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戦国武将・石田三成のこと、漫画のことなどを語っていきたいなと思っています
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「おんな城主 直虎」 第二十回「第三の女」

2017/05/26 19:30
今回登場した高瀬姫ですが、井伊直親の娘ですが、実際は別に隠し子とかではありません。
詳しくはこちら。
http://bushoojapan.com/iinaotora/2017/01/26/92992

それが言いたかっただけ。
感想は、特にない。すみません。

娘連れて戻ってきたのがショックで、という説もありますが、井伊直盛の娘が直親と幼馴染で許嫁、というのがそもそもマユツバな話だからなあ・・。
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「おんな城主 直虎」 第十九回まで

2017/05/21 11:19
BSで再放送されていた「武田信玄」を見ていたら分かりやすいかもしれませんが、
ちょっと関東三国の背景をおさらいすると、今川氏真の母が、武田信玄の姉。
氏真の妹が、武田義信の正室。
氏真兄妹は信玄の甥、姪で、義信とはいとこ。
いとこ同士の結婚だった。
信玄の正室の三条の方は、寿桂尼の縁もあって武田に嫁いできた、と思う。

北条氏康の正室が今川義元の妹。
北条氏政の正室が武田信玄の娘。
今川氏真の正室が、北条氏康の娘。

この後三国同盟の破棄で、義信の正室は今川に戻され、北条氏政の正室は(子供何人も産んでいて夫婦仲も良かったらしいのに)武田に戻された。

その後、北条、武田、プラス上杉は、また婚姻やら養子やらで、くっついたり別れたりを繰り返すのであった。

引っ搔き回しているのは、主に信玄。
信玄は、妹の嫁ぎ先の諏訪も攻めている前歴も。

表面的に見れば、信玄が特に非道な奴に見えるかもしれない。
ただ、そんなに家族に冷淡な人物かというと、そうでもないような印象もある。
好きで不幸にしたかったわけではなかったと思う。

この時代小氷河期で、飢饉で、食うための戦であり、領土拡大であった。
武田領は、山間で耕作地も少なく、周辺と比べても過酷な地域だったのではないか。
洪水も多かったし、治水事業に相当な年月を要している。
鉱山はあったが、交易ルートがない。

貧しい地域だったために領土拡大が急務で、他と比べても非道にならざる得なかった背景はあったと思う。
三条の方との仲も良かったようですし、血筋も良い大事な嫡男を、本当は死なせたくはなかったと思う。

そこでの駿河侵攻だが、直虎も言っていたように、それをすると武田は四方敵だらけということになる。
義信が反対していたのも、それもあってのことだと思われますが。
今川が、松平と和睦しては、という話がドラマの中でもあったが、信玄のダイナミック外交の方が一枚上手で、武田と松平が、今川をサンドイッチしてしまうのだが。
もちろん武田と徳川は、すぐお別れしてしまうけど。
武田と織田ともね。
織田と徳川は結んでいますから。
もっとも徳川は、織田と武田との間で揺れていたかもしれませんが。
そんな中、築山殿事件も起きたりしている。

その武田と徳川の争いで、井伊谷は蹂躙されることとなる。
武田の駿河侵攻も、かなり酷かったようだ。
侵略すること火の如し。
徳川の遠江侵攻も苛烈だったようですけど。

で、本作の事になると、まあまたいつもの感じですが、そもそも上下関係がおかしい。
政次は家臣の分際で、何を時々タメ口叩いているのか。
しかも虎松が・・って、虎松様って言わんかい。
あんたは身内か。幼馴染設定が仇になってないか。

中野ジュニアやしのにしても、今は家臣っぽくなったし、しのもそのうち和解するんだろうけど、だからって井伊の当主(代行)に対して、あり得ない口きいていたのがナシになるわけでもない。
あんな描写いらんかった。
ここは上下関係無い世界なのかと思っていたら、時々当主と家臣っぽくなるから、わけが分からない。

後継者の生母と後見人が不仲だったら何かと都合が悪いだろうに、そこを誰も仲介せず、しのをほとんど蚊帳の外にしているのも不可解。
本作のしのは、たしかにやや情緒不安定だが、一瞬取り乱したりはしても、結局は割とすぐ納得して、いつまでもゴネて困らせるということは皆無だったりする。

本当は聡明で、物の分からない人物ではないと思う。
虎松に直虎の悪口吹き込んでいるようにも見受けられない。
生母と後見人がちゃんと協力体制にあるように、南渓とか周囲がしてあげればいいと思う。
女性なら生母が後見人になるのが普通なんですけどね。
他の例を見ても。
直親の隠し子が出てきて、ちょっと仲良くなったりするんでしょうかねー(棒)。
最初からしのをあんなキャラにすることなかったのに。

全体的に見て、題材を考えると、あんまり脚本を責める気にはなれないですね。
主人公に資料が乏しいのは、現在BSで再放送中「風林火山」の山本勘助もそうですが、舞台が全盛期に向かう武田なので、まだ面白くできる。
本作は、主人公の資料が乏しすぎる上に(しかも数少ない資料を検討すると、女性説は怪しい)、舞台の、この時代の井伊谷というのも、動向がはっきりしてるわけでもない。
このあたりを扱った他作品でも、井伊など出てこないような、小さな存在である。
「武田信玄」にも一切出てこなかったですしね。

それで一年やれというのは、かなりの無茶振りでしょう。
これ思い切って今川視点も入れて作ればもっと立体的に、面白くダイナミックになったかもしれませんが、それもない。
義元の描写はほとんどなく、氏真は、本当は色々奮闘していたのに、本作ではそれらはすっ飛ばされ、テンパってるだけの暗愚扱い。
今川は単なる悪人扱い。
個人的に面白いと思えない一因は、今川の描き方にあるような気がします。

まあ「ごちそうさん」でも思いましたが、この脚本家さんとはちょっと個人的に感性合わないですね。自分は苦手かな。
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2017/05/20 22:00

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これいいですね。
歴史好きの方にはぴったりじゃないでしょうか。
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「おんな城主 直虎」 第十八回まで

2017/05/14 12:16
このドラマがお好きな方はスルーして下さい




非常に今更な上に、またしてももう触れない詐欺になってしまいましたが・・・・
相変わらず同じような事の繰り返しになってしまうのも申し訳ない。
今作がお好きな方はスルーで。苦情は受け付けぬ。


同じ事やっていても、勝者と敗者では評価が違う。
伊達政宗や細川幽斎が文化人としても優れていても、軟弱ものとは言われない。
それは敗者じゃないから。
毛利元就が、和睦しておきながら殺害しても、さすが知略家となる。
敗者じゃないから。
同じような事今川氏真がすると、だから駄目なんだと言われる。
敗者になったから。

今川氏真は、塚原ト伝から剣術を学んでいて免許皆伝の腕前で、けっこう強かったらしい。
功績も上げているようですし。
蹴鞠だってスポーツですから、インドア派とは言えないのではないか。
歌は当時の武将誰でも嗜んでいますし。
ちなみに歌は大して上手くなかった模様。

桶狭間敗戦後は、今川のために奔走しており、寿桂尼に頼りきりで何もしてなかったかのような描写はおかしいと思う。
駄目な当主は追い落とされる時代である。
そもそも寿桂尼って言うほど影響力あったのか?
氏真は病弱でも子供でもなかったし、ちゃんと氏真を描写して欲しかった。
尾上松也さんは肖像画の氏真そっくりでちょっと笑いましたが。

尾上松也さんはインタビューで、今川家をだめにした印象しか持たれていないかもしれません。しかし最終的に家を絶やさなかったということは、葛藤しながらもその時々に柔軟に対応し、必死に生を全うした人物ではないかと思います、と仰っていて、せっかく役者さんがそういう気構えでいるのですから、これからでも(多分最後まで出てくるんじゃないかと思う。何気に長生きしているから)そういうところを描いて欲しい。

