辛気臭くクネクネする、やってる方は気持ちいいかもしれんが、というコンテンポラリーが苦手で(というか、コンテンポラリーって大体そういうの)、ちょっと引いてしまった。
椅子を使った作品というのは、昔モダンバレエで流行っていたと思いますが、そういう意味でもやや古臭さをかんじてしまった。

もっとも佳菜子さんの、町田君っぽく言えば相貌は、新たな魅力を発散していたと思いますし、ジャンプのないコンテンポラリーダンスを氷上でやっていたという意味では興味深かったですが、スケートでやらなくても良かった気もしてしまった。逆に、地上でこれを踊る佳菜子さんが見てみたいと思いました。
実際彼女の相貌は、コンテンポラリーに向いているかも。
地上ではザハロワがやっていたか。平山さん自身も踊ってたかな。
昔見たおぼえがあるなー。「Revelation」。
個人的感想なので。もうちょっと遠くで、生で見たら印象が違うのではないかと思います。影とか良く見えなかったしな。

実際佳菜子さんは、地上で踊るとしたら、クラシックとかより平山素子さん的コンテンポラリーが合ってるように思います。

チーム演技で、良質な2Aに関して、4回転時代に、そうではない1回転とか2回転とかバカにする向きもありますが(低く見る、とかでなくバカにする、と言い捨てるような口調)、工夫によって表現手段になる、のあたり、樹君の「ドン・キホーテ」とダブル・ビル「楽興の時」で、シングルジャンプをとてもおしゃれに、効果的なアクセントとして使っていた事を思い出しました。

ゲストスケーターとチームの衣装の色を青系にして統一感を持たせ、絡みを多くとったりは、なかなか良かったです。

先輩の本田さんには丁寧(重厚なバラードもいいけど、軽快な本田さんが久しぶりに見られて、ケンジ先生GJ)、後輩の刑事君や友野君には、愛あるいじりだったり、(二人ともかっこよかった。友野くん、オーディエンスに伝えようとする意欲、そう、それが彼の魅力ですよね)ジュニアにはあたたかく(真凛ちゃん頑張れ)、キッズにはメロメロで(笑)、チームには、時に厳しかったりユーモア交えたり(この会社働かなさすぎですねーwwしかし小平君は可愛いな)シンクロをこなす彼らへのリスペクトを感じたり、今回も楽しい解説でした。
樋口新葉さんのパワフルな演技も合ってましたね。

「なるほど」にもバリエーションがあって面白かったです。
今回のベスト賞は「シンクロナイズドスケーティングは、身体の交響」ですね。
これ言いたかった感がひしひしと伝わってきました(笑)。

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「いだてん」18話

2019/05/17 22:18
気が向いたときだけ、けっこう経ってからちらっと触れる大河感想。

前回に続き、清さんがいい仕事しました。
前回は、私たちがアスリートに対して抱く気持ちってこうかもな、でしたが、今回は、才能ある身近な人に対して抱く気持ちってこうなのかな、と。
夢を託す、というのかな、自分は平凡な人間ではあるけど、特別な人に対して夢を託せるから、頑張って生きていけるというか、アスリートにしても芸人にしても他の何かにしても、託された方は、知らんがな、かもしれないけど、清さんみたいに、妬むでもなく僻むでもなく、こういう方向に託せる人って素敵だなと思いました。
推しに対して抱く気持ちもそうかな。

今回、留学先にかぶれて帰ってきた3教授の、女子体育教育の迷走ぶりがユーモア交えて描かれましたが、
実際はここに、トクヨ先生より前のようですが、アメリカからの井口阿くりが、セーラー服とブルマを持ち帰ったりしてるようですが。
ちなみに私は、セーラー服もブルマも嫌いだったんだよな。
セーラー服、夏はともかく冬寒いんだよ。
振り回されるシマちゃんたち生徒ですが、こうして手探りで発展していったんだなと感慨深いです。
嘉納先生の、競技場作れば、あなたたちの主張する体育全部できるじゃん、には笑いましたが。

