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戦国武将・石田三成のこと、漫画のことなどを語っていきたいなと思っています
よろしくお願いします
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夏バテ中・・・

2017/07/16 14:08
なんだかぼんやりしているこの頃です。

歴史というのは、従来言われていた通説が覆されたり、色々変わってくるものですが、古代も以前の教科書と違ってきているようですね。




コンビニで見つけましたが、薄くて安いので、さらっと見るのに良かったです。
写真もたくさんで、綺麗で見やすいですし。
ほんとにさらっと見るのに、ですけど。
専門の書籍はしんどいけど、という方にはいいんじゃないかな。

蘇我氏悪人説は疑問、ということ(これは最近盛んに言われていますね)、日本書紀は鵜呑みに出来ないという事、道鏡悪人説への疑問、等々。
道鏡と称徳天皇の関係についても、従来言われていた男女の仲というのは違うのではないか、とか。

古代には疎い(そもそも大抵疎いですけど)自分には、けっこう面白く見ました。
読む、というより見る、に近い感じ。
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暑い・・・

2017/07/09 16:42
週に一度くらいは、何かしら更新したいとは思っているのですが、元々怠け者の上に暑さにやられて、ますますぼんやりしているこの頃です。
それでも、冬よりはマシですが。







戦国関連の本につい手を出して、棚にしまったままにしてしまう事が多いのですが(元々怠け者・・・)、こちらも少しずつしか見られないでいますが、しかしこれは面白いので、お勧めです。
東郷隆氏は、たしか漫画「センゴク」シリーズにも協力している方だと思います。
元気出してもう少しちゃんと読みたいですが、これは読みやすいですし、なかなか面白いです。
戦場で、水はどうしてた、トイレは?とか、たしかにあまりドラマでは描かれない事柄などについても色々触れられていますし。
頭悪そうな感想・・というほどの感想にすらなっていなくて申し訳ないですが、とにかくお勧めという事で。
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いよいよ夏本番

2017/07/03 19:29
7月に入って、すっかり暑くなりましたね。
水分補給などに気を配り、熱中症には気を付けましょう。

私は寒がりなので、冬よりはいい季節です。

歴史関連の本などは、買ったはいいけど放りっぱなしになってしまったりしてますが、
最近では「信長公記」を少し読んだりしています。
「信長公記」といっても色々なヴァージョンや訳があるのですが、とりあえず今はこちらとか。

信長公記 (上) (教育社新書―原本現代訳)
教育社
太田 牛一

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自分の持ってる表紙とはちょっと違うものが出てきましたが、訳の方は同じなので、多分内容は同じだと思う。

首巻部分は、こちらと併用するといいかも。

信長公記で追う「桶狭間への道」 2012年 06月号 [雑誌]
インロック
2012-05-09

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・・・・と思ったけど、今中古でえらい高くなってしまってるんですね・・・・・。


信長というと苛烈なイメージばかり先行しますが、気の毒な乞食に同情して助けてやったり、人間的な面も見られたりします。大蛇をムキになって探したり、子供っぽい面なども。
まあ、やっぱりよく火は放ってますけどね・・・

今探せば、信長公記関連の講座や本など色々ありそうですが、深入りするとけっこう大変な分野のようです。
でもやっぱりなかなか面白いです。
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「歴史捜査」 築山殿事件

2017/06/24 17:58
今歴史番組がとても多く、あんまり見てはいないのですが、ごくたまに見る事もあります。
この間は、片岡愛之助さん司会のBS番組「歴史捜査」で築山殿事件についてやっているのを見ました。

家康も築山殿も、双方哀れだな、と思いましたね。
どちらが悪いという問題ではなく、強いて言えば乱世が悪い。

とりあえず、信長の命令説は、ここでも否定されていました。
この説は、今はどちらかと言えば後退気味ですね。
今年の大河ではどうなるかな。
築山殿事件は信長のせい、遠江侵攻とかは家臣のせい、とかにならなければいいけど。
ただ、ちらっとネットで見ただけでよくは知りませんが、信長が築山殿と信康の首実検をしたとも聞いたことがあり、全く関係ないということもないかもしれません。

しかし、あんまり無理強いして「じゃああんたと縁切って武田と組みますわ」となったら織田も困るので、どうかなあ。
そもそも信長の命令で仕方なく、というのもあまりにも情けない話ですし。

出元がたしか「甲陽軍鑑」(だった気がする)ので本当かどうか知りませんが、長篠合戦の時にはけっこう家康も信長に強気な事言ってるようで(早く援軍出してください。こっちは金ヶ崎、姉川の時は命がけで戦ったのに。出してくれなきゃ武田と組んで攻め込みますぞ)、信長の娘婿なので相談くらいはしたでしょうが、少なくとも信長に命令されて仕方なく、は考えにくいですし、それで妻子を殺す上司についていきたいとは思えないでしょう。

この事件は、天正7年(1579年)、家康37歳の時。

番組内容ですが、信長命令説の出典元は、「三河物語」
信康の正室で信長の娘の徳姫が、信長に色々言って・・・(夫が粗暴である、姑がイビッってくる。こいつら、パパを裏切って武田と通じようとしてるみたいよ)といった感じ。
「三河物語」は、それほど信憑性のない史料というわけではないのですが、徳川家臣(大久保氏)が書いたものだし、この件に関しては、どうだろう、といったところ。

江戸寛永年間に書かれた「当代記」では、信康は信長の娘婿でもあるので、一応相談に行ったところ、信長は「家康に任せる」と言った、とある。

「信長公記」ではどうかというと、一口に「信長公記」といっても様々なヴァージョンがあり(太田牛一もけっこう何度も手を入れているようですし、多くの写本が出回っている)、普通に考えて古いものほど当時に近く、正確だろうと考えられる。

で、新しい元禄12年のものは、この事件そのものが書かれていない。
真ん中頃の江戸初期あたりのものには、「不慮ニ狂乱」、つまり信康が急におかしくなった、とある。
そして最も古い(後でこの文章読み返していたら、最も新しい、と間違って書いていた。すみません。最も古い、です)、安土日記と呼ばれるものには「逆心」つまり謀反、ということばが出てくるのだ。
信康(とその家臣団、そして築山殿)による家康に対する謀反、これが真相であろう、と。

事件より4年前の天正3年(1575年)、「三河物語」によると、大賀弥四郎という人物によるクーデター未遂事件がおこっている。
この大賀弥四郎とは、岡崎町奉行だった大岡弥四郎とほぼ確定している。
この事件では、信康の重臣の半分くらいが関わっており、信康が知らなかったとは考えにくい。
これが後の事件に繋がってくる、というわけだ。

当時の状況としては、家康の浜松組と、信康の岡崎組との対立があった。
徳川分裂の危機。
その背後には、武田が大きくかかわっていた。
岡崎組は、武田の勢いに押されていて、織田ではなく武田と組んだ方がいいという目論見があった。
つまり長篠合戦以降も、武田は勢いがあったのだ。

信康と徳姫の不和もあったとみている。
「松平記」には、信康は粗暴な性格だったとある。
徳川方の史料なので鵜呑みにはできないが。

そしてこの事件についての数少ない貴重な一次史料、
「家忠日記」
西三河の国衆で、石川数正の家臣だった松平家忠の日記。

家康から、西三河の国衆は信康の所に詰める必要はないと言われたり、家康が岡崎組を警戒している様子が読み取れる。
また、築山殿が天正6年に、家忠に手紙を出している事も書かれていて、こうした立場の女性が家臣に直々に手紙を出すのは、かなり異例な事。
築山殿も関わっていると言わざる得ない。