関東ジュニアでは、武田勝頼が再評価されていて、今川氏真はいまだ再評価への道は険しいようですが、どちらがどうとか比べるのは意味ないし好きじゃないですが、そんな現状だからあえて今川氏真の方が上と言いたい。
双方正室は北条の姫ですが、妻子も守れず死なせた勝頼に対し、氏真は家族は守りましたからね。
大大名としての今川は滅びましたが、家名は残し、江戸時代も高家の待遇でしたし。
まさに戦国ファンタジスタ。
優れていたとはいえないものの、残忍でも暗愚でもなかったと思う。
今川義元の領地経営が優れていただけに、桶狭間でいったん崩れると立て直しは難しかっただろうと思う。
武田と徳川に挟まれるという、後世から見ればお気の毒な立場でしたし。

結果から逆算し、敗者はダメな奴だからそうなったんだ、的な単純な考え方は、現在では見直しの傾向があります。
それに対応できていない、今作の今川氏真という点だけでも、この大河は自分的にはがっかりな大河です。
別に、実は優れた人物で、彼は全然悪くないとか言ってるわけではなく、史実を無視して馬鹿に描きすぎ。これは改悪と自分は見る。つまらん。


あと、小野政次の描き方。
高橋一生さんが今作の小野政次にハマっている事は否めませんが、おかしいと思う。
史実の小野政次(道好)が佞臣かどうかは意見の分かれるところ。

石田三成が、単に家康と敵対したから後に豊臣政権の暗黒面の黒幕にされたのだろうというだけではなく、いろいろ照らし合わせてみると、どうも三成黒幕はどれもおかしいとなっているのと同じように、小野親子も、単に政次が家康に処刑されたからだけではなく、やっぱり専横していた悪人とするには腑におちないところがあるから、彼らによる讒言、専横、横領はなかったのではないかという説もあるわけです。

小野政次を単なる悪人としていないということは、再評価の狙いがあるのかなと思っていました。
が、井伊を乗っ取ろうとしているにしては腑に落ちないという理由に、政次が結婚しようとしないということを上げていた。これはいただけない。
小野政次に妻子がいたのはれっきとした史実です。
幼い息子も家康に処刑されていますから。

たくさんいたはずの弟をいないことにしたのは、まあいい。
結婚してないのは時代を考えればおかしいですけど。
何故結婚しないのだろう(直虎母)って、それはだれも縁談の世話してやらないからだろう。
そもそも井伊は、二度も政次の縁談を反故にしているのである。
なのに何故結婚しないのかって、馬鹿?よくそんな事言えるもんだよ。

結婚相手って自分で見つけてくるものなのか?
このドラマの設定では、今川が政次に縁談を持ち掛けないのも変ですけど。
寿桂尼などは、このドラマでは、明らかに政次を完全には信用してないと思うし。
大体兄より弟が先に結婚するのも変ですけど。

それでも、妻子がいないことにするだけなら、まあいいとしても、それを井伊乗っ取りを否定する材料に使うとは。
これもう、小野政次じゃないよね。あの人物誰?
史実を改変するには、ルールがあるように思う。
これは、史実じゃないのでシラケるというレベルの改悪。

史実を改変するにあたっては、それによって面白くなるか、ドラマ上必然性があるか、ドラマとしての説得力があるか、これはこれでアリだと思わせてくれるか、色々あると思うが、個人的にはどれも該当せず、よってこのドラマに対してシラけてしまった。

悪人とはしないなら、無理に直虎や井伊家中と対立させる必要など全然なかった。
以前にも違和感その2かなんかやらで何度か書いた覚えありますが、この設定不自然に見えて仕方ありません。
多少物言いがアレな事はあっても、さほど偉そうにしたりしてるわけでもないのに、なんで小野はこんなに嫌われているのか、信用されてないのか、さっぱり分からない。
この違和感は、政直存命からずっとあった。
実際は、対立していた証拠はないと思う。二次資料以外は。

後見に執着し、井伊乗っ取りを訝しむなら、こんな大変な状況の井伊を乗っ取っても大して旨みがないのに、とか、こんなに人望がない(それも不自然ですが)のに、乗っ取ってもその後どうするのか、とか、子がいない意外にいくらでも理由付けできただろう。

今回信長、信玄に先駆けての顔見世となった武田義信ですが、義信事件にしても、義信一人が幽閉、廃嫡というだけでなく、連座者は80名以上にものぼったようで、つまりそれだけ義信側についていたということで、家中の下剋上は自分側に付く人がある程度見込めないと出来ないわけです。後が続かないから。
このドラマの状態の政次が井伊を乗っ取ったところでどうしようもなく、そこを訝しむとかで良かったのではないか。

ところで間違ってたら申し訳ないが、義信事件が出て来たので、今ドラマでは1567年かという記述をどこかで見たが、幽閉されたのは1565年(永禄八年)だと思う。
幽閉、廃嫡後すぐに殺したのだか自害したのだかではないという事になっているので。
自害だか何だか、とにかく亡くなったのは1567年、という事になっていますが。
実際には分からないけど。本当は幽閉するふりして殺害してたという説も。
とにかく、義信事件は武田にとっても、すぐに家中立て直し、駿河侵攻は困難なほど大きなお家騒動であった。

あとさ、武田四郎勝頼が織田から嫁もらったこともやれよな。
これも今川にとっては衝撃だったんだから。
歴史背景描写少なすぎ。
まあこれはそのうちやるかもしれませんが。
義信幽閉と多分同じ年だったと思う。
織田からのお嫁さんは、男子出産後亡くなってしまいますが。

話を戻して、いたはずの人物をいない事にするのは、ドラマを煩雑にせず進めるには仕方ないところはある。
「武田信玄」では、信玄の三男、五男はいなかったし、義信と正室との間の子も、なぜかいない事になっていた。
まあ、あのドラマの本質とは関係なかったから、まあいい。
今作でも、直満とともに誅殺された直義(だったっけ)は省略されていたし、しつこいが政次の他の弟が省略されていたのも、まあいい。

政次の妻子がいないのも、不自然だけど、まあそれならそれでもいいよ。
しかし、それをドラマの大事な部分に絡めてくるとは。
これでは小野政次の再評価にならないし、一体何のために悪人としなかったのかも分からない。
敵を欺くにはまず味方からって、直虎たちが勝手に安易に政次が裏切ったと決めつけていただけではないか。
味方を欺いていたら、必要な情報が入らず、守りようがないではないか。
欺く必要性が分からない。

直虎と政次の関係が今の所のこのドラマの見どころかもしれないが、自分には不自然さしか感じない。
柴咲コウさんや高橋一生さんには好感もってますが歴史ドラマとしてどうかと思うし、そもそも、ドラマとして破綻してると思う。
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今見てる朝ドラ「ひよっこ」

2017/05/13 22:14
普段ドラマはあまり見ないのですが、朝ドラはなんとなくチラチラ見ている。
見やすいですしね。
今の「ひよっこ」は、今の所はけっこう好感を抱いている。
脚本の岡田恵和氏は朝ドラ三作目だけあって、こなれてる感じ。
下手な実話ものよりこの作品、いいと思う。
もっとも朝ドラは最初の方良くても、途中崩れる事が多いので、これから分かりませんけど。

登場人物けっこういても、キャラが立っていて、演技指導もちゃんとなされてるのではないかと感じさせてくれるのが良い。
それぞれが個性的で、それでいて主人公が埋没していない。
駄目なドラマって、誰が誰やらすぐに区別がつかないか、スカスカだったりする。
まともに演技指導もされてないのではないかと思わされたり。

「ゲゲゲの女房」、「カーネーション」を最後に、実話ものは不作状態。
「花子とアン」からだな。
「マッサン」、「あさが来た」は傑作になり損ねた作品で、花アン、「とと姉ちゃん」、「べっぴんさん」は駄作といっていいと思う。

「あさが来た」は、実在の主人公の娘を、母親の稼いだ金でゴテゴテ着飾りながら母親をディスりまくるという、信じられない描写が延々と続き、朝からストレスだった。
当初は創作が上手くドラマに機能していたが、途中から駄目になった。