ただ、今現在の女子スポーツも、前回の感想で触れたように、別の意味で問題山積みなんだよな。
そりゃ結果は残すようになってきましたよ。
しかし結果さえ残せばいいのか、という事である。
女子に限らなければ、昨年はスポーツ界の問題が噴出した年で、そのあたりのスポーツに対する不信感が、今年の大河の低視聴率にも多少影響しているのかもしれない。


ここからは、ちょっと本作に対する不満めいた感想になってしまいますが。
概ね本作は好きではありますが、ちょっと気になっている所など。

私は基本的に、その人物の、その過程を描かずに史実がこうだからこうなのだ、と言い張るような描写は、手抜きを感じて好きではない。
主人公、金栗四三に関して、ストックホルム五輪前あたりで、いつの間にかやたら後輩に慕われているのは唐突に感じたし、実次兄さんが、四三に肩入れするのも、そこまでの描写不足のように感じた。

まあそれは、概ね本作が好きなので、ここまではスルーできていたのだが、今、ランニング本とか出版しているはずなのだが、指導者としての描写がまるっきり不足していると思う。
秋葉君だっけ?いきなり愛弟子とか言われても。

色々キャラが立ってる魅力的な人物が多い割に、重要なはずの人物のキャラが立ってない問題。
天狗倶楽部で、一番の重要人物のはずの押川春朗の影が薄かった。多分いつの間にかもう死んでると思うのだが。まあ金栗的には吉岡信敬が重要人物だろうからいいかもしれないが。
前から一番気になってたのが、もう大分前からけっこう出ていて、重要人物のはずの野口源三郎の印象がめっちゃ薄い件。
下手したら名前も知らず、ほとんどセリフもない実次兄の嫁の方がインパクトあったりする。

野口や秋葉(だったっけ)といった後輩、教え子以外のキャラクターは力入ってて面白いだけに、クドカン、もしかしてスポーツ興味ない?とか思ってしまう。
仮にそうでも、こういうテーマのドラマを書いている以上、そう思わせてはいかんでしょう。
ストックホルム編ではそう思わなかったのですが。
段々何かが出てきてしまっている?
スヤさんパートはもうちょっと削ってでも、後輩や教え子について、指導について、しっかりやって欲しい。

落語パートや時間軸の交差など、凝った構造が本作の魅力だと思いますが、主人公がぼやけてきてしまっては、元も子もない。
もっとも、四三さんちょっと酷いという感想もあるようですが、一つの道にまい進する人ってエゴの塊なところもありますよ。多分。

色々書きましたが、あくまで個人的に思ったことですけどね。
基本的に本作は好きですよ。
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「いだてん」第17話 

2019/05/10 23:09
また大分今更になってしまいましたが。

最初の清さんの台詞がいいですね。
私たちがアスリートに求めている事って、こういう事かも。
結果が伴えばもちろんそれに越したことはないですが、肝心なのはそこではなかったりするんだよ。
今回の主人公は、オリンピックで結果を出した人ではないけど、功績は残していて、多くの人に愛されている人ですからね。

勘九郎さんの演技いいですね。
人がいい所、お茶目な所、頑固なところ、ちょっと毒吐くところ、また一つの事に熱中する人特有の狂気性、様々な顔を見せてくれます。

土岐善麿記者、調べてみるとなかなか面白い人ですね。

紀行で紹介された愛知一中の日比野寛氏、久々に「それ本編でやれ」が出てしまいました。
今作では初かな。

世相をもう少し掘り下げて描いて欲しかった。第一次世界大戦で日本は一時好景気となり、戦争=儲かるみたいな考えが出てきてしまったのではないか、とか。
エンタメ大河として割り切って見れば面白いですが。

ストックホルムで大分予算を割いてしまったのか、初の駅伝描写は省エネ気味でしたが、時空を行き来して工夫が見られるのは良いです。
水泳でも駅伝でも、熱狂と、やや冷めた目線が混じるのも良いです。
しかしいきなり愛弟子とかいう人まで現れたが、指導くらいもうちょっと見たかったな。