家康も事件の二か月前に、仲直しのために信康の所に赴いたり、最悪の事態を避けようとしている様子も読み取れるが、結局上手くいかず、最悪の事態となった。

家族同士の殺し合いは戦国ではよくある事とはいえ、兄弟間が多い。
ましてや女性である正室を殺害したなんて、ちょっと他に知らない。
ここに、戦国の「女は口を出すな」、女性は本名すら表に出ないという意味が透けて見える気がする。
単なる男尊女卑ではなく、殺す事になるという事態を避けたいから、という事情もあったのではないか。

結婚当時は、今川重臣の娘だった築山殿の方が当時の家康より立場が上で、そうした事もマイナスに働いたのかもしれない。
家康はその後、賢女と言える人も側に置いているが、これ以降は必要以上に口を出させない気配りもしていたと思う。

家康は、信康と築山殿を、手厚く葬ったり、供養したりしている。
井伊直政を厚遇したのは、本人を気に入ったというのもあるだろうけど、築山殿の母親が井伊の人間だった事も関係しているだろう。
正室と嫡男を死なせたことは、家康にとって人生最大の痛恨事であり、黒歴史であり、トラウマともなってであろう。

後に家康は神格化されるが、時に冷徹な判断も下さねば、天下どころか生き残ることさえ不可能であったのだから、あまりな美化はそもそも無理がある。
黒くない戦国武将などいるはずがない。

築山殿がどういう人だったか、今では知る術もない。
悪女説やら色々あるけど、ああいう死に方した以上、よく書かれるはずもない。
信康も同様。
築山殿は、家康が今川から離反して独立した事で両親は死に追いやられているし、夫とは別居状態、織田方である姑とも嫁とも上手くやれず、不憫な人ではある。

家康と、信康や築山殿、どちらが悪いとか、平和な時代に生きる自分が、批難する筋合いもない。
こういう犠牲を出した以上、家康としては何が何でも生き延びる、勝者側になる、という執念を持ったのではないかと推測する。

家康の天下取りスイッチがいつ入ったかは知りませんが、この事件は大きかったと思います。
義信事件、秀次事件は、後から見ると武田、豊臣滅亡の遠因の一つとも捉えられてる向きもありますが、築山殿事件は、むしろこの痛恨事をバネにしたのではないかと思えるあたり、さすが家康です。
全て結果論ですし、考え方によりますけどね。
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「あさひなぐ」23巻

2017/06/17 13:57

あさひなぐ(23) (ビッグコミックス)
小学館
2017-06-16
こざき亜衣

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最後にこの作品について書いたのが何巻だったか忘れてしまいましたが、今これが最新刊だと思います。
スピリッツ連載中の、高校薙刀漫画。

乃木坂46を中心に、舞台化、映画化が決まっているようです。
映画のPV動画で見ましたが、なかなか良さそうです。

こうしたアイドルというだけで、即拒否反応起こす人とかいますが、自分は別に。
作者様も喜んでいらっしゃるようですし。

21巻の最後からこの23巻は、関東大会の様子が描かれていますが、河丸摂という、ユニークな新キャラが登場しています。
持病を持っている子ですが、その子なりの薙刀の付き合い方があり、どう薙刀と向き合うかは千差万別なんですね。
「私は武道がやりたいのであって、部活がやりたいわけではないのです。」
いいですね。
こういう関わり方があってもいい。

自分一堂寧々は嫌いなキャラですが、そもそもああいう考えで部活に入るという事自体がよく分からなかったし、(武道は人を敬う精神があってこそでは?よく知らないけど)他の國陵メンバーの先輩や先生の甘さもあり得ないと思ったし、部活に入らないで一人でやれば良かったのではと思わざる得なかった。
最初の方なんて、ほとんどキ〇ガイだったし。
一堂寧々が好きな方には申し訳ないですが、自分には不可解かつ不愉快なだけのキャラだった。
あれが何故人気だったのか。
今は多少軟化しましたが。

部活に恋に、旭ちゃんは青春真っ只中って感じですね。
自分には縁遠い・・・
夏之君が出てくる場面って、正直個人的にはあまり面白くないのですが、段々見やすくなってきてると思います。
いや、薙刀場面が秀逸なので、恋バナ場面は邪魔のように思えるんですよね。
でも不可欠な要素ではありますし。

全体的にこの作品の素晴らしい所は、とてもたくさんのキャラクターが出ていながら、それぞれキャラが立っていて、誰が主役でもおかしくないという所だと思います。
そんな中、主人公はちゃんと存在感ありますし。
顔の描き分けもちゃんとしていて、見分けがつかないという事もほとんどない。

今スピリッツの方では、絶対王者、熊本東高校の様子が描かれていますが、和歌山合宿の描写を思い出すと、「???」と思える所もあるのですが・・・・・
(島田さんはたしかに高校から始めたという描写が以前ありましたが、正木さんと百合音さんも高校から始めた事になっている。特に百合音さんは、寧々の幼馴染っぽい描写なかったっけ??)
設定を変えたのだと思いますが、ちょっとまずいのでは。
あれをなかった事にしろと?
百合音さんは、寧々と幼馴染だけど薙刀はやってなかった事にするとか?
なんにしても、面白いからいいか。頑張れ島田さん。

旭ちゃんの、今後の成長が楽しみです。
せっちゃんも、また出てきてほしいな。
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「センゴク外伝 桶狭間戦記」全五巻

2017/06/09 20:06

センゴク外伝 桶狭間戦記(1) (ヤングマガジンコミックス)
講談社
2013-08-23
宮下英樹

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とにかく、今川義元がかっこいい!


それに尽きますね。
非常にユニークにかっこよく描かれています。

装丁も良いですね。
タイトル文字が、赤光りしている。
そして1巻の帯がいい!
1巻では、今川義元と太原雪斎が帯で光ってます。
邪魔になりませんし。
しかし今だともう、帯付きは難しいかもしれません。

最終巻の5巻は、高い方(特装版)にすると、宮下英樹先生のイラスト付の絵本信長公記(今川義元討死の事)がついてきますよ。
信長公記は、陽明本とか天理本とかありますが、この付録は陽明本っぽいですね。

信長は、苛烈な所はイメージ通りですが、割と華奢で女装好きだったり、意外に情に脆い部分もある所も入れています。
本編の方でも、けっこう親バカだったり女性に優しかったりしてますしね。

織田といえば信長ばかり注目されますが、礎はその祖父、織田信定が築いた。(津島を経済基盤に)。
そしてあまり注目されることのない信長の父、織田信秀にけっこう量を割いている。
織田信秀も有能な武将でしたが、それでも今川義元には適わなかった。(最初は勝ってたけど)。
武田信玄、北条氏康、いずれも義元と戦っても勝てないと踏んだから三国同盟が成ったわけで、海道一の弓取りと呼ばれる今川義元が、いかに優れた武将だったかが伺える。

今川義元が織田信秀を凌駕し、その義元を信長が凌駕する。
そのらせん構造に痺れます。
そしてそこには、幼い後の家康もいる。
後の秀吉もちらっと出演してますし。

平手政秀割腹の解釈にも唸らされました。
もちろん真相は分かりませんが、こういうフィクションが見たいのです。

桶狭間合戦については、今勉強しているのですが、もうこれは、関ヶ原合戦もそうですが、様々な説があり、結果(どちらが勝ってどちらが負けたか)以外の事はほとんど分かってないといってもいいくらいです。
双方の進軍ルートさえはっきりしてない。
(地図を参照して、合理的に考えればこうだろう、というのはありますが。)
今川のこの時の尾張への進軍理由にしても、様々な説がある。

よって今作も、漫画でもありこれが正しいとかいうわけではないのでしょうが、一定の説得力があり、惹きつけられます。
大将が討ち取られるという、敗戦でも稀な大失態で、何故討ち取られたかは謎の一つでしょうが、その最期もまた、かっこよく描かれています。