「べっぴんさん」も最初は良かったが、途中から同じく仕事描写そっちのけで、娘不快描写を延々やっていた。

でも視聴率的には、いまだ実話ものにハズレ無しなんだな。
「ひよっこ」は苦戦してるらしい。
ほんと視聴率は当てにならない。

ま、大河だけど「おんな城主 直虎」は1ケタいってほしいですけど。
けっこうしぶといですね。
ま、今の時点で戦国大河最低の数字になると思いますけど。

非実話ものでは「あまちゃん」のヒットがあり、「まれ」はパティシエという興味を引く題材でありながら、その描写はいい加減で、さらにクリエイティブな仕事は夢があって偉い、そうでない仕事(市役所とか)を馬鹿にしてると思われかねない描写があって不快だった。
もっとも大泉洋は、「真田丸」の信之より「まれ」のダメ親父の方が良かった。

「ひよっこ」は実話ものではないし、華やかに見える職業を扱ってるわけではなく、題材は地味ですが(戦後高度成長期に、地方から東京へ集団就職に来た)、なかなか良いと思う。
もちろん細かい突っ込みどころはありますが、全体的に良ければそんなに気になりませんしね。
ただし、今の所はね・・・・・・
長丁場持たせるのは難しいですからね。
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「戦国時代展」へ行ってきました

2017/05/05 22:12
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もうかなり前の事になってしまいましたが、京都文化博物館へ「戦国時代展」へ行ってきました。半月ばかり前かな・・・・
順番からいけば、海北友松展の前に載せるべきでしたが。
今は米沢へ巡回してると思います。
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図録(重っ!!)の序文的な所に、日本史の中では、戦国時代の研究者の数は群を抜いて多い。
それゆえに戦国時代に関する学説も実に様々である。とあり、
たしかに戦国の書籍とか多いですが、人によって、また年代によって言ってることが違ったりするので、注意が必要ですね。
歴史番組なんかでも、あくまでその人の意見でしかないし、しかもテレビの場合、編集というものもあったりしますからね。

ぶらぶら美術・博物館で紹介された時も言及していましたが、今回の展覧会、戦国時代は群雄割拠のイメージで、秩序も何もないと思われがちだが、そうではなく幕府や朝廷の権威、影響があり、というような論調が全体を覆っていたような印象がありましたが、漫画「センゴク」の副読本的な「ちぇんごく」で本郷和人氏などは、そういう捉え方には否定的っぽい感じで(色々な論がある、と断ったうえで)、色々な考えがあるようです。

何百年か後に、例えば平成という世では皇室はどう考えらていたのか、と考察すると、「日本の象徴で・・・」とかになるかもしれないが、個人では色々極端な人もいるわけで。
戦国では上杉謙信とか極端な人っぽいが、謙信が幕府を重んじていて、そういう証拠があり、だから室町幕府は影響力があったんだとか言われても、謙信は特殊だしねえ。

信長とか、本音と建て前は使い分けてたでしょうし、そういう意味では一次資料も嘘をつきますから、そういう可能性も考慮しないと。

展示品は、色々なものがあって面白かったです。(超ざっくり)。

大関ヶ原展でもそうでしたが、書状が、展示のところでは現代語訳がついてましたが、図録ではまた例によって、大体の説明と釈文しか載ってないという・・・

今回国宝の上杉家文書が多く来ていましたが、BS大河再放送「武田信玄」を思い起こさせるようなものもあったり、なかなか面白かったです。
ユニークな説明書きがついていたりもしていて。

ミュージアムショップでは、こんな花押が色々載っているクリアファイルとかも。
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(見づらいですが・・・・)
いいですね、京都文化博物館。二回目ですが、また来たいです。
なんかこんなんでごめんなさい。
あ、音声ガイドは戦国無双の声優さんでした。
なかなか楽しかったです。
書き忘れましたが、海北友松展での音声ガイドは石丸幹二さんで、展示品と共に美声も堪能しました。
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「海北友松」展に行ってきました

2017/05/02 20:57
京都国立博物館で開催中の「海北友松」展へ行ってきました。
桃山の絵師というと、狩野永徳や長谷川等伯が有名で、知名度の点では若干落ちるかもしれませんが、当時高い評価を得ていた絵師のようです。

北近江出身、浅井に仕えた武家の出で、当時としてはかなり長生きした人。
大坂夏の陣で豊臣滅亡後間もなく、八十三歳で死去。

履歴ですが、孫の友竹による「海北友松夫妻像」の賛や、「海北家由緒記」は、武家としての家名を誇示するためか、誤伝や脚色が指摘されてるようです・・・・

しかしその人生、交友関係を見るに、大河の主人公もいけるかも。
交友があった人物は、斎藤利三、石田三成、安国寺恵瓊と、悲惨な末路を辿った人も多いですが・・・・
他には細川幽斎、東陽坊長盛、公家や宮家、さらには朴大根(バクテグン)といった海の向こうの人にまで評価は広まったようです。

石田三成が海北友松と九州旅行したことを後世に知らせてくれた連歌師の猪苗代兼如の「兼如筑紫道中記」もありましたよ。
石田治部という文字、分かりやすかった。

水墨画、華やかな金碧図屏風、迫力の、雲龍図、狩野派の影響そして武家出身らしい鋭利さを感じさせる初期作品から順を追って、様々な変化が見られます。

しかしなんといっても、最晩年の最高傑作と名高い「月下渓流図屏風」。
アメリカの美術館から六十年ぶりの里帰り。

最後にこの作品のために一部屋とってあります。
ここにたどり着いたか、としみじみすると共に、やっぱり長生きはするものだなあと。
それまでの、どの作品とも似ていない。
長谷川等伯の「松林図屏風」に比肩すると評されるだけあって、近づいたり離れたり、角度を変えたりと、しばらく離れがたかったです。
静謐で詩情豊か。
これだけでも、行った甲斐がありました。
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長束正家が主人公の小説「天下を計る」

2017/04/29 18:28

天下を計る
PHP研究所
岩井三四二

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五奉行の一人でありながら、ドラマなんかでは関ヶ原の直前だけぽっと出ては小物扱いされがちな(司馬遼作品でもそうですが)、長束正家。
この人が主人公の小説があるという事自体がちょっと嬉しい。
「のぼうの城」ではとんでもない酷い扱いでしたし。

岩井三四二氏は、ユニークな歴史小説を数多く書いてらっしゃいます。
「三成の不思議なる条々」では、まあ三成はとんでもなく空気読めない人物になっていて、(三成本人が直接出てくるわけではないのですが)三成を使いこなせるのは秀吉だけだったという感じになっていた。
秀吉が死んだ途端失脚したことを考えると、そういう解釈もアリかなと。
小説ですから。
実像は違うと思いますけど。

この作品での三成も、基本そんな感じかな。
計数というと石田三成を連想させる人も多いかもしれませんが、実際それで出世したのはこの同じ近江出身の、長束正家なんですけどね。
派手さはないですが、この辺りの人物にももっとスポットライトが当たってもいいし、滋賀県も石田三成ばかりでなく、長束正家はじめ他の戦国武将にも光を当てて宣伝するといいと思います。
でないともったいない。せっかく宝庫なんですから。
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「おんな城主 直虎」 第十五回まで

2017/04/22 14:02
このドラマがお好きな方はスルーで。



結局毎回同じような事言ってるだけみたいな感じになっちゃいますし、もう見ないかと思うので、とりあえずドラマについては、これで最後かな。

この時期は、週刊誌等で大河ドラマについて色々言われる時期ですが、視聴率が良くないので、どうしてもいい方向にはいきませんね。
ちょっと前ですが、週刊現代で「柴咲コウが気の毒になるほど「おんな城主 直虎」がつまらない」という記事があり、「花燃ゆ」以来主演者の責任にするような事はなくなりましたね。