ちらちら見て回って、今回の他と感想がちょっと違うところ。
スポーツの女性参加のあたりですね。
嘉納先生まで保守的という意見が多いですが(ちなみにあそこはわざわざナレーションいらなかったな。見りゃ分かるよ)、男子でも倒れたり怪我したり、死人まで出ていて危険なマラソンを、あの時点で女性が「やってみたい」と言って「そうか、ではやれ」と言う方が無責任で馬鹿みたいではないか。

吉岡天狗の言い方は酷いけどね。
今でこそ真剣にスポーツする姿が美しいことは性別関係ない事を知ってるけど、当時はね・・・

で、ここからが肝心なのだが、女性は男性と身体が違う、激しいスポーツするようには出来ておらず、子供産むために出来ている。色々な体質があることは置いておくと、これは差別ではなく事実です。
これを踏まえず無茶したせいで、苦しんでいる元女性アスリートは多いのです。

無月経、生理不順、それに伴う不妊や骨粗しょう症といった後遺症。
子供を産むためというと拒否反応示す人が多いけど、実際スポーツで産めない身体になった人に対してどう言うのでしょう。
女性は子供産む道具じゃないんだからいいじゃんとでも言うのか。
骨粗鬆症、摂食障害の問題も深刻です。

今回の女性差別より、生理でも体育休むなとかいう校則があるらしいことや、女子選手への不適切な指導の方が怖い。

ちなみにトクヨ先生は、マラソンに無理解なのであって、女子スポーツに無理解なわけではないからね。
高価な道具もいらないので、貧しい国や地域の人でも這いあがれるのもたしか。

嘉納先生の台詞は間違ってはいない。
でも、正解でもない。やりたいという願いに、教育者なら寄り添うべき。

女子(男子もだけど、特に女子)スポーツと健康との両立が、現代の課題である。
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町田樹セレクション 世界選手権スペシャルアワード2019

2019/05/03 12:29

ワールド・フィギュアスケート 85
新書館

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またかなり今更になってしまいましたが、こちらの雑誌に、世界選手権での、町田君独自の賞が4ページ記載されています。
なかなかユニークな企画ですね。

競技結果だけでは伝えきることのできない、というもので、ともすれば競技を否定的に見ていると捉えかねませんが、そういうわけではない事も分かると思います。
ご自身、必死で上を目指し、ついに世界選手権の表彰台に乗るまでになった矜持もあり(競技者として世界トップだった期間は短かったですが、潔さも彼の魅力の一つ)、まずメダリストたちに敬意と祝意を示している。
結果だけではないというのは、決して結果はどうでもいいという意味ではない。
そして、高難度ジャンプの賞もちゃんとある。
その上で、それだけではないフィギュアスケートの魅力も伝えようとしていて、バランス感覚の良さを感じました。

スケオタ界というのは、ファンが代理戦争でもしているかのようなギスギスした部分もあり、ネットというのはそういう部分も垣間見せてしまいますが、皆さん独自の賞を贈ってみてはいかかでしょうか、の一文は、そうしたギスギスした見方に一石を投じる効果を感じました。
自分の見方を押し付けていない所もいいですね。

らしくて笑っちゃったところは、千秋楽とか言っちゃうところ。
プロミス賞で、プリンシバルへと成長する予感とか言っちゃうところ。
バレエダンサーではないのにプリンシバルになってどうするww
ま、言いたいことはわかりますけどね。

今回では、坂本花織選手のスケーティングを評価されていたのが嬉しかったです。

Le patinage artistique賞、いわば芸術的だった賞ということで、これも町田君らしい。
シングルは今回入ってなかったですが、昌磨君の調子が良ければSP「天国の階段」が入ってたかもしれません。
ちなみに私はあれは、全日本の時の黒にキラキラの衣装が好きでしたけどね。

ワイドショーで、ネイサン、羽生君、昌磨君のSPで、昌磨君の「天国の階段」が一番芸術性が高いプログラムと言ってたことについては、若干噛みつき気味の人もみかけましたが、芸術性が高いという言い方をすれば、私もそうだと思う。
一番楽しいプログラムという言い方をすればネイサンの「キャラバン」でしょうし、一番芸術性が高い=一番優れたプログラムと言っているわけでもないので(競技プロですし、芸術的なものが好きという人ばかりでもない)、そんな噛みつくこともないと思う。
他は良くないと言ってるわけでもないですからね。

