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zoom RSS 「真田丸」における忍城攻めのおかしさ

<<   作成日時 : 2016/06/22 20:28   >>

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その前に、北条攻めに官兵衛がいない事については他でもけっこう言われていたようで、今回信繁が使者をやっていたことから、主人公の、他人の功績横取りではないかとも一部で言われているようですが、そもそも功績になってないので、そこまでは思いませんでした。

いるはずなのにいない人物は、黒田官兵衛だけではないのですが、官兵衛の事を色々言われ、ここでも言及したのは、やはり一昨年の主人公であり、そこではまるで官兵衛が秀吉に天下を取らせたがごとく持ち上げまくっていたからでしょう。

その官兵衛が影も形もないとは、「真田丸」どうなってるんだというより、NHKどうなってるんだといったところでしょうか。

そもそも官兵衛が単騎で北条に乗り込んだなんて、逸話でしかなく、実際はなかったらしい。
当たり前だ。有岡城で散々な目にあって、長男も死ぬところだったのに、そんな事するわけがない。
それを、かっこ良さげだからってなんの工夫もなくやるから、「有岡城の教訓は??」となるのでしょう。
しかもその顛末ときたら、宇都宮一族の悲劇のことまですっかり忘れてたのかというほど、お粗末な有様。ただの本領安堵詐欺師と化していたのだった。
実際には秀吉はそんな約束などしておらん。
秀吉って酷いよねえとやりたかったのだろうが、官兵衛の健忘症ぶりばかりが際立っていた。

とにかく、つい最近の大河で官兵衛が北条攻めの立役者であるかのような描き方したのを見てた人にとって、その官兵衛がどこにもおらず、信繁が使者をやってるのを見れば困惑するのは当然でしょうし、功績横取りのように見えた人がいてもおかしくない。

何やら、信繁は裏の非公式の使者で、官兵衛は表の公式の使者とか苦しい言い訳してるようですが、そんな描写あったっけ?
視聴者の理解が足りないみたいな言い方どうよ。

そもそもこの戦の発端は、北条と真田の名胡桃事件ではなかったか。
なのに、真田の人間である信繁が氏政説得の使者って、創作としても変じゃないか?

で、忍城攻めだが、浅野家文書として、三成が忍城についた直後の、こんな書状がある。
ここからは「三成伝説」の22Pをそのまま引用するが、

「忍城攻めのことについては、大体準備はできました。しかし諸将は水攻めと決めてかかっているので、全く攻め寄せる気がありません」

この書状で注目すべきことは二つある、一つは水攻めに三成が批判的で、もっと積極的な攻撃が必要だと考えていたこと、もう一つは三成が忍城についた時点で、諸将はもうこの城を水攻めにすることを知らされていたということである。(引用ここまで)

秀吉が繰り返し、水攻めの指示を出したことも分かっている。
この水攻めは、莫大な費用がかかることからも、本作の三成描写がいかにおかしいか知れようと言うもの。
現場に立てば、ここを水攻め?絶対無理、とすぐに分かるような所らしい。

秀吉が何故水攻めにこだわったのか、城を落とすというより、豊臣にしか出来ないやり方を見せつけるパフォーマンス的意味合いがあったのかな、と。

この忍城攻めを三成と共に闘った諸将、
大谷吉継、長束正家、佐竹義宣、多賀谷重経、真田昌幸・・・・
多くが後の西軍である。
佐竹は家の事情もあり中立でしたが、義宣自身は、七将襲撃事件でも三成を擁護している。

今回三成をあんな描き方して、昌幸も直江も、なんで西軍についたんでしょうねー。
あんなイカれた男がいる側に、よくつきましたねー。
滅びたかったのかなー(棒

以前も書いたように、「史実ガー」と言いたいわけではない。
「裁定」の回は、創作でも面白かったですよ。
どの人物もそれなりに光ってましたし。
ところがすぐ次の回では、全員どうかしちゃったのではないかという有様。

三成の昌幸への態度は、あり得ないほど悪いですが、本作の昌幸もヘンテコなので、どうでもよくなってきました。

当初、制作側は、今までにない三成を、というような事を言っていました。
それは、未だかつてないほど悪態をつきまくる三成、ということでしょうか。
実際、ここまで無礼で態度の悪い三成は見たことありません。
もう見てないですが、そのあたりは、そのうちまたしつこく愚痴るかもしれません。すみませんね。

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