記事タイトルはきついですが、内容はさほどでもなかった。
色々な人が色々な事を言っており、多少共感できるものもあれば、そうでもないものもあり、といったところでしたが。
概ね「題材に問題が・・」といったところでしょうか。
全くの創作時代劇ならともかく、史実と絡めているので、どうしてもボロが出てくる・・・とかなんとかの辺りは、たしかに多少感じるところです。

同じ回でも人によって感想は大きく異なるので、別に万人受けする必要はないのですが、個人的に、おんな×2でゲーっとなりそうなタイトルの回では、今更〜?と思った事二つ。

(中野ジュニアに)「誰に向ってものを申しておる!」(細かくは違ったかもしれんが)
いや、ほんと今更何言ってんだか。

前にも言ったけど、自分たちの上司だった社長の一人娘で、現社長にあんな態度とる奴いるか。現代でもおかしいわ。
今回急にデレましたが、身分社会において、上位の者にとる態度ではない。
家臣が当主(代行?)にツンデレって・・・・
上の者に諫言一つするにも命がけの時代じゃない?
例え納得できなくても、あんな風な態度で示さないでしょう。

戦国大河っぽくないというのは、合戦シーンがどうのとか題材が地味とかではなく、そういう所でしょう。
細かい作法とかの演出は、けっこうちゃんとしてる所もあるのに、こんな所がガバガバじゃあ意味ないでしょう。
そういう意味で、こんなの戦国大河じゃない。
きちっとした上下関係、身分社会も戦国大河の見どころの一つのはずなのに。
領主(代行?)が女性だから構わないと思ってこうしたのなら、どれだけ女性を馬鹿にした大河か。実際の中野直之にも失礼だし。
そもそも作者って、直政以前の井伊が嫌いなのか?

「母親が(直虎が後見になることに)反対なら、後々火種に・・・」(大体そんなような事)
これも今更というか、そもそも南渓が説得してないのが悪いよな。
後家権というものがある時代、実母が蚊帳の外なのは不自然だよな。
しのをあんな変なキャラにしてさ。
ま、どうせしのもそのうち直虎にほだされるんだろうけど。
ほだされる人たちばっかりだもんな、この大河。

今回なつが、義兄政次について、子のいない政次が、虎松の後見になっても先がない。
実は盾になって井伊谷を守ろうとしてるのでは・・と気づき始めたようだが、実際の小野政次はちゃんと妻子がいたので、史実の政次のフォローにはならないな。
小野政次を悪人とはしてないけど、史実とも大分違う感じなので、実際の小野政次のためにもなってないドラマだな。

これに対して南渓の、直虎に感づかれては盾になる意味がないとかなんんとかいうのも、意味がよく分からなかった。
以前は数少ない味方だったはずの直虎(とその母)が、生きて帰ってきた途端、なぜか急に冷たくなって裏切り者扱いしてるのが原因じゃないか。
あんな態度とられたら、このドラマの政次の性格からして弁解できないよ。
南渓が直虎に言ってやればいいじゃん。
このドラマでは、政次が死ぬのは南渓のせいだ。
この人、ひたすら無責任で、いい印象が何もない。

そもそも南渓が、この不安定な情勢の中、直虎を矢面に立つ立場に置いたのが悪いのではないか。
今回直虎が殺されてたら、どう責任とるつもりだったのか。
何故直親は殺されて、直虎は生きて帰ってこれたのか。
はい、直親は史実で殺されたから、直虎は主人公だからですね。
そんな風にしか見えなかった。
周囲は本気で直親を守る気があったのか。

この大河で一番嫌なのが、今川氏真暗愚扱い。
後継者としての教育も受けてたはずで、馬鹿なはずはない。
最近の再評価ブームで、多少この人も再評価されている。
なのに何十年も前の「武田信玄」の氏真よりまだ悪いってどういう事か。
戦国外交の雄と言われてる人だよ?
いや、そういう小説がありまして。
子供でも病弱でもないはずだが、何で寿桂尼が当主みたいな感じになっちゃってるのか。

大大名の後継者がアホなはずないだろう。
だったら廃嫡されているか、殺されている。
この時代長男に生まれたからそのまま継げるというわけではない。
今川義元にしても、五男でありながら兄弟間の下剋上で当主にのし上がった。
そんな時代である。
ほんとに駄目な奴だったら、早川殿は最後まで添い遂げないし(この人のおかげで、氏真がある意味勝ち組に見える)、朝比奈のような忠臣もいないし、家康が結局は面倒見てやったりもしないだろう。

この当時の今川としては、徳川と共に武田の動向が気になってるはずで、井伊が潰れちゃったりする事を望んでたはずはない。
直親誅殺の経緯は諸説あるようだけど、このドラマでは寝返りの証拠まで掴んでいて、それで直親(と従者)の死だけにとどめているのは、なんかドラマでは今川ヒドスな感じになってましたが、実際かなり甘いんじゃないかと思う。
織田や武田だったら、そうはいかない。
徳川だって、この頃苛烈だ。
井伊を苛める理由もないわけだが、なんか今川が井伊を苛めてるかのような描写はどんなものか。

別に特に今川氏真に思い入れがあるとかいうわけでもなく、遠州翁劇を引き起こした責任はあるだろうけど、なんだかなあ・・・・
桶狭間合戦は、満を持しての尾張侵攻で惨敗。
しかも大将首が討ち取られるって、敗戦でもそうない事で、周囲が混乱するのを治められなかったのは、ちょっと責められないかなあという気もしますけどね。
あんまり詳しくもないし、このドラマでは遠州翁劇すっ飛ばしてたからな。直虎とも関係があったはずの、飯尾のお田鶴の方(こちらも女城主という言い方されることも)もスルー。
そのうち出てくるかもしれないけど。

「真田丸」もそうでしたが、今回も、時代考証の方の著作とかなり違うなといった印象です。
この題材にしては、よく健闘してるなと思えるところもあるんですけどね。

合戦、謀略、ばかりでない戦国主人公なら、直虎より今川氏真の大河が見たい。



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「おんな城主 直虎」 第十四回まで

2017/04/13 21:10
このドラマがすきな人はスルーで



視聴率は低空飛行なわけですが、戦国大河なのに徳政令とか地味な題材だからとか、国衆とかチマチマしててやっぱり地味とか、マイナーだとか、そういう事ではないと思います。
戦国ドラマであまり扱わない題材に挑んでいることは分かりますし、そこに文句があるというのはあまりないと思います。

徳政令について触れるかも、とか偉そうに以前書いてしまいましたが、今はその気力はないというか、そんなに言えるほど詳しいわけでもなんでもないのですが、井伊谷の徳政令についてや、なぜ直虎は引き延ばしたか(二年も)等は、時代考証の大石泰史氏の「井伊氏サバイバル五00年」の中にあります。
もちろん、この方の見解ですが。
このドラマの描き方が妥当かどうか判断する能力は自分にはありませんが。

何が気に入らないかとかは個人の感覚によるので、こんなもの気に入るなとは言えませんし、好きになれと言われる筋合いもないのですが、個人的に、あくまで個人的にこの大河で残念なのは

低レベルなクズしかいねぇ

というとこでしょうか。
「武田信玄」のような戦国ならではの外道だらけ、というのはいいのですよ。
問題はレベルが低いというところなんですよね。
自分が嫌だと思うのは、題材とかではなく、やっぱり人物描写の問題なんですよ。

しのや中野ジュニアを、何故あそこまで貶めなければいけないのでしょうか?
実在の人物ですよ。
そもそも、この井伊谷の上下関係というのはどうなっているのでしょうか。
家臣の分際で、なんで中野ジュニアはあそこまで偉そうなのでしょうか。
社員が女社長にセクハラ発言とかしますか?
ましてや戦国、ちょっと考えられません。

ああいう、白々しい女尊男卑的な書き方が、女性大河が敬遠される理由の一つなのではないでしょうか。そんなもん見たくない。うんざり。

井伊の嫡流の一人娘というのは、あそこまで尊重されないものなのでしょうか。
以前しのが次郎に襲い掛かったのもあり得ないですが。
あの時直盛も存命だったのに。
身分の高い家から嫁いできたならともかく。