最後のフジテレビはどうかなあ。
地上波はやはりストレスが多かった。
アイスコープはいいけど、天井カメラもやっぱりストレスだし。
地上波は大事だよ。
言い忘れてたけど、ヴィンセント君は、ゾウじゃなくてジョウだよ、フジテレビよ。
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「いだてん」第16回ちょっとだけ

2019/05/01 10:59
「いだてん」第16回「ベルリンの壁」で、感想というか、ドッジボールの時と同じく、ちょっと他と感想が違った所。
上京してきたスヤさんに、四三さんが「帰って」と言う所ですね。

四三酷い酷い声多かったですが、私には究極のノロケに見えました。
これは史実のようですが、たしかに字面だけみたら酷いと思うかもしれません。
脚本だけ読んだら。実際ガイドブックあらすじのここの部分読んだときは、酷いなと思いましたしね。

でもドラマではそう思わなかった。勘九郎さんの演技の妙でしょう。
お向かいに美少女が住んでますが、それには全然心乱されてる様子はない。邪魔になってない。
が、スヤさんがいると、邪魔になってしまう。
これノロケでしょう。
特別好きでなかったら、食べ物持ってきてくれて、掃除してくれて、無料の家政婦ラッキーと思うところでしょう。
でもそうじゃないんです。邪魔になってしまうほどの特別な存在なんです。
後の無念さを増幅させるための仕掛けにもなっているのでしょう。
ま、酷いと思った人も、幾江さんのキレっぷりにすっとしたことでしょう。実次兄ちゃんは災難ですが。

足袋屋代役初登場ですね。悪くはないけど、ピエールがやっぱり存在感あったなあ。
全く何てこと。

第一次世界大戦については、割とすっと流したかんじですが、主人公が関わってるわけではないので、こんなもんでしょう。
赤毛のアン最終シリーズ「アンの娘リラ」は、ほとんど丸ごと第一次世界大戦の世界です。
アンの息子二人が戦場に取られます。
アガサ・クリスティ自伝にもちょっと第一次世界大戦の様子の箇所がありますね。
かのエルキュール・ポワロは、この時のベルギーからの難民を見て思いついたキャラクターです。

全盛期に参加できるはずだったオリンピックを戦争に奪われた金栗四三、師匠を失った美濃部孝蔵(森山未來さん熱演!)、病気で水泳を失った田畑政治(前回の子役の上手さが秀逸)、それぞれの絡ませ方がドラマに厚みを持たせている。

これまで、ツッコミどころや不満が全然なかったわけではないけど、役者、脚本、演出が揃った、近年では秀逸な大河ドラマだと思います。
プロバカンダ的なところもないし。OPがちょっとなあ。音楽は好きですが。
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体育の記憶

2019/04/25 22:46
今更「いだてん」14話、というか、体育教育について思った事。

私は本当に体育苦手で、苦痛でした。
というか、全般的にトロかったので、学校自体が苦痛でしたが。
楽しい体育か、堅苦しい基礎の体育か、みたいな話でしたが、どちらにしても、運動能力には個人差があるので、どうしても全員参加なら、人よりできない子を責めたり馬鹿にしたりしない、それを体育には入れて欲しい。

他の科目の授業と違って、体育は能力の差がその場で表れるので、そういう目で見られると、本当どんな内容であっても、楽しむどころではないので、それだったら単調な事やらされてる方がマシだったりする。

今回可児先生が、ドッジボールの元となった球技を広めたということで、ネット上ではけっこう恨み節が多かったのはちょっと意外だった。
え、みんな楽しんでやってたように記憶しているが、そんな嫌いな人多かったの?
私は、遠い記憶すぎて定かではないですが、そんなに苦痛だった記憶はないかな。
もちろん体育ダメだったので好きではなかったですが、他の球技に比べれば、そんなに技術はいらないので、まだ気楽だった気がする。
逃げてればいいわけだし、ちょっと怖いけど、当たっても凄く痛いわけではないし、そんな責められるわけでもないし。
むしろ運動だめな者にとっては、他の球技よりは悪くない種目のような気がする。
ま、人にボール当てて喜ぶというの自体に抵抗や恐怖を抱く子もいるでしょうね。
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フィギュアスケートの、あまり楽しくない事