現地に何度も足を運んで取材されているのも好感が持てますし(専門家でも、現地に来ないで書く人もいるらしい)、かっこいい今川義元が見たい人にはお勧めです。
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「おんな城主 直虎」 第二十一回「ぬしの名は」

2017/06/02 20:10
このドラマがお好きな方はスルーで



いい加減にしか見てなかったのであんまり言えないのでさらっとですが。
ちょっと今回酷かったと思う。
今まででもワーストではないでしょうか。
つまらなかった。
以上。

いや、この直虎ってほんとに領主なの?
この井伊家って何なの?
領主が自分で財布を持ち歩き、単身で追いかけ、攫われるって。呆。
なぜ腕の立つ者と来ないのか。
領主が攫われたら、一緒にいた家臣は打ち首だろう。
何なのコレ。アリエナーイ。

武家がー、平民がーって、この時代下剋上される側の方が過酷だった面もあるし(守護大名の今川とか)、この時代の百姓は弱いだけの存在でもないぞ。
身分もけっこう流動的だったし。
士農工商の江戸時代じゃないんだから。

龍雲丸の陳腐で下らぬ詭弁には、「センゴク 一統記」2巻の仙石の海賊の管を殴り飛ばした後の台詞でも投げつけたい。
(前略)「来いやあっどっちが本気で生きとるかみせたらあっ」

大河のオリジナルキャラというのも難しいものですが、この龍雲丸とやらもなあ・・
柳楽君は良いのですが。

そもそも井伊という家の今後を思うと、一体なんのつもりでこんな話を作ったのかよく分からない。
直政は人斬り兵部になるし。

この小氷河期の飢饉戦国乱世、、百姓だろうが武家だろうが、みんな略奪に明け暮れて卑しいですよ。
そういう過酷な時代だし、何を今さら。

よく分かってない狭い場所での話が続くわけだが、この次郎直虎なる人物がどこの誰にせよ、領主だった期間は実はけっこう短いのだが、こういうタイトルがついている以上、領主である期間をできるだけ長くやらなければいけないわけで、そういう苦労は偲ばれる。
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「おんな城主 直虎」 第二十回「第三の女」

2017/05/26 19:30
今回登場した高瀬姫ですが、井伊直親の娘ですが、実際は別に隠し子とかではありません。
詳しくはこちら。
http://bushoojapan.com/iinaotora/2017/01/26/92992

それが言いたかっただけ。
感想は、特にない。すみません。

娘連れて戻ってきたのがショックで、という説もありますが、井伊直盛の娘が直親と幼馴染で許嫁、というのがそもそもマユツバな話だからなあ・・。
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「おんな城主 直虎」 第十九回まで

2017/05/21 11:19
BSで再放送されていた「武田信玄」を見ていたら分かりやすいかもしれませんが、
ちょっと関東三国の背景をおさらいすると、今川氏真の母が、武田信玄の姉。
氏真の妹が、武田義信の正室。
氏真兄妹は信玄の甥、姪で、義信とはいとこ。
いとこ同士の結婚だった。
信玄の正室の三条の方は、寿桂尼の縁もあって武田に嫁いできた、と思う。

北条氏康の正室が今川義元の妹。
北条氏政の正室が武田信玄の娘。
今川氏真の正室が、北条氏康の娘。

この後三国同盟の破棄で、義信の正室は今川に戻され、北条氏政の正室は(子供何人も産んでいて夫婦仲も良かったらしいのに)武田に戻された。

その後、北条、武田、プラス上杉は、また婚姻やら養子やらで、くっついたり別れたりを繰り返すのであった。

引っ搔き回しているのは、主に信玄。
信玄は、妹の嫁ぎ先の諏訪も攻めている前歴も。

表面的に見れば、信玄が特に非道な奴に見えるかもしれない。
ただ、そんなに家族に冷淡な人物かというと、そうでもないような印象もある。
好きで不幸にしたかったわけではなかったと思う。

この時代小氷河期で、飢饉で、食うための戦であり、領土拡大であった。
武田領は、山間で耕作地も少なく、周辺と比べても過酷な地域だったのではないか。
洪水も多かったし、治水事業に相当な年月を要している。
鉱山はあったが、交易ルートがない。

貧しい地域だったために領土拡大が急務で、他と比べても非道にならざる得なかった背景はあったと思う。
三条の方との仲も良かったようですし、血筋も良い大事な嫡男を、本当は死なせたくはなかったと思う。

そこでの駿河侵攻だが、直虎も言っていたように、それをすると武田は四方敵だらけということになる。
義信が反対していたのも、それもあってのことだと思われますが。
今川が、松平と和睦しては、という話がドラマの中でもあったが、信玄のダイナミック外交の方が一枚上手で、武田と松平が、今川をサンドイッチしてしまうのだが。
もちろん武田と徳川は、すぐお別れしてしまうけど。
武田と織田ともね。
織田と徳川は結んでいますから。
もっとも徳川は、織田と武田との間で揺れていたかもしれませんが。
そんな中、築山殿事件も起きたりしている。

その武田と徳川の争いで、井伊谷は蹂躙されることとなる。
武田の駿河侵攻も、かなり酷かったようだ。
侵略すること火の如し。
徳川の遠江侵攻も苛烈だったようですけど。

で、本作の事になると、まあまたいつもの感じですが、そもそも上下関係がおかしい。
政次は家臣の分際で、何を時々タメ口叩いているのか。
しかも虎松が・・って、虎松様って言わんかい。
あんたは身内か。幼馴染設定が仇になってないか。

中野ジュニアやしのにしても、今は家臣っぽくなったし、しのもそのうち和解するんだろうけど、だからって井伊の当主(代行)に対して、あり得ない口きいていたのがナシになるわけでもない。
あんな描写いらんかった。
ここは上下関係無い世界なのかと思っていたら、時々当主と家臣っぽくなるから、わけが分からない。

後継者の生母と後見人が不仲だったら何かと都合が悪いだろうに、そこを誰も仲介せず、しのをほとんど蚊帳の外にしているのも不可解。
本作のしのは、たしかにやや情緒不安定だが、一瞬取り乱したりはしても、結局は割とすぐ納得して、いつまでもゴネて困らせるということは皆無だったりする。

本当は聡明で、物の分からない人物ではないと思う。
虎松に直虎の悪口吹き込んでいるようにも見受けられない。
生母と後見人がちゃんと協力体制にあるように、南渓とか周囲がしてあげればいいと思う。
女性なら生母が後見人になるのが普通なんですけどね。
他の例を見ても。
直親の隠し子が出てきて、ちょっと仲良くなったりするんでしょうかねー(棒)。
最初からしのをあんなキャラにすることなかったのに。

全体的に見て、題材を考えると、あんまり脚本を責める気にはなれないですね。
主人公に資料が乏しいのは、現在BSで再放送中「風林火山」の山本勘助もそうですが、舞台が全盛期に向かう武田なので、まだ面白くできる。
本作は、主人公の資料が乏しすぎる上に(しかも数少ない資料を検討すると、女性説は怪しい)、舞台の、この時代の井伊谷というのも、動向がはっきりしてるわけでもない。
このあたりを扱った他作品でも、井伊など出てこないような、小さな存在である。
「武田信玄」にも一切出てこなかったですしね。

それで一年やれというのは、かなりの無茶振りでしょう。
これ思い切って今川視点も入れて作ればもっと立体的に、面白くダイナミックになったかもしれませんが、それもない。
義元の描写はほとんどなく、氏真は、本当は色々奮闘していたのに、本作ではそれらはすっ飛ばされ、テンパってるだけの暗愚扱い。
今川は単なる悪人扱い。
個人的に面白いと思えない一因は、今川の描き方にあるような気がします。

まあ「ごちそうさん」でも思いましたが、この脚本家さんとはちょっと個人的に感性合わないですね。自分は苦手かな。
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歴史手帳