今の直虎としのの力関係というのもよく分かりませんが。

奥山ジュニアの、味方になったところで役に立ちそうもない「小公女」のアーメンガードみたいな描写もどうかと思いますが。(アーメンガードは嫌いじゃないですよ)

創作するなら面白くしてほしいですが、なんでこんな連中見せられなあかんねんとしか思えないんで、今の所。
こんな面白くもない人物たち見たくないのですよ。
そのうち変わってくるでしょうが、今の段階で実在の人物を、稚拙な貶め方してるように見える。

どんな人たちだったかは知りませんし、こういう感じの人いないとも言えませんし、いたかもしれませんが、わざわざ見たくない。
なんでフィクションで、実在の人物を使ってそんな見たくないような人物描写するのか。

親世代も大概でしたしね。
井伊直盛にしても、杉本哲太さんの好演もあって感じは良かったですが、ちらっと調べても実際はもっと猛将かつ、やり手だったという印象がある。
なのになんか情けない上に、無責任で意味不明の自害してしまった人になってしまった。

それにしてもしのの描写は酷く、貫地谷しほりさんと、ひよさんが可哀相。
正室という立場にあった者が、自分の権利しか考えない、家の事、領内の事も考えない、という事はあり得ないと思います。
ここまで正室を貶めたドラマは知りません。
あの時代に行ったわけではないし、会ったわけではないですよ。
しかし創作するにしても、なんでこんな風にしちゃうのか。

人によって見方は様々ですが、自分としては人物描写ですね。受け入れられないのは。
今川氏真についてもそうですし、主人公も、亀亀うるさい。結局直親の事ばっかりか。
小野ぼっち描写も不愉快。
直虎と小野が対立していたという証拠はないと思うし、小野が直虎を追い出して横領、そのすぐあと家康に処刑されるという流れも、幼い息子たち共々家康に処刑されたという結果から、江戸中期に作られた創作だと思う。
そもそも直虎は今川派だったと思われる。

やればやるほど憎まれる、それでも想い続ける、というのも個人的に見てて楽しいものでもない。
この時代、主を変えるというのはよくあることだった。
この親子は、何故そうしなかったのかと思うばかり。

今までの繰り返しみたいな、とっちらかった文章になってしまいましたが、徳政令等地味な題材がどうとかではなく、そういうことに挑んでいるのは面白いと思いますし、自分が気に入らない理由はそれではない。
サブタイトルとかファンタジーっぽい演出とかには目をつぶるとしても、人物描写が酷い。

しかし次回、サブタイトルの事はいい加減言いたくないですが、おんな、おんなと平仮名で二回も。吐きそう。
こういうセンスがそもそも嫌。

そのうちには、もうちょっと実のあるもの書きたい・・・
難しいですな。


井伊氏サバイバル五〇〇年 (星海社新書)
講談社
大石 泰史

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「おんな城主 直虎」第十三回まで その2

2017/04/08 22:18
このドラマがお好きな方はスルーで。



どうやっておんな城主直虎が誕生するのかなと思っていましたが。
なにしろこのドラマでは、所領安堵の引き換えの出家となっていたはずなので。

それが、還俗ではない、あくまで虎松の後見って・・・
それが通るなら南渓がやればいいし、黒染めを脱いで次郎法師から井伊直虎になって、還俗ではないなんて・・・
それ女城主といえるのか?
なんか滅茶苦茶だ。
ちなみに、おんな地頭、おんな領主より、おんな城主とした方がかっこいいからのタイトルなのでしょうが(ひらがななのはなんか嫌ですが)、城ってどこよとか思う人いるかもしれない。
意味的には同じなのでしょうけど。

あと、後家の力は大きかったはずで、正室なら家の内情も知っていたはずだ。
知らないなら、正室として変だ。
正室の仕事は、男児をあげる事だけではない。
直親の正室で後家さんであり、虎松の生母になんの断りもなく了承も得ず、虎松の後見人を決めるというのも変で、あり得ないだろう。

南渓は、おとわを次郎法師から井伊直虎にして、その役目につけたいなら、後家であり虎松の生母であるしのに了承を得るのが先で、それをせずに直虎を虎松の後見人にするなんておかしい。
このドラマは正室を何だと思っているのか。

そもそも、女が領主とかいうよりも、何も知らない尼さんがいきなり領主になるなんて、突飛すぎる。
今川義元は、元は禅僧でしたが、その頃から教育係の太原雪斎が仕込んでいたから還俗して当主になれたわけで、このドラマの直虎は、そうした教育を受けていた場面は特にない。
南渓は、まだおとわが出家したての託鉢の時も、やり方も教えず放り出していたが、今回もそれと似たものを感じる。

領主にした後で、仮名目録を渡すだけとか。
今川仮名目録は、今川氏親が制定し、義元が追加したりしたもの。
たしかに寿桂尼が関わっていたという説もあるけど、このドラマ、寿桂尼だけ必死で氏真はしょうもなく描かれていたり、どうも嫌な感じ。

中野ジュニアの描かれ方の酷さですが、この時代女性が当主代行的な立場に立つことは珍しくなかったので、そこを強調されても嫌な感じしかしない。
ドラマとしては、主人公に試練を与えねばならないのですが、直虎に不満があるなら、女性云々より、後家でもない(虎松の母親でも直親の正室でもない)、経験もない、領主になる教育を受けてたわけでもない、直虎の性格に問題を感じる(感情的等)あたりをあげ、その上で、直虎を段々認めていく方向にすればいいし、実在の人物をあんな嫌らしくする必要性がどうしてもあるのか?と思う。
外見からしてもう・・・・・

虎松の母親であるしのでもなく、井伊庶子家の中野でも、井伊の親戚筋で虎松の叔父の奥山でもなく、家老の小野でもなく、おとわが女城主直虎に。
しかしおとわをスーパーヒロインとして描いてこなかったので、そのおとわを女城主にする無茶を通すために、しのをヘンテコなキャラにし、中野と奥山をアホにし、小野を裏切り者にした。

蹴鞠勝負でダダをこね、愛しき人が死んじゃう(意訳)、と瀬名を責め立て(だから反今川は松平だけじゃないだろうに)、愛しき人が死んじゃった、なのになんでお前は生きとんねん。どのツラ下げて生きて帰ってきた(意訳)、と政次に罵詈雑言を浴びせる、そんなヒロインを城主にするために、ヒロイン陣営は馬鹿か悪人に成り下がった。
そんな大河ドラマ。

実際どんな人たちだったかなんて知らないよ。
でも井伊家中、ヒロイン含めちょっと酷すぎると思う。
今作で国衆という言葉が注目を集めてますが、昨年の真田もしょうもなかったが、今回の井伊もそれとはまた違った形でしょうもないのだが、国衆の理解として、こんなんでいいのか?

それならおとわをスーパーヒロインとして描いてきた方がマシだったかもしれない。
どうせ女城主直虎なんて存在しなかった可能性が高いのだし。
敵側はというと、今川氏真は、ヤケになるかキーキー言うか、遊んでるだけになってるし。酷い描かれようだよ。

虎松の後見人であり当主を決めるのに、虎松の母親にも家臣たちにも何も相談もせず、了承を得て直虎に協力させるための説得もせず、直虎にそういう教育もしてこず。
この南渓って何なの。無責任すぎだろう。
そんな事ってあり得るの?ないと思うけど。

・・・なんか、直平たちの死も、史実で死ぬ時期になったから死なせた、直虎も、史実か疑わしいが、とにかくこのドラマでは直盛の娘が直虎という設定だからそうした、とにかくさっさと女城主直虎にしなければ、としか見えなかった。
雑。とにかく雑である。比較的丁寧だったのは、政次の闇堕ちだけ。

今までと大差ない感じになってしまった。わざわざその2にした意味はあまりなかったかも。
徳政令の事など、また触れるかもしれません。
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「おんな城主 直虎」 第十三回までその1

2017/04/07 20:45
この辺りは、何度も言ってるように全然詳しくないので、変な事言ってたら申し訳ないですが、前回の事かな、でなんか首を傾げてしまったことなどを。

直平たちは、このドラマでは反今川なのに、どうして今川側として天野、飯尾(だったっけ)と戦ったの??
いや、このドラマでは一応虎松を守るためとなってたけど、別に今川の元に人質として捕らえられているわけでもないよね。
井伊・今川連合軍でも落とせなかった城もあるという。(どこか忘れたが)
そっちと提携して今川と戦えばよかったんじゃない?