2019/04/21 20:52
以前にもこんなテーマで書いて、もう最後にすると言っていたのに、しかも世界選手権も終わってしばらく経つというのに、またこんな事いうのは良くないですが、分けると思うけど、多分最後、にする、かな。

いわゆるスケオタ界がどうこうみたいなやつで、そういうの見なくて演技だけライトに見ればいいわけですが、やはりこういうネット社会ですから、他の人の感想とか覗いてみたくなるわけですよ。
ドラマの感想とかもそうですが。
手軽にそういうこと出来る時代ですからね。
で、いわゆるアンチとか、ファン同士のどうのとか、アレな所も目に流れ込んできてしまうわけですよ。

やはり羽生君界隈に色々あるというか。(彼本人とは全く関係ない事)。
今まで羽生君ファンというのは、ある一派に苦しめられてきたはずである。
非常にどうでもいい事だが、悪質マオタというもので(真央さんや、一般の真央ファンとは関係ない)、真央さんと、同時代にフィギュア人気を支えた高橋君、彼女と同門の昌磨君、この3人を主に持ち上げ、(しつこいが3人本人と、彼らの一般のファンとは関係ない)、真央さんのライバルだったキム・ヨナさんのコーチだったブライアン・オーサーについた羽生選手を攻撃している。

この一派が唱える、オーサーとクリケットクラブの陰謀論攻撃に悩まされてきたはずなのだが、世選終わって(というかちょっと前から)、今度はラファエル(ネイサン・チェン選手のコーチ)とアメリカの陰謀みたいな事を言い出す羽生君ファンが、一部ちらほら見え出した有様。(あくまで一部ね)。
そういう陰謀論に傷ついてきたはずではなかったか。
トップ選手のこじれたファンというのは、その選手の絶対的なトップの座が危うくなってきた時、皆同じような事になるのかと呆れる思いだ。闇落ちという言葉が浮かぶ。

シングル選手の選手生命は短く、ルールも刻一刻と変わるので、ずっと絶対的な存在ではいられない。
それは当たり前の事だ。
また、ルールが自分好みでなくなるような場合もある。
ルール変更は、それが良かったかどうかは何年かたってみないと分からない場合もあるけど、推しの選手に不利になるように見えたり、ライバル選手に有利になるように見えたりする場合は、陰謀論がよく巻き起こる。
陰謀論の連鎖、そんなのは見たくなかった。

他には、ちょっと昌磨君が気になりだしたので、彼のファンと思しきTwitterなどを覗けば、連盟は彼を酷使しているだの、国別欠場した羽生君へのあてつけだのを多く目にして、がっくりしてしまった。
トップ選手は連盟に虐げられている論も、また連鎖している。
競技に出る出ないは本人が決めることで、むしろ宇野選手に失礼だ。

羽生選手に関しては、アンチの目に余る誹謗中傷はもちろん撲滅すべきで、最近やっと連盟が声明を出したりした。
羽生君の誹謗中傷記事を募集していたみたいなもので、そんな事してその人は何を得るというのか、理解に苦しむ行為だ。
羽生君本人も、こうしたアンチ行為には深く傷ついている旨を、以前言っていたと思う。

ただ、絶賛以外許さないという風潮もまた違うと思う。
今更またこんな事いうのもなんですが、「負けは死も同然」発言に対してちょっと批判的な事言ったら、アンチと同じ扱いとか。こんな気を使ってるつもりなのに。

銀メダル取ってこの言い草は、真意がどうこう以前に、ぱっと聞いた時、優勝した選手以外の演技はみんな死も同然なのかよと純粋に不快に思ったし、私にはペラいというか、そういう事言う人のスケートが、自分には好みではないのは当然だよなと思った。
なんでこういう事言うかな。
特にフィギュアスケートは、他の競技とは違うのだ。