2017/05/20 22:00

歴史手帳 2017年版
吉川弘文館

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これいいですね。
歴史好きの方にはぴったりじゃないでしょうか。
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「おんな城主 直虎」 第十八回まで

2017/05/14 12:16
このドラマがお好きな方はスルーして下さい




非常に今更な上に、またしてももう触れない詐欺になってしまいましたが・・・・
相変わらず同じような事の繰り返しになってしまうのも申し訳ない。
今作がお好きな方はスルーで。苦情は受け付けぬ。


同じ事やっていても、勝者と敗者では評価が違う。
伊達政宗や細川幽斎が文化人としても優れていても、軟弱ものとは言われない。
それは敗者じゃないから。
毛利元就が、和睦しておきながら殺害しても、さすが知略家となる。
敗者じゃないから。
同じような事今川氏真がすると、だから駄目なんだと言われる。
敗者になったから。

今川氏真は、塚原ト伝から剣術を学んでいて免許皆伝の腕前で、けっこう強かったらしい。
功績も上げているようですし。
蹴鞠だってスポーツですから、インドア派とは言えないのではないか。
歌は当時の武将誰でも嗜んでいますし。
ちなみに歌は大して上手くなかった模様。

桶狭間敗戦後は、今川のために奔走しており、寿桂尼に頼りきりで何もしてなかったかのような描写はおかしいと思う。
駄目な当主は追い落とされる時代である。
そもそも寿桂尼って言うほど影響力あったのか?
氏真は病弱でも子供でもなかったし、ちゃんと氏真を描写して欲しかった。
尾上松也さんは肖像画の氏真そっくりでちょっと笑いましたが。

尾上松也さんはインタビューで、今川家をだめにした印象しか持たれていないかもしれません。しかし最終的に家を絶やさなかったということは、葛藤しながらもその時々に柔軟に対応し、必死に生を全うした人物ではないかと思います、と仰っていて、せっかく役者さんがそういう気構えでいるのですから、これからでも(多分最後まで出てくるんじゃないかと思う。何気に長生きしているから)そういうところを描いて欲しい。

関東ジュニアでは、武田勝頼が再評価されていて、今川氏真はいまだ再評価への道は険しいようですが、どちらがどうとか比べるのは意味ないし好きじゃないですが、そんな現状だからあえて今川氏真の方が上と言いたい。
双方正室は北条の姫ですが、妻子も守れず死なせた勝頼に対し、氏真は家族は守りましたからね。
大大名としての今川は滅びましたが、家名は残し、江戸時代も高家の待遇でしたし。
まさに戦国ファンタジスタ。
優れていたとはいえないものの、残忍でも暗愚でもなかったと思う。
今川義元の領地経営が優れていただけに、桶狭間でいったん崩れると立て直しは難しかっただろうと思う。
武田と徳川に挟まれるという、後世から見ればお気の毒な立場でしたし。

結果から逆算し、敗者はダメな奴だからそうなったんだ、的な単純な考え方は、現在では見直しの傾向があります。
それに対応できていない、今作の今川氏真という点だけでも、この大河は自分的にはがっかりな大河です。
別に、実は優れた人物で、彼は全然悪くないとか言ってるわけではなく、史実を無視して馬鹿に描きすぎ。これは改悪と自分は見る。つまらん。


あと、小野政次の描き方。
高橋一生さんが今作の小野政次にハマっている事は否めませんが、おかしいと思う。
史実の小野政次(道好)が佞臣かどうかは意見の分かれるところ。

石田三成が、単に家康と敵対したから後に豊臣政権の暗黒面の黒幕にされたのだろうというだけではなく、いろいろ照らし合わせてみると、どうも三成黒幕はどれもおかしいとなっているのと同じように、小野親子も、単に政次が家康に処刑されたからだけではなく、やっぱり専横していた悪人とするには腑におちないところがあるから、彼らによる讒言、専横、横領はなかったのではないかという説もあるわけです。

小野政次を単なる悪人としていないということは、再評価の狙いがあるのかなと思っていました。
が、井伊を乗っ取ろうとしているにしては腑に落ちないという理由に、政次が結婚しようとしないということを上げていた。これはいただけない。
小野政次に妻子がいたのはれっきとした史実です。
幼い息子も家康に処刑されていますから。

たくさんいたはずの弟をいないことにしたのは、まあいい。
結婚してないのは時代を考えればおかしいですけど。
何故結婚しないのだろう(直虎母)って、それはだれも縁談の世話してやらないからだろう。
そもそも井伊は、二度も政次の縁談を反故にしているのである。
なのに何故結婚しないのかって、馬鹿?よくそんな事言えるもんだよ。

結婚相手って自分で見つけてくるものなのか?
このドラマの設定では、今川が政次に縁談を持ち掛けないのも変ですけど。
寿桂尼などは、このドラマでは、明らかに政次を完全には信用してないと思うし。
大体兄より弟が先に結婚するのも変ですけど。

それでも、妻子がいないことにするだけなら、まあいいとしても、それを井伊乗っ取りを否定する材料に使うとは。
これもう、小野政次じゃないよね。あの人物誰?
史実を改変するには、ルールがあるように思う。
これは、史実じゃないのでシラケるというレベルの改悪。

史実を改変するにあたっては、それによって面白くなるか、ドラマ上必然性があるか、ドラマとしての説得力があるか、これはこれでアリだと思わせてくれるか、色々あると思うが、個人的にはどれも該当せず、よってこのドラマに対してシラけてしまった。

悪人とはしないなら、無理に直虎や井伊家中と対立させる必要など全然なかった。
以前にも違和感その2かなんかやらで何度か書いた覚えありますが、この設定不自然に見えて仕方ありません。
多少物言いがアレな事はあっても、さほど偉そうにしたりしてるわけでもないのに、なんで小野はこんなに嫌われているのか、信用されてないのか、さっぱり分からない。
この違和感は、政直存命からずっとあった。
実際は、対立していた証拠はないと思う。二次資料以外は。

後見に執着し、井伊乗っ取りを訝しむなら、こんな大変な状況の井伊を乗っ取っても大して旨みがないのに、とか、こんなに人望がない(それも不自然ですが)のに、乗っ取ってもその後どうするのか、とか、子がいない意外にいくらでも理由付けできただろう。

今回信長、信玄に先駆けての顔見世となった武田義信ですが、義信事件にしても、義信一人が幽閉、廃嫡というだけでなく、連座者は80名以上にものぼったようで、つまりそれだけ義信側についていたということで、家中の下剋上は自分側に付く人がある程度見込めないと出来ないわけです。後が続かないから。
このドラマの状態の政次が井伊を乗っ取ったところでどうしようもなく、そこを訝しむとかで良かったのではないか。

ところで間違ってたら申し訳ないが、義信事件が出て来たので、今ドラマでは1567年かという記述をどこかで見たが、幽閉されたのは1565年(永禄八年)だと思う。
幽閉、廃嫡後すぐに殺したのだか自害したのだかではないという事になっているので。
自害だか何だか、とにかく亡くなったのは1567年、という事になっていますが。
実際には分からないけど。本当は幽閉するふりして殺害してたという説も。
とにかく、義信事件は武田にとっても、すぐに家中立て直し、駿河侵攻は困難なほど大きなお家騒動であった。

あとさ、武田四郎勝頼が織田から嫁もらったこともやれよな。
これも今川にとっては衝撃だったんだから。
歴史背景描写少なすぎ。
まあこれはそのうちやるかもしれませんが。
(これは次回だったか、一応触れられていた事は追記しておく)
義信幽閉と多分同じ年だったと思う。
織田からのお嫁さんは、男子出産後亡くなってしまいますが。