直親の件にしても、松平に合力断られた、もうダメだ、とみすみす殺されに送り出す意味も分からないし。
松平が駄目なら他の反今川勢力と提携すればよかったのでは?
ちなみに直親の件は、今川酷すぎみたいになってたが、武田とかだったらあんなもんじゃすまないからね。磔晒し者ぐらいにはするだろう。
そして、井伊そのものを潰しに来るだろう。
怖いからね、武田の侵略は。乱取り、放火、人身売買。

実際は、直平、直盛、直虎の嫡流は、直平が今川派に方向転換して以来、ずっと今川派だったと思うのね。
それを無理に小野以外全員反今川にするから、行動原理がよく分からないことになってる気がする。
今川がすごい悪者みたいになってるけど、実際井伊谷を蹂躙するのは今川がなくなった後の武田とかだからね。
井伊谷を守るために、実際の直平たちは戦ったのだと思う。

今作の政次が今川についてるのもそのため、井伊谷を守るためだろうが、なぜか今作の直虎たちはそれが分からないらしい。
それも不自然。
政次は駿府にいたから武田の怖さを知っている、今川が滅んで武田と徳川が衝突したら井伊谷はどうなる、と思い至ったのかもしれないが。
しかし、直虎たちは今川が滅んだら井伊谷はどうなるとか考えないのだろうか。

歴史背景描写がなさすぎるのは以前から思っていたが、徳川と織田、武田、北条の関東勢力、プラス上杉の事とか、全部詳しくやらなくてもいいけど、多少は説明があってしかるべきだし、なにより直平たちナレ死で、遠州錯乱(遠州翁劇)をほとんどすっ飛ばしているのはどうかと思う。
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「おんな城主直虎」追記

2017/03/31 23:10
前回追記するかも、と書きましたが、なかなかちゃんとも見られず・・・
前回とはあまり関係ないですが、しのさんの描写について思ったことなど。

直虎は、直政の養母みたいに言われることもありますが、よく考えると生母が存命なのに養母ってどういう事か。
乳母とは違うし。
そもそも寿桂尼はじめ、女性が代行者として領主的な仕事をしていたという例はありますが、当主が病気だったり、亡くなって後継者が幼かったりする場合で当主の正室、後継者の母親、という立場の人だと思います。
正室、後家の力は当時大きかったですし。

しかし直虎は、直親の正室でもなければ直政の母親でもない。
毛利元就の場合は両親とも早くに亡くなったので、父親の側室のお杉の方が養母でしたが、直虎は直親の側室ですらない。
そもそも直親の正室で直政の生母が亡くなっているわけでもない。

その直虎が、女性でありながら還俗までして、直政こと虎松の後見人にしゃしゃり出てくるというのは、かなり不自然だ。
「井伊家伝記」などでは、嫡流の一人娘であるという点を拠り所にしているのだろうけど、根拠に乏しく、直盛の娘が次郎直虎としてそういう地位についた可能性は低いと思う。

当時の例に従うなら、直親の正室で、ついでに井伊の縁戚である奥山の娘で、直政こと虎松の生母が家督代行の立場にある方が自然だろう。

が、このドラマのしのは、メソメソしてるかヒス起こしてるかしかなく、かなり情緒不安定で変なキャラになっている。
どう見てもそんな役目が務まりそうもなく、今作での直虎が女城主となる不自然さを緩和するために、あんなキャラにされてしまったように見えるのだ。
おとわを女城主直虎にするためなので、後々和解するだろうが、気の毒だ。

実際のしの(ひよ)さんがどんな人だったかは知りませんが、あんまり変な人が正室には選ばれないと思うのだけど。
奥山は直親に色々協力したので、直盛は断れなかったという説もあるようだけど。

南渓がおとわを、ただならぬ子として女城主にしたのもドラマの上でも納得しかねるが。
蹴鞠でダダこねてただけじゃないか。
この南渓も、あまり役に立つ人物にも見えず、井伊家中の智謀を下げまくり、しのを変な人にして政次を裏切り者にして、ようやく女城主直虎が誕生したわけだ。

1565年(直親の死から二年後)の、以前少し触れた「次郎法師の黒印状」という数少ない一次資料の古文書を無視してるわけだが。
もう今作は、史実云々はないと思うしかないのだ。
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「おんな城主 直虎」 第十二回「おんな城主 直虎」

2017/03/27 20:49
タイトル回収の回。
ぱぱっと見ただけなので、ちょっとだけ。
またちゃんと見て追記するかもしれません。

その前に・・・・
よそ様の感想ちょこちょこ覗かせてもらっていますが、同じ回や同じシーンでも感じ方は人によって実に様々で、ここでは文句が多くなりますが、あくまで個人の感想なので、あまり気にしないでください(言い訳)。

ダイジェスト版じゃないよね、雑すぎない?
井伊以外の国衆おらんのか。もうちょっと詳しく描いたらどうか。
今川氏真の描写が変すぎる。
しのも変すぎる。
井伊谷三人衆は、小野政次が連れて来た??
戻ってきた幼馴染に、「生きとったんかい、ワレ」(意訳)って・・・
本領安堵と引き換えの出家のはずなのに、何をさらっと還俗しとんのや。

まあとりあえず、こんなとこか。
直親と次郎ちゃんの場面は、泣ける場面のはずだが、申し訳ないけどどうにも気持ち悪いというか。
直親の墓の両隣が正室と直虎という事自体が、どうにも気持ち悪いので。
またそのうち、もうちょっと何か書くと思います。
体調が良くなくて・・・
といっても大した事も書けませんが。
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BS大河ドラマアンコール「武田信玄」終了

2017/03/26 15:39
もうけっこう今更になってしまいましたが・・・・
次は「風林火山」なんですね。
また武田信玄と付き合う事に。
これはリアルタイムで見ていたので、もう見ないとは思いますが。
「風林火山」は、今世紀に入ってからの戦国大河では、一番の出来という評価ではないでしょうか。
視聴率的にはあまり成功しなかったようですけどね。
個人的には、三条の方の扱いが酷いのが気に入りませんが。
記憶はそんなにはっきりしてませんけどね。

「武田信玄」は、時にはあんまり中身のない回もあったり、突っ込みどころもあったり、以前触れましたが義信事件については、もうちょっとなんとかならなかったのかとかありましたが、大河ドラマらしい大河ドラマだったと思います。
これくらいの重厚感は、欲しい所です。
アバンのBGMが時々妙に独特でしたな。

超能力あり、生霊あり、しまいには信玄と謙信、テレパシーで会話する始末。
いや、面白かったですけど。
謙信は、ほとんどネタキャラだったなあ。
いや、面白かったですけど。

最終回の「神々のたそがれ」、早々に主人公が死んでしまい、あとはひたすら暗かったですな。
武田は滅亡に向かうので。
勝頼が一人ぽつんと座る虚無感がなんともいえません。

信玄の重臣たちったら、前の回から、上洛するならお屋形様と一緒じゃなきゃヤダヤダ。
今回も、真田幸隆がやたら勝頼を責めていたが、あんな言い草ないんじゃないかと思いましたよ。
史実ではどうだか知りませんが、ドラマでは出発前から具合悪かったんだから、あんな事言うくらいなら最初から止めてりゃよかったじゃん。
大金ドブに捨てたようなものだし。