死というワードについて、平昌五輪後の「死のうと思った」発言も、一部で叩かれていたようですが、あれとこれとは違うと思う。
あれは、私はあの場でああ発言したことについては、一定の理解はしている。

でも、今回はなあ。震災やテン君の事に絡めて、安易に死という言葉は云々という意見もあったし、私もそうも書いたのですが、でもやっぱりそういう事より、純粋にペラく感じ、だから演技が好きじゃないんだと思いました。

ただこれは、あくまでも好みの問題であることを強調したい。
私は好きじゃないというだけで、間違ってるとか非難してるわけではないです。
アンチではないことは言っておきたい。
演技も、羽生選手に表現力がないとは思わないけど、アスリート面が強く出すぎていて好みではないのだ。
他の人の言葉を借りれば、時々腕が気になるのと、音楽の世界観を理解して滑っていると思った事がない。

エキシビションでも、だんだん表現が強めになっていってしまう傾向があるように思う。
でもそれが彼の個性であり、それが好き、かっこいいと思う人がいたって全然構わないし、むしろそういう人の方が圧倒的に多いからこその、この人気なのでしょう。
アスリートとしての羽生君は、とても尊敬してますよ。

しかし羽生君に関しては、演技に関しても、ちょっと耳障りの良くない事いえば、アンチの活動だみたいな事言う人がいるのだ。
私はかつて高橋君ファン、後に町田君ファンだったが、ファンの間でもそうでない人の間でも、常に何でも絶賛だったわけではないし、言動でも演技でも、色々な意見や感想があった。
それで当然だと思う。
誹謗中傷でない限り、羽生君に関しても、あまり神経質にならないで欲しいと思う。

いったん切る。このテの楽しくない事は、多分あと一回ぐらいで終わりにしたい。
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これまでの大河ドラマと朝ドラ

2019/04/14 00:27
「いだてん」が第13話まで(オリンピック初出場青春篇まで)と「なつぞら」子供時代編が終わりましたが、これまでのところ、どちらも面白いです。
草刈正雄さんは、「真田丸」の真田昌幸は評判が良かったですが、私はいいと思わなかった。
が、今回の朝ドラでの祖父役は、打って変わって良いです。
昌幸と重ねてる人も見かけるけど、全然違うしやめて欲しい。
やっぱり脚本だなあ。
「いだてん」の加納治五郎と昌幸と重ねてるひともいるけど、あの昌幸嫌だったけど、この嘉納先生は好き。

BSでは「おしん」の再放送始まってますね。何度目か。
BS視聴だと、「おしん」と続けて見ることになり、この名作をぶつけてくるとは、今作なかなかの自信作という事かな。
ちなみに「おしん」はたしか日露戦争後あたりから始まるので、「いだてん」と割と時代的にかぶってるかな。

前作「まんぷく」は、なんでヒロインの夫の台湾ルーツを隠すのかという批判が多く、もっともだと思う。
ドラマでも、この人物がモデルと謳っている以上変えちゃいけない部分はあると思う。
「半分、青い」では、作品や商品は拝借しても、この人がモデルと謳ってるわけじゃなかったから、まだ良かったが。
そもそも、なんで妻をヒロインにしたのか。
有名人の妻パターンでは、「ゲゲゲの女房」は、ご本人の原作があるからまだ分かる。
「あぐり」もそう。
「てるてる家族」も、むしろヒロインの娘たちが有名だろうけど、これも娘婿(なかにし礼)の原作があるしね。
しかし「まんぷく」は意味不明。大河「花燃ゆ」と同じくらい不明。

実話系朝ドラの改変について、「あさが来た」をまた思い出したのだが、以前にも書いたけど、ヒロインの複雑な実家事情を省いたのは、まあいい。煩雑になりすぎるし。
実際は若くして亡くなった姉を生かしてダブルヒロインにしたのも、まあ上手く機能してたと思う。
が、夫の妾関連をなくしたのは良くなかったと思う。
視聴者への媚を感じた。五代友厚の描き方にしてもそう。
ヒロインの娘描写にいたっては、完全に改悪で、小芝風花さんが気の毒だったし、見ていてストレスだった。