話を戻して、いたはずの人物をいない事にするのは、ドラマを煩雑にせず進めるには仕方ないところはある。
「武田信玄」では、信玄の三男、五男はいなかったし、義信と正室との間の子も、なぜかいない事になっていた。
まあ、あのドラマの本質とは関係なかったから、まあいい。
今作でも、直満とともに誅殺された直義(だったっけ)は省略されていたし、しつこいが政次の他の弟が省略されていたのも、まあいい。

政次の妻子がいないのも、不自然だけど、まあそれならそれでもいいよ。
しかし、それをドラマの大事な部分に絡めてくるとは。
これでは小野政次の再評価にならないし、一体何のために悪人としなかったのかも分からない。
敵を欺くにはまず味方からって、直虎たちが勝手に安易に政次が裏切ったと決めつけていただけではないか。
味方を欺いていたら、必要な情報が入らず、守りようがないではないか。
欺く必要性が分からない。

直虎と政次の関係が今の所のこのドラマの見どころかもしれないが、自分には不自然さしか感じない。
柴咲コウさんや高橋一生さんには好感もってますが歴史ドラマとしてどうかと思うし、そもそも、ドラマとして破綻してると思う。
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今見てる朝ドラ「ひよっこ」

2017/05/13 22:14
普段ドラマはあまり見ないのですが、朝ドラはなんとなくチラチラ見ている。
見やすいですしね。
今の「ひよっこ」は、今の所はけっこう好感を抱いている。
脚本の岡田恵和氏は朝ドラ三作目だけあって、こなれてる感じ。
下手な実話ものよりこの作品、いいと思う。
もっとも朝ドラは最初の方良くても、途中崩れる事が多いので、これから分かりませんけど。

登場人物けっこういても、キャラが立っていて、演技指導もちゃんとなされてるのではないかと感じさせてくれるのが良い。
それぞれが個性的で、それでいて主人公が埋没していない。
駄目なドラマって、誰が誰やらすぐに区別がつかないか、スカスカだったりする。
まともに演技指導もされてないのではないかと思わされたり。

「ゲゲゲの女房」、「カーネーション」を最後に、実話ものは不作状態。
「花子とアン」からだな。
「マッサン」、「あさが来た」は傑作になり損ねた作品で、花アン、「とと姉ちゃん」、「べっぴんさん」は駄作といっていいと思う。

「あさが来た」は、実在の主人公の娘を、母親の稼いだ金でゴテゴテ着飾りながら母親をディスりまくるという、信じられない描写が延々と続き、朝からストレスだった。
当初は創作が上手くドラマに機能していたが、途中から駄目になった。

「べっぴんさん」も最初は良かったが、途中から同じく仕事描写そっちのけで、娘不快描写を延々やっていた。

でも視聴率的には、いまだ実話ものにハズレ無しなんだな。
「ひよっこ」は苦戦してるらしい。
ほんと視聴率は当てにならない。

ま、大河だけど「おんな城主 直虎」は1ケタいってほしいですけど。
けっこうしぶといですね。
ま、今の時点で戦国大河最低の数字になると思いますけど。

非実話ものでは「あまちゃん」のヒットがあり、「まれ」はパティシエという興味を引く題材でありながら、その描写はいい加減で、さらにクリエイティブな仕事は夢があって偉い、そうでない仕事(市役所とか)を馬鹿にしてると思われかねない描写があって不快だった。
もっとも大泉洋は、「真田丸」の信之より「まれ」のダメ親父の方が良かった。

「ひよっこ」は実話ものではないし、華やかに見える職業を扱ってるわけではなく、題材は地味ですが(戦後高度成長期に、地方から東京へ集団就職に来た)、なかなか良いと思う。
もちろん細かい突っ込みどころはありますが、全体的に良ければそんなに気になりませんしね。
ただし、今の所はね・・・・・・
長丁場持たせるのは難しいですからね。
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「戦国時代展」へ行ってきました

2017/05/05 22:12
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もうかなり前の事になってしまいましたが、京都文化博物館へ「戦国時代展」へ行ってきました。半月ばかり前かな・・・・
順番からいけば、海北友松展の前に載せるべきでしたが。
今は米沢へ巡回してると思います。
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図録(重っ!!)の序文的な所に、日本史の中では、戦国時代の研究者の数は群を抜いて多い。
それゆえに戦国時代に関する学説も実に様々である。とあり、
たしかに戦国の書籍とか多いですが、人によって、また年代によって言ってることが違ったりするので、注意が必要ですね。
歴史番組なんかでも、あくまでその人の意見でしかないし、しかもテレビの場合、編集というものもあったりしますからね。

ぶらぶら美術・博物館で紹介された時も言及していましたが、今回の展覧会、戦国時代は群雄割拠のイメージで、秩序も何もないと思われがちだが、そうではなく幕府や朝廷の権威、影響があり、というような論調が全体を覆っていたような印象がありましたが、漫画「センゴク」の副読本的な「ちぇんごく」で本郷和人氏などは、そういう捉え方には否定的っぽい感じで(色々な論がある、と断ったうえで)、色々な考えがあるようです。

何百年か後に、例えば平成という世では皇室はどう考えらていたのか、と考察すると、「日本の象徴で・・・」とかになるかもしれないが、個人では色々極端な人もいるわけで。
戦国では上杉謙信とか極端な人っぽいが、謙信が幕府を重んじていて、そういう証拠があり、だから室町幕府は影響力があったんだとか言われても、謙信は特殊だしねえ。

信長とか、本音と建て前は使い分けてたでしょうし、そういう意味では一次資料も嘘をつきますから、そういう可能性も考慮しないと。

展示品は、色々なものがあって面白かったです。(超ざっくり)。

大関ヶ原展でもそうでしたが、書状が、展示のところでは現代語訳がついてましたが、図録ではまた例によって、大体の説明と釈文しか載ってないという・・・

今回国宝の上杉家文書が多く来ていましたが、BS大河再放送「武田信玄」を思い起こさせるようなものもあったり、なかなか面白かったです。
ユニークな説明書きがついていたりもしていて。

ミュージアムショップでは、こんな花押が色々載っているクリアファイルとかも。
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(見づらいですが・・・・)
いいですね、京都文化博物館。二回目ですが、また来たいです。
なんかこんなんでごめんなさい。
あ、音声ガイドは戦国無双の声優さんでした。
なかなか楽しかったです。
書き忘れましたが、海北友松展での音声ガイドは石丸幹二さんで、展示品と共に美声も堪能しました。
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「海北友松」展に行ってきました

2017/05/02 20:57
京都国立博物館で開催中の「海北友松」展へ行ってきました。
桃山の絵師というと、狩野永徳や長谷川等伯が有名で、知名度の点では若干落ちるかもしれませんが、当時高い評価を得ていた絵師のようです。

北近江出身、浅井に仕えた武家の出で、当時としてはかなり長生きした人。
大坂夏の陣で豊臣滅亡後間もなく、八十三歳で死去。

履歴ですが、孫の友竹による「海北友松夫妻像」の賛や、「海北家由緒記」は、武家としての家名を誇示するためか、誤伝や脚色が指摘されてるようです・・・・

しかしその人生、交友関係を見るに、大河の主人公もいけるかも。
交友があった人物は、斎藤利三、石田三成、安国寺恵瓊と、悲惨な末路を辿った人も多いですが・・・・
他には細川幽斎、東陽坊長盛、公家や宮家、さらには朴大根(バクテグン)といった海の向こうの人にまで評価は広まったようです。