お屋形様亡くなったら、重臣たちすっかりやる気なし。
こりゃ滅亡するさ。

真田昌幸はじめ、幸隆(幸綱)の息子たちはいっさい出番なかったですね。
昌幸は信玄から法螺貝もらったりしてますし、ちょっとくらい出しても良かった気もしますが。
昌幸は、勝頼に対しては、ある程度忠臣といってもいいのではないかな。
最後には北条と通じてましたが、真田を潰すわけにはいかないので、仕方なかったと思います。
あんまりグズグズしていて土壇場の裏切りになってしまうと、小山田みたいな事になってしまうし、ギリギリまで粘った方だったと思います。

平三や平吾(だったっけ、名前間違ってたらすみません)といった農民兵の視点も入れてたのはよかったけど、同じ農民兵仲間だった高坂より活躍してたような。
もうちょっといい暮らしさせてあげればよかったのに。
二人兄弟のようでしたが、いつも二人とも戦に行ってましたが、普通どちらか残ると思いますが。
どっちも死んじゃったら困るでしょう。
あの母親ちょっと嫌だったな。
男は戦で死ぬので女の方が余ってたでしょうに、ずっと二人とも独身だったのは謎ですが、あのババァのせいだったんじゃあ・・・

信玄の三男(夭折)と五男の出番もなかったですね。

大井夫人(ナレ)、信玄と謙信が死んで神々(?)がいなくなり、あとは私利私欲ばっかりって、その言い方どうだろう。
身びいきで・・・とご自分でも仰ってましたが。
最後に信玄と縁のあった人物たちの回想紹介がありましたが、
今川完全無視。
大井夫人・・・・・

織田信長は、ちょっと割を食ってたような気がしました。
派手な衣装をやたら何度も替えてたのは笑いましたが。
あんた何着持ってるんだよ。
信玄は、びしっと着こなしが上手かったですな。

勝頼が、自分が父の代わりにいつか上洛を、とか思ってたかは知りませんが、三条の方も、どうなんだろう。
このドラマでは、三条の方は、夫が上洛して故郷に凱旋したいとか思ってたようで、息子の義信もそうさせてやりたい、母と八重の願いを叶えたい、みたいな事言ってましたが、そのためには海を手に入れるためにも、駿河の今川は倒さなければいけないと思いますが、そうすると物語に矛盾が生じてしまうのでは。

実際武田義信は、正室が今川の人間だからというだけではなく、信玄とは違った構想を持っていて(それを言おうとしていた場面もありましたが、信玄に、俺と違う意見なんて聞く耳持たずとばかりに遮られた)それで倒されたのだと思いますが、上洛志向はなかったんじゃないかと思います。
三条の方も、実際問題そんな願いがあったのかどうか。
今作の三条の方は、紺野美沙子さんの好演もあって、そんな悪女ではなかったと思いますが(そういう役割は八重が担わされていた)、諏訪の姫苛めとか、どうかと思いました。
実際悪女なんかではなかったようです。

昔の大河万歳、今の大河駄目みたいな言い方はフェアではないので、文句言うところは言ってきましたが、(特に義信事件)、やっぱりこの頃の大河ドラマはいいなあ、とどうしても思ってしまいました。
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最近読んだ漫画「コタローは一人暮らし」

2017/03/24 23:15

コタローは一人暮らし 1 (ビッグコミックス)
小学館
2015-12-28
津村 マミ

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現在スペリオールで連載中。
雑誌立ち読みできになったので、単行本購入してみました。
現在2巻まで出ているのかな。
基本読み切りですが、2巻の最後、あんなとこで切るなんて。
気になるではないか。

4歳児(2巻途中で5歳に)の一人暮らしという有り得ない設定ですが、このコタロー君の背景が小出しに明らかになってくるにつれて、切なくなります。
ただ、「ギャングース」もそうですが、重い設定も、主人公のキャラクターと、愉快な仲間たちを明るく描くことによって、読みやすくなりますね。

今作、たしかにコタロー君のまだ4年そこそこの人生で背負ってきたものは過酷ですが、親以外の人には恵まれてるというか、大人も子供も嫌なキャラクターはおらず、不快になる話もないので、時々切なくなったりしながらも楽しく読めると思います。
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「おんな城主 直虎」 第十一回「さらば愛しき人よ」

2017/03/21 20:46
ちょっとだけ・・・
創作ドラマとしては、とても良く出来ていると感心します。
小野政次を、井伊を守るために井伊を裏切るキャラクターとして設定するとかね。

ただ大河ドラマ、歴史ドラマと思うと、どうしても歴史的背景描写が少なすぎるのではないかと。
他の国衆や、北条や武田の動向とか。清州同盟等、この間の元康と織田の動きとか。
ちらっとでも入れてくれると、大分違うのでは、と。

そしてどうしても氏真の事になりますが、諦めが早いというか、元康と必死に戦ってるはずなんだよ。けっこう奮戦した戦いもあったようですし。
寿桂尼だけ必死で、氏真は能ナシで何もしてなかったみたいではないか。

武田勝頼、北条氏政、今川氏真は、関東残念ジュニアトリオみたいに言われる事もありますが、(上杉も滅びていたら、上杉景勝も仲間入りするところだったが、本能寺の変で助かった)勝頼は大分再評価されてきましたが、後はねえ・・・
氏真も、外交手腕は優れていたとの評価もあるんですが。
あんまり言えるほど詳しくもないですが。

このトリオで、何気に氏真だけ生き延びている。
他の二人が真似できない(真似したくもないだろうが)芸当で。
面白いですよ、この人は。
むしろ今川氏真で大河ドラマ作ったらどうか。
後に家康とは、不思議な関係を築くことになる。

寿桂尼よりむしろ氏真の方が現実を見ていたような描写は「武田信玄」にもありましたが(あの氏真もいい描写ではありませんでしたが)、なんかちょっと、敗者貶めみたいな感じになっちゃってるような。
時代考証の大石泰史氏は、元は今川の研究してらした方のようですし、やはり時代考証の小和田先生も、今川の事は評価していると思うのですが。

桶狭間の敗戦は、ただの敗戦ではない。
今川義元の存在が大きくなったが故に、多勢で小勢に敗けたというのは、衝撃が大きかったでしょうし、天候等運もあったでしょうが、そういうの当時の人は今より重く見てたと思うので、天が今川を見捨てた、と思っても不思議はない。
桶狭間の敗戦から9年後、今川滅亡。(寿桂尼の死は8年後だったかな。「武田信玄」では何故か9年後の武田の駿河侵攻まで生きてましたが)
むしろよくもった方かもしれない。

個人的には、幼馴染のこじれとかより、直親はずっと反今川だった、政次は今川派だった、そういう対立を押し出していた方が、(もちろん思い切って今川寄りの視点も入れて)歴史ドラマとして面白かったんじゃないかな。

結果を知ってる方から見れば、今川派の方が馬鹿みたいに見えるかもしれないけど、武田だって義信を筆頭とした親今川派がいましたし、北条との盟約も続いてましたし、当時はどう転ぶか分からない状況だったはずです。

直虎(男か女かはおいといて)はどうだったかというと、父直盛と同じく今川派だったんじゃないかなと思われるフシがありますが。
遠州を乱しているのは、松平元康と見ることもできますし。
(別にこの時の家康を非難するつもりはないですが、当時の井伊から見たら、どうなんだろう、と。今の時点で井伊の人間である佐名さんを死なせてますし)。

赤ちゃんの頃から、未来の直政持ち上げまくり。
全体的に未来視点が目につきましたが、仕方ないか。
直親退場が迫ってますが、正直三角関係だか四角関係だかをもう見なくてすむかも、という思いが大きかったりする。
大河ドラマでそういうのは、あまり好まれないと思う。
俳優目当てで見てる人は、現代ドラマっぽくて見やすいと思う人もいるかもしれないが、それ大河ドラマとして終わってるから。

あとは、今更ながらなんで直盛夫婦は側室を置いてでも男子を作ろうとしなかったのか、それは怠慢ではないかとか、直親は殺される可能性が高いのに何故周囲も行かせてしまうのか、とか思うけど、それは史実でもはっきりしてない部分だし、仕方ないですが。
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戦国無双Chronicle2nd プレイ記その3