「わろてんか」に至っては、全部改悪で、低迷していた実話系朝ドラの最低値を見た思いだった。
吉本せいさんに謝った方がいい。
「まんぷく」でもその傾向は回復しなかった。
改変が悪いわけではない。改悪が悪いのだ。

「いだてん」は、史実とかよく知らないけど、四三とスヤさんの淡い恋とか、多分あの辺ほとんど創作だと思う。
大河で恋バナは好まれないが、これはさほど反感を覚えないのは、ほんとに淡い程度の描き方にとどめているからだと思う。
なんで好きな人と結ばれず、嫁に行かなければならないのか云々とか喚かないしね。

「いだてん」は、東京五輪前年に放送ということで懸念された、プロバカンダ的なものをほとんど感じないのが良いです。スポーツの見方というのも考えさせられます。
そもそも、オリンピックで華々しく活躍できた人物が主人公ではない。

三島弥彦のターン。
予選敗退という、結果だけ見れば、あ、そうで終わってしまうものを、あそこまでエモく描いた手腕には唸らされました。
最後の力走の中の回想で、結果にはこだわらないとか、一度くらい負けてみたいとかいう以前の自分の台詞を思い出すシーン、明らかにあの場面では逆の事を思っているという事が、過度の演出なしにちゃんと伝わってくる。予選敗退それだけにも、これだけのドラマがあるのだ。

金栗四三のターン。
結果を知っている身としては辛い回ではあるのだが、そんな絶望回に「復活」というサブタイトルを付け「生きてて良かったね」という方向に持っていったのはさすが。

視聴率は苦戦してますし、色々苦難も降りかかってきますが、まさに大きな河を感じさせるドラマで、立派に大河ドラマだと思います。
なんとかカンベーみたいに、ブショーとブショーが近い距離で怒鳴り合っていれば本格大河だという薄っぺらいものとは違うのだよ。
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ペアSPを見て

2019/04/07 11:22

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もう今季の世界選手権も終わってしまったし今更ですが、この本はなかなか分かりやすいと思います。
それぞれのカテゴリーの選手紹介、ルール、お国事情など。
ペアとアイスダンスの説明は有難いです。
中国の選手の名前は、中国読み表記はいいけど、漢字も載せて欲しかった。
カタカナだけだと覚えにくい。あと、日本と同じく姓、名前の順なんだから、そう表記して欲しい。

ネット配信で、やっと世界選手権のペアとアイスダンスを少しづつ見ていて、ペアSPをこの間見ました。
大分昔よくフィギュアを見ていた頃と比べてみて、思った事。(記憶曖昧ですので、変な事言ってたらごめんなさい)。
ツイストは、大分どの組もダイナミックになりましたね。
ロシアでは、4回転ツイストに挑戦してるペアもあるとか。

スロージャンプは、おそらくサルコウが一番簡単かと思いますが(飛ばしやすいのかな)、今あんまりスローサルコウやるペアいなかった印象。
ループが多かったかな。あとはフリップ。
川口悠子さんのペアが以前挑戦していた4サルコウとか、そういうのに挑戦するペアは今いないようですね。
まだフリー見てないですが。

リフトは、以前はスターリフトとか、アクセルラッソーとか紹介されていた気がするけど、今はグループ3とか、そういう呼び名なのかな。
本を見ると、昔のスターリフトは、グループ3になるのかな。
この数字が上がっていくとレベルも上がるようで、私スターリフト好きだったんだけど、あんまりレベルが高くない
のか、今ほとんど見ないような。
これも色々ルールがあって、今季SPは、グループ4は必須だとか。
シンプルで綺麗なラインのリフト好きでしたが、いまけっこう複雑化してますねえ。
選手も大変だ。

あとは、昔はもっと男性は大柄で、女性は体操選手みたいに小柄で、身長差がもっとあったような気がしますが、いまは大柄ではない男性や、そんなに小柄でない女性もいて、身長差が昔ほどない気がしますね。
身長差がありすぎると、同調させるのがかえって大変という事も聞きますが、ペアに挑戦しやすくなってるかなと思います。
ペア競技、日本でももっと盛んになるといいですね。日本人に合ってるカテゴリーのように思います。
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フィギュアスケート競技の投げ込みについて