石田三成が海北友松と九州旅行したことを後世に知らせてくれた連歌師の猪苗代兼如の「兼如筑紫道中記」もありましたよ。
石田治部という文字、分かりやすかった。

水墨画、華やかな金碧図屏風、迫力の、雲龍図、狩野派の影響そして武家出身らしい鋭利さを感じさせる初期作品から順を追って、様々な変化が見られます。

しかしなんといっても、最晩年の最高傑作と名高い「月下渓流図屏風」。
アメリカの美術館から六十年ぶりの里帰り。

最後にこの作品のために一部屋とってあります。
ここにたどり着いたか、としみじみすると共に、やっぱり長生きはするものだなあと。
それまでの、どの作品とも似ていない。
長谷川等伯の「松林図屏風」に比肩すると評されるだけあって、近づいたり離れたり、角度を変えたりと、しばらく離れがたかったです。
静謐で詩情豊か。
これだけでも、行った甲斐がありました。
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長束正家が主人公の小説「天下を計る」

2017/04/29 18:28

天下を計る
PHP研究所
岩井三四二

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五奉行の一人でありながら、ドラマなんかでは関ヶ原の直前だけぽっと出ては小物扱いされがちな(司馬遼作品でもそうですが)、長束正家。
この人が主人公の小説があるという事自体がちょっと嬉しい。
「のぼうの城」ではとんでもない酷い扱いでしたし。

岩井三四二氏は、ユニークな歴史小説を数多く書いてらっしゃいます。
「三成の不思議なる条々」では、まあ三成はとんでもなく空気読めない人物になっていて、(三成本人が直接出てくるわけではないのですが)三成を使いこなせるのは秀吉だけだったという感じになっていた。
秀吉が死んだ途端失脚したことを考えると、そういう解釈もアリかなと。
小説ですから。
実像は違うと思いますけど。

この作品での三成も、基本そんな感じかな。
計数というと石田三成を連想させる人も多いかもしれませんが、実際それで出世したのはこの同じ近江出身の、長束正家なんですけどね。
派手さはないですが、この辺りの人物にももっとスポットライトが当たってもいいし、滋賀県も石田三成ばかりでなく、長束正家はじめ他の戦国武将にも光を当てて宣伝するといいと思います。
でないともったいない。せっかく宝庫なんですから。
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「おんな城主 直虎」 第十五回まで

2017/04/22 14:02
このドラマがお好きな方はスルーで。



結局毎回同じような事言ってるだけみたいな感じになっちゃいますし、もう見ないかと思うので、とりあえずドラマについては、これで最後かな。

この時期は、週刊誌等で大河ドラマについて色々言われる時期ですが、視聴率が良くないので、どうしてもいい方向にはいきませんね。
ちょっと前ですが、週刊現代で「柴咲コウが気の毒になるほど「おんな城主 直虎」がつまらない」という記事があり、「花燃ゆ」以来主演者の責任にするような事はなくなりましたね。

記事タイトルはきついですが、内容はさほどでもなかった。
色々な人が色々な事を言っており、多少共感できるものもあれば、そうでもないものもあり、といったところでしたが。
概ね「題材に問題が・・」といったところでしょうか。
全くの創作時代劇ならともかく、史実と絡めているので、どうしてもボロが出てくる・・・とかなんとかの辺りは、たしかに多少感じるところです。

同じ回でも人によって感想は大きく異なるので、別に万人受けする必要はないのですが、個人的に、おんな×2でゲーっとなりそうなタイトルの回では、今更〜?と思った事二つ。

(中野ジュニアに)「誰に向ってものを申しておる!」(細かくは違ったかもしれんが)
いや、ほんと今更何言ってんだか。

前にも言ったけど、自分たちの上司だった社長の一人娘で、現社長にあんな態度とる奴いるか。現代でもおかしいわ。
今回急にデレましたが、身分社会において、上位の者にとる態度ではない。
家臣が当主(代行?)にツンデレって・・・・
上の者に諫言一つするにも命がけの時代じゃない?
例え納得できなくても、あんな風な態度で示さないでしょう。

戦国大河っぽくないというのは、合戦シーンがどうのとか題材が地味とかではなく、そういう所でしょう。
細かい作法とかの演出は、けっこうちゃんとしてる所もあるのに、こんな所がガバガバじゃあ意味ないでしょう。
そういう意味で、こんなの戦国大河じゃない。
きちっとした上下関係、身分社会も戦国大河の見どころの一つのはずなのに。
領主(代行?)が女性だから構わないと思ってこうしたのなら、どれだけ女性を馬鹿にした大河か。実際の中野直之にも失礼だし。
そもそも作者って、直政以前の井伊が嫌いなのか?

「母親が(直虎が後見になることに)反対なら、後々火種に・・・」(大体そんなような事)
これも今更というか、そもそも南渓が説得してないのが悪いよな。
後家権というものがある時代、実母が蚊帳の外なのは不自然だよな。
しのをあんな変なキャラにしてさ。
ま、どうせしのもそのうち直虎にほだされるんだろうけど。
ほだされる人たちばっかりだもんな、この大河。

今回なつが、義兄政次について、子のいない政次が、虎松の後見になっても先がない。
実は盾になって井伊谷を守ろうとしてるのでは・・と気づき始めたようだが、実際の小野政次はちゃんと妻子がいたので、史実の政次のフォローにはならないな。
小野政次を悪人とはしてないけど、史実とも大分違う感じなので、実際の小野政次のためにもなってないドラマだな。

これに対して南渓の、直虎に感づかれては盾になる意味がないとかなんんとかいうのも、意味がよく分からなかった。
以前は数少ない味方だったはずの直虎(とその母)が、生きて帰ってきた途端、なぜか急に冷たくなって裏切り者扱いしてるのが原因じゃないか。
あんな態度とられたら、このドラマの政次の性格からして弁解できないよ。
南渓が直虎に言ってやればいいじゃん。
このドラマでは、政次が死ぬのは南渓のせいだ。
この人、ひたすら無責任で、いい印象が何もない。

そもそも南渓が、この不安定な情勢の中、直虎を矢面に立つ立場に置いたのが悪いのではないか。
今回直虎が殺されてたら、どう責任とるつもりだったのか。
何故直親は殺されて、直虎は生きて帰ってこれたのか。
はい、直親は史実で殺されたから、直虎は主人公だからですね。
そんな風にしか見えなかった。
周囲は本気で直親を守る気があったのか。

この大河で一番嫌なのが、今川氏真暗愚扱い。
後継者としての教育も受けてたはずで、馬鹿なはずはない。
最近の再評価ブームで、多少この人も再評価されている。
なのに何十年も前の「武田信玄」の氏真よりまだ悪いってどういう事か。
戦国外交の雄と言われてる人だよ?
いや、そういう小説がありまして。
子供でも病弱でもないはずだが、何で寿桂尼が当主みたいな感じになっちゃってるのか。

大大名の後継者がアホなはずないだろう。
だったら廃嫡されているか、殺されている。
この時代長男に生まれたからそのまま継げるというわけではない。
今川義元にしても、五男でありながら兄弟間の下剋上で当主にのし上がった。
そんな時代である。
ほんとに駄目な奴だったら、早川殿は最後まで添い遂げないし(この人のおかげで、氏真がある意味勝ち組に見える)、朝比奈のような忠臣もいないし、家康が結局は面倒見てやったりもしないだろう。

この当時の今川としては、徳川と共に武田の動向が気になってるはずで、井伊が潰れちゃったりする事を望んでたはずはない。
直親誅殺の経緯は諸説あるようだけど、このドラマでは寝返りの証拠まで掴んでいて、それで直親(と従者)の死だけにとどめているのは、なんかドラマでは今川ヒドスな感じになってましたが、実際かなり甘いんじゃないかと思う。
織田や武田だったら、そうはいかない。
徳川だって、この頃苛烈だ。
井伊を苛める理由もないわけだが、なんか今川が井伊を苛めてるかのような描写はどんなものか。

別に特に今川氏真に思い入れがあるとかいうわけでもなく、遠州翁劇を引き起こした責任はあるだろうけど、なんだかなあ・・・・
桶狭間合戦は、満を持しての尾張侵攻で惨敗。
しかも大将首が討ち取られるって、敗戦でもそうない事で、周囲が混乱するのを治められなかったのは、ちょっと責められないかなあという気もしますけどね。
あんまり詳しくもないし、このドラマでは遠州翁劇すっ飛ばしてたからな。直虎とも関係があったはずの、飯尾のお田鶴の方(こちらも女城主という言い方されることも)もスルー。
そのうち出てくるかもしれないけど。

「真田丸」もそうでしたが、今回も、時代考証の方の著作とかなり違うなといった印象です。
この題材にしては、よく健闘してるなと思えるところもあるんですけどね。

合戦、謀略、ばかりでない戦国主人公なら、直虎より今川氏真の大河が見たい。



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「おんな城主 直虎」 第十四回まで

2017/04/13 21:10
このドラマがすきな人はスルーで



視聴率は低空飛行なわけですが、戦国大河なのに徳政令とか地味な題材だからとか、国衆とかチマチマしててやっぱり地味とか、マイナーだとか、そういう事ではないと思います。
戦国ドラマであまり扱わない題材に挑んでいることは分かりますし、そこに文句があるというのはあまりないと思います。

徳政令について触れるかも、とか偉そうに以前書いてしまいましたが、今はその気力はないというか、そんなに言えるほど詳しいわけでもなんでもないのですが、井伊谷の徳政令についてや、なぜ直虎は引き延ばしたか(二年も)等は、時代考証の大石泰史氏の「井伊氏サバイバル五00年」の中にあります。
もちろん、この方の見解ですが。
このドラマの描き方が妥当かどうか判断する能力は自分にはありませんが。

何が気に入らないかとかは個人の感覚によるので、こんなもの気に入るなとは言えませんし、好きになれと言われる筋合いもないのですが、個人的に、あくまで個人的にこの大河で残念なのは

低レベルなクズしかいねぇ

というとこでしょうか。
「武田信玄」のような戦国ならではの外道だらけ、というのはいいのですよ。
問題はレベルが低いというところなんですよね。
自分が嫌だと思うのは、題材とかではなく、やっぱり人物描写の問題なんですよ。

しのや中野ジュニアを、何故あそこまで貶めなければいけないのでしょうか?
実在の人物ですよ。
そもそも、この井伊谷の上下関係というのはどうなっているのでしょうか。
家臣の分際で、なんで中野ジュニアはあそこまで偉そうなのでしょうか。
社員が女社長にセクハラ発言とかしますか?
ましてや戦国、ちょっと考えられません。

ああいう、白々しい女尊男卑的な書き方が、女性大河が敬遠される理由の一つなのではないでしょうか。そんなもん見たくない。うんざり。

井伊の嫡流の一人娘というのは、あそこまで尊重されないものなのでしょうか。
以前しのが次郎に襲い掛かったのもあり得ないですが。
あの時直盛も存命だったのに。
身分の高い家から嫁いできたならともかく。

今の直虎としのの力関係というのもよく分かりませんが。

奥山ジュニアの、味方になったところで役に立ちそうもない「小公女」のアーメンガードみたいな描写もどうかと思いますが。(アーメンガードは嫌いじゃないですよ)

創作するなら面白くしてほしいですが、なんでこんな連中見せられなあかんねんとしか思えないんで、今の所。
こんな面白くもない人物たち見たくないのですよ。
そのうち変わってくるでしょうが、今の段階で実在の人物を、稚拙な貶め方してるように見える。

どんな人たちだったかは知りませんし、こういう感じの人いないとも言えませんし、いたかもしれませんが、わざわざ見たくない。
なんでフィクションで、実在の人物を使ってそんな見たくないような人物描写するのか。

親世代も大概でしたしね。
井伊直盛にしても、杉本哲太さんの好演もあって感じは良かったですが、ちらっと調べても実際はもっと猛将かつ、やり手だったという印象がある。
なのになんか情けない上に、無責任で意味不明の自害してしまった人になってしまった。

それにしてもしのの描写は酷く、貫地谷しほりさんと、ひよさんが可哀相。
正室という立場にあった者が、自分の権利しか考えない、家の事、領内の事も考えない、という事はあり得ないと思います。
ここまで正室を貶めたドラマは知りません。
あの時代に行ったわけではないし、会ったわけではないですよ。
しかし創作するにしても、なんでこんな風にしちゃうのか。

人によって見方は様々ですが、自分としては人物描写ですね。受け入れられないのは。
今川氏真についてもそうですし、主人公も、亀亀うるさい。結局直親の事ばっかりか。
小野ぼっち描写も不愉快。
直虎と小野が対立していたという証拠はないと思うし、小野が直虎を追い出して横領、そのすぐあと家康に処刑されるという流れも、幼い息子たち共々家康に処刑されたという結果から、江戸中期に作られた創作だと思う。
そもそも直虎は今川派だったと思われる。

やればやるほど憎まれる、それでも想い続ける、というのも個人的に見てて楽しいものでもない。
この時代、主を変えるというのはよくあることだった。
この親子は、何故そうしなかったのかと思うばかり。

今までの繰り返しみたいな、とっちらかった文章になってしまいましたが、徳政令等地味な題材がどうとかではなく、そういうことに挑んでいるのは面白いと思いますし、自分が気に入らない理由はそれではない。
サブタイトルとかファンタジーっぽい演出とかには目をつぶるとしても、人物描写が酷い。

しかし次回、サブタイトルの事はいい加減言いたくないですが、おんな、おんなと平仮名で二回も。吐きそう。
こういうセンスがそもそも嫌。

そのうちには、もうちょっと実のあるもの書きたい・・・
難しいですな。


井伊氏サバイバル五〇〇年 (星海社新書)
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「おんな城主 直虎」第十三回まで その2

2017/04/08 22:18
このドラマがお好きな方はスルーで。



どうやっておんな城主直虎が誕生するのかなと思っていましたが。
なにしろこのドラマでは、所領安堵の引き換えの出家となっていたはずなので。

それが、還俗ではない、あくまで虎松の後見って・・・
それが通るなら南渓がやればいいし、黒染めを脱いで次郎法師から井伊直虎になって、還俗ではないなんて・・・
それ女城主といえるのか?
なんか滅茶苦茶だ。
ちなみに、おんな地頭、おんな領主より、おんな城主とした方がかっこいいからのタイトルなのでしょうが(ひらがななのはなんか嫌ですが)、城ってどこよとか思う人いるかもしれない。
意味的には同じなのでしょうけど。

あと、後家の力は大きかったはずで、正室なら家の内情も知っていたはずだ。
知らないなら、正室として変だ。
正室の仕事は、男児をあげる事だけではない。
直親の正室で後家さんであり、虎松の生母になんの断りもなく了承も得ず、虎松の後見人を決めるというのも変で、あり得ないだろう。

南渓は、おとわを次郎法師から井伊直虎にして、その役目につけたいなら、後家であり虎松の生母であるしのに了承を得るのが先で、それをせずに直虎を虎松の後見人にするなんておかしい。
このドラマは正室を何だと思っているのか。

そもそも、女が領主とかいうよりも、何も知らない尼さんがいきなり領主になるなんて、突飛すぎる。
今川義元は、元は禅僧でしたが、その頃から教育係の太原雪斎が仕込んでいたから還俗して当主になれたわけで、このドラマの直虎は、そうした教育を受けていた場面は特にない。
南渓は、まだおとわが出家したての託鉢の時も、やり方も教えず放り出していたが、今回もそれと似たものを感じる。

領主にした後で、仮名目録を渡すだけとか。
今川仮名目録は、今川氏親が制定し、義元が追加したりしたもの。
たしかに寿桂尼が関わっていたという説もあるけど、このドラマ、寿桂尼だけ必死で氏真はしょうもなく描かれていたり、どうも嫌な感じ。