2019/03/31 16:02
やっと男子フリーを最終グループ以外にもちょこちょこ見ました。
ボーヤン君とコリヤダ君が良かったのが嬉しかったです。

刑事君も良かったですよ。
衣装が、素敵ですがウィリアム・テルっぽくない上に、重く見えて好きではないですが。
なかなかノーミスとはいかないですが、前みたいに大きく自爆することは少なくなってきてるし、少しづつでも彼なりの進歩がちゃんと見られます。
羽生君、宇野君と大きな開きがあるように見られがちですが、地方大会とかから見ていると、女子より競技人口が少ないとはいえ、あの位置に来るのは大変で凄いことなんです。
羽生君と同年代でもあるだけに、同じ試合に出ることも多くて辛い思いをしたりもしたかもしれませんが、私は刑事君のスケート大好きですよ。

さて、前の記事で、競技後の投げ込み、特に羽生選手の後のいわゆるプーシャワーについて、別にどうとも、そんな目くじら立てるほどの事かな、と他の選手の代弁みたいなことが嫌いなこともあり、そんな感じだったのですが、あれどうかという意見を多く見かけて、改めて録画を見ると、うん、やっぱり異様ですね。

私が今まで見た中で一番凄かった投げ込みは、いつのなんの大会かは正確には覚えていませんが(四大陸だったかな)、韓国開催でのキム・ヨナさんの時ですね。
滝のように凄まじく、きつい言い方すると、投げ込みって度が過ぎると汚物に見えるんだと思いました。
一人ひとりは良かれと思っての事でしょうし、ヨナさん自身に対してどうこうでは決してないですが。
それだけ絵面が汚かったし、ヨナさんに対する負担が大きいように感じられ、彼女が可哀そうに見えました。

それに比べればかなりマシに見えましたし、ぬいぐるみの方が回収が容易に見えますし、、また今シーズンでのロシア大会(ロステレコム杯)では、迅速に片付けるので遠慮なく投げ込んでね、といったノリだったみたいなので、それまでプーシャワーどうかと思っていたファンも、そんな堅く考えなくていいのかなと思った人もいたでしょう。
本人にしてもファンにしても、投げ込みは彼だけじゃないので、自分たちばっかり非難されるのかという思いもあるでしょう。
よって本人に何か控えるように言ってくれと要求するのは酷とは思っても、それでも何か言ってくれる人であって欲しかったという願望は多少ありましたけどね。

まあ、プーシャワーについては、アンチがネイサンを叩き棒にして叩いているようなのもチラホラ見られたので、同じにしてほしくないという思いもありましたね。
でも、競技について真剣に考えてのことで、という所も多かったですし、もう羽生選手も20代半ばですし、ああいうのはちょっとね。
それに今回運営側の見通しも甘かったのか、ワラワーガール(ボーイ)の数も少なかったようですし。
ただ多ければ多いで、氷もそれだけ削られるしね。

あれはやっぱり危ないです。
想定済みだった後続のネイサンは、落ち着いていて大人の対応でしたが、なので外野が代弁して騒がなくてもと思いましたが(前述したように他選手を利用したアンチとも思われたくなかったですし)、問題なのは本人がどうというよりも、見てる側が不公平と感じられるものがあったという事です。
何が起きるか分からないのが競技ですし、完全に公平は無理としても、取り除ける不公平は取り除こうよ、ということです。
度が過ぎると見た目も悪いですしね。

選手はなかなか言えないでしょうし、今回ラファエロコーチが、自分は羽生ファンだよ、と前置きしたうえであの投げ込みに苦言を呈してましたが、コーチとしては選手の言いにくいこともいって守るのも仕事でしょうから、当然の事だと思います。
そう言われる前に、気づけたら良かったのにね。

前にも書いたように、ジャパンオープンとか投げ込みなかったけど違和感も何もなかったですし、全面禁止にした方が良いと、結局そう思いました。真剣な競技の場ですし、拍手だけで十分ですね。
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