中野ジュニアの描かれ方の酷さですが、この時代女性が当主代行的な立場に立つことは珍しくなかったので、そこを強調されても嫌な感じしかしない。
ドラマとしては、主人公に試練を与えねばならないのですが、直虎に不満があるなら、女性云々より、後家でもない(虎松の母親でも直親の正室でもない)、経験もない、領主になる教育を受けてたわけでもない、直虎の性格に問題を感じる(感情的等)あたりをあげ、その上で、直虎を段々認めていく方向にすればいいし、実在の人物をあんな嫌らしくする必要性がどうしてもあるのか?と思う。
外見からしてもう・・・・・

虎松の母親であるしのでもなく、井伊庶子家の中野でも、井伊の親戚筋で虎松の叔父の奥山でもなく、家老の小野でもなく、おとわが女城主直虎に。
しかしおとわをスーパーヒロインとして描いてこなかったので、そのおとわを女城主にする無茶を通すために、しのをヘンテコなキャラにし、中野と奥山をアホにし、小野を裏切り者にした。

蹴鞠勝負でダダをこね、愛しき人が死んじゃう(意訳)、と瀬名を責め立て(だから反今川は松平だけじゃないだろうに)、愛しき人が死んじゃった、なのになんでお前は生きとんねん。どのツラ下げて生きて帰ってきた(意訳)、と政次に罵詈雑言を浴びせる、そんなヒロインを城主にするために、ヒロイン陣営は馬鹿か悪人に成り下がった。
そんな大河ドラマ。

実際どんな人たちだったかなんて知らないよ。
でも井伊家中、ヒロイン含めちょっと酷すぎると思う。
今作で国衆という言葉が注目を集めてますが、昨年の真田もしょうもなかったが、今回の井伊もそれとはまた違った形でしょうもないのだが、国衆の理解として、こんなんでいいのか?

それならおとわをスーパーヒロインとして描いてきた方がマシだったかもしれない。
どうせ女城主直虎なんて存在しなかった可能性が高いのだし。
敵側はというと、今川氏真は、ヤケになるかキーキー言うか、遊んでるだけになってるし。酷い描かれようだよ。

虎松の後見人であり当主を決めるのに、虎松の母親にも家臣たちにも何も相談もせず、了承を得て直虎に協力させるための説得もせず、直虎にそういう教育もしてこず。
この南渓って何なの。無責任すぎだろう。
そんな事ってあり得るの?ないと思うけど。

・・・なんか、直平たちの死も、史実で死ぬ時期になったから死なせた、直虎も、史実か疑わしいが、とにかくこのドラマでは直盛の娘が直虎という設定だからそうした、とにかくさっさと女城主直虎にしなければ、としか見えなかった。
雑。とにかく雑である。比較的丁寧だったのは、政次の闇堕ちだけ。

今までと大差ない感じになってしまった。わざわざその2にした意味はあまりなかったかも。
徳政令の事など、また触れるかもしれません。
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「おんな城主 直虎」 第十三回までその1

2017/04/07 20:45
この辺りは、何度も言ってるように全然詳しくないので、変な事言ってたら申し訳ないですが、前回の事かな、でなんか首を傾げてしまったことなどを。

直平たちは、このドラマでは反今川なのに、どうして今川側として天野、飯尾(だったっけ)と戦ったの??
いや、このドラマでは一応虎松を守るためとなってたけど、別に今川の元に人質として捕らえられているわけでもないよね。
井伊・今川連合軍でも落とせなかった城もあるという。(どこか忘れたが)
そっちと提携して今川と戦えばよかったんじゃない?

直親の件にしても、松平に合力断られた、もうダメだ、とみすみす殺されに送り出す意味も分からないし。
松平が駄目なら他の反今川勢力と提携すればよかったのでは?
ちなみに直親の件は、今川酷すぎみたいになってたが、武田とかだったらあんなもんじゃすまないからね。磔晒し者ぐらいにはするだろう。
そして、井伊そのものを潰しに来るだろう。
怖いからね、武田の侵略は。乱取り、放火、人身売買。

実際は、直平、直盛、直虎の嫡流は、直平が今川派に方向転換して以来、ずっと今川派だったと思うのね。
それを無理に小野以外全員反今川にするから、行動原理がよく分からないことになってる気がする。
今川がすごい悪者みたいになってるけど、実際井伊谷を蹂躙するのは今川がなくなった後の武田とかだからね。
井伊谷を守るために、実際の直平たちは戦ったのだと思う。

今作の政次が今川についてるのもそのため、井伊谷を守るためだろうが、なぜか今作の直虎たちはそれが分からないらしい。
それも不自然。
政次は駿府にいたから武田の怖さを知っている、今川が滅んで武田と徳川が衝突したら井伊谷はどうなる、と思い至ったのかもしれないが。
しかし、直虎たちは今川が滅んだら井伊谷はどうなるとか考えないのだろうか。

歴史背景描写がなさすぎるのは以前から思っていたが、徳川と織田、武田、北条の関東勢力、プラス上杉の事とか、全部詳しくやらなくてもいいけど、多少は説明があってしかるべきだし、なにより直平たちナレ死で、遠州錯乱(遠州翁劇)をほとんどすっ飛ばしているのはどうかと思う。
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「おんな城主直虎」追記

2017/03/31 23:10
前回追記するかも、と書きましたが、なかなかちゃんとも見られず・・・
前回とはあまり関係ないですが、しのさんの描写について思ったことなど。

直虎は、直政の養母みたいに言われることもありますが、よく考えると生母が存命なのに養母ってどういう事か。
乳母とは違うし。
そもそも寿桂尼はじめ、女性が代行者として領主的な仕事をしていたという例はありますが、当主が病気だったり、亡くなって後継者が幼かったりする場合で当主の正室、後継者の母親、という立場の人だと思います。
正室、後家の力は当時大きかったですし。

しかし直虎は、直親の正室でもなければ直政の母親でもない。
毛利元就の場合は両親とも早くに亡くなったので、父親の側室のお杉の方が養母でしたが、直虎は直親の側室ですらない。
そもそも直親の正室で直政の生母が亡くなっているわけでもない。

その直虎が、女性でありながら還俗までして、直政こと虎松の後見人にしゃしゃり出てくるというのは、かなり不自然だ。
「井伊家伝記」などでは、嫡流の一人娘であるという点を拠り所にしているのだろうけど、根拠に乏しく、直盛の娘が次郎直虎としてそういう地位についた可能性は低いと思う。

当時の例に従うなら、直親の正室で、ついでに井伊の縁戚である奥山の娘で、直政こと虎松の生母が家督代行の立場にある方が自然だろう。

が、このドラマのしのは、メソメソしてるかヒス起こしてるかしかなく、かなり情緒不安定で変なキャラになっている。
どう見てもそんな役目が務まりそうもなく、今作での直虎が女城主となる不自然さを緩和するために、あんなキャラにされてしまったように見えるのだ。
おとわを女城主直虎にするためなので、後々和解するだろうが、気の毒だ。

実際のしの(ひよ)さんがどんな人だったかは知りませんが、あんまり変な人が正室には選ばれないと思うのだけど。
奥山は直親に色々協力したので、直盛は断れなかったという説もあるようだけど。

南渓がおとわを、ただならぬ子として女城主にしたのもドラマの上でも納得しかねるが。
蹴鞠でダダこねてただけじゃないか。
この南渓も、あまり役に立つ人物にも見えず、井伊家中の智謀を下げまくり、しのを変な人にして政次を裏切り者にして、ようやく女城主直虎が誕生したわけだ。

1565年(直親の死から二年後)の、以前少し触れた「次郎法師の黒印状」という数少ない一次資料の古文書を無視してるわけだが。
もう今作は、史実云々はないと思うしかないのだ。
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