2017/03/19 11:48
前回は、シナリオ織田の章の桶狭間の戦いに触れましたっけね。
今回は、その関連キャラなど。

織田信長
ダンディでスマートな大人の魅力なおじ様キャラで、独特の口調が癖になります。
よく甲高く笑うのは、史実準拠でしょうかね。
苛烈な所は、よくあるイメージ通りでしょうか。

特殊技1-3を行わないとチャージ全段出せないという、面倒な魔王である。
そんな事してる間にやられてしまうがな。
癖はあるけど、そんなに使いにくいキャラでもないと思う。

豊臣秀吉
ここでは羽柴秀吉の名で登場
というか、何故いるのか。
ひょうきんキャラクターで、「皆が笑って暮らせる世」とよく言ってる。
史実を思うと、複雑な気分になる。
浮気症なところは一緒で、よくねねに怒られてますけどね。
朝鮮出兵など、晩年の暗黒面はほぼカット。
秀次事件は、政宗の会話イベントなどで、ちょっと匂わせてますが。

長い棒みたいな武器で、攻撃範囲がとても広く、属性は閃光、技能は乱撃と相性がいい。
そんなに癖もなく、通常攻撃を繰り返すだけでもいけるので、初心者にも使いやすいと思う。
閃光で雑兵を蹴散らすのはなかなか気持ちいい。

前田利家
なんとなく、無双シリーズでは存在感が薄いような気がしないでもいない。
少年のような明るい感じで、仁義を重んじる性格と設定付けられているが、賤ヶ岳の戦いでは叔父貴と呼んでいる柴田勝家裏切るんだよな。

武器は刀と槍で、チャージ攻撃は槍ですが、ちょっと出が遅い。
でも全体的に使いやすい方ではないかと。
閃光は敵が浮いてダメージ激減ということですが、レア武器二つとも閃光付き・・・・
しかしコンボ稼ぎには猛威を振るう、ような気がする。
馬上攻撃が、左右同時にぐるぐる槍を回すという、なかなか強力なもので、槍の又左面目躍如か。槍の使い方としてどうかと思うが。

このシナリオでレア武器修得のお二人について。
濃姫
信長の正室として、ドラマではお馴染みですが、嫁いだ後の記録はほとんどない模様。
本能寺の変で共に果てたというのも、おそらく創作でしょう。
無双クロニクルでも、その場にはいますが死んではいない。
信長子供たくさんいましたが、濃姫(帰蝶)との子はいなかったと思う。
濃姫の実家の斎藤家滅ぼしてるし、どんな夫婦だったんでしょうね。
無双シリーズでは、信長とお似合いな妖艶な美女として登場。

武器キモい・・・
なんか巨大な爪みたい・・・・
特殊技2の無双吸収が面白い。
女性相手には使えませんが。(漫画「セキガハラ」の直政の思力みたい)
馬上攻撃も、意外に使いやすい。
レア武器は、修羅も付いてるし攻撃力は高いけど、体力も防御力も付いてないのが残念。
アイテムで補おう。

お市
ナンバリング3から大幅に大人っぽくなった。
武器も巨大けん玉(ナニソレ)から連環輪に変更。
ここでは義姉の濃姫とは、仲が悪い模様。
会話イベントで、火花がバチバチとんでる。
おだやかな口調ですが、たまに棘のある事を言う。
浅井長政に対しては長政様だが、再婚相手の柴田勝家に対しては、勝家と呼び捨てなのか。
兄の家臣ではあるけど。
秀吉に対してに至っては、サル呼ばわりで、ちょっと笑う。

チャージ1が使いやすい。凍牙でより強力に。
多段技が主体なので修羅で。
割り込み防止に閃光も。
初心者にも非常に扱いやすいキャラクターと攻略Wikiにはあるのだが、個人的にはちょっと制御が難しい気がする。
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「おんな城主 直虎」 第十回「走れ竜宮小僧」

2017/03/13 22:24
しばらくドラマの感想は書かないと言った上に、まだいいかげんにしか見てないのでアレですが、とりあえず

    遠州錯乱は??

桶狭間後だってのに、えらい呑気な井伊谷だな。
コナン君ごっこしてる場合なのか??
殺人事件だから呑気ってのも何だけど、何だかね。

そんなにこの辺り詳しいわけでもないので、変な事言ってたら申し訳ないですが、桶狭間後って国衆大混乱なんじゃないの?
他の国衆の様子とか、ほとんどどうなってるか分からない。
飯尾田鶴は出さないつもりか?

直政(虎松)誕生が桶狭間合戦から一年後。
寿桂尼の孫の鵜殿長照の死がさらに一年後かな?
その間、井伊はじめ国衆の動向は、はっきりしてないかもしれないけど、なんか呑気っぽいなあ。これじゃあ滅びかけるわけだよ、と思ってしまうが、いいのか?

それに清州同盟等、歴史的背景も例によっておざなりだなあ。
主人公の視点だけでってことかもしれないけど、歴史ドラマとしてどうなのか。
レベルの低い内輪もめばっかりじゃないか。
氏真だって、この間ボーっとしてたわけじゃないぞ。
氏真を暗愚にするのはやめてくれ。

仕事せずに怨霊に怯えて写経してたら、ようやく周囲の目が和らぐって、もう出て行けばよかったと思うよ。いる意味ないじゃん。
政次はなんのために井伊谷にいるのか分からない。

仕事したら嫌な目で見られるなら、前にも言ったけど、出奔すればいいじゃん。
いい機会だったんじゃない??
幼馴染のしがらみ?下らない。
しつこいけど、実際は別に孤立してたわけじゃないと思うよ。
不自然なんだよ、この描写。
周囲が単なる苛めっ子みたいじゃないか。

父上はお気の毒って、気の毒なのは史実の奥山朝利だよ。
それと史実のしの(ひよ)さん。
実際どんな人かなんて知るわけないので、ここでよく言ってる史実の人が云々は、つまらないという意味です。
奥山朝利は、小野政次に殺された説はあるけど、実際のところはよく分からない。

奥山朝利って、実際はえらいたくさん子供がいたみたいで、たしか中野に嫁いだ娘もいたと思う。
むしろ井伊をのっとる勢いに見えたのは奥山の方で、それで小野政次は奥山を殺害したのでは、なんてまことしやかな説もある模様。
マユツバですけどね。
なんにしても、井伊の親戚筋で中野に嫁いだ娘もいる以上、あんな風に政次に対して疑心暗鬼になったあげく襲い掛かる、なんて変なことはなかったと思う。
真相はもう分からない。

二度も直親の父を殺して、と言われても、直親と奥山の親しいシーンなんて見た覚えないから、ピンとこない。
政次は、色々気にしいだな。あと、基本小心者だね、この人。
高橋一生さんだから、なんか助けてあげたいとか思うけど、でなかったらどうだろう。

直政誕生で直満の土地を全部返したけど、あれ今川から拝領したんじゃなかったっけ?
好きにできるものなの?知らないけど。

直親は最期が近いため、直前になって上げてきたな。
だんだん政次との仲がこじれてドラマの世界が地獄へ、というのではなく、いったん上げて突き落とす、というなんとも意地悪な今後の展開のやり方ですね。(これは別に貶してるわけではない)。

話少し変わりますが、家康が直政に目をかけたのは、美少年だったからとか言われてますが、築山殿の母親が井伊の人間だったから、という説もある。
となると、やはり悪女ではなかった、と思う。

家康は井伊の恩人のように思われてますが、よく考えると井伊谷にとっては、この人が元凶なんだよな。
武田と荒らしまくることになるし。
松平元康時代の家康は、そんなにドラマで見る機会ないので、どうなるのか少し興味深いです。

録画はしてあるので、ちゃんと見たらまた印象かわるかもしれませんが、今はこの辺で。
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「おんな城主 直虎」 第九回まで視聴して

2017/03/11 16:30
今時代考証の大石泰史氏の著作など読んでいますが、その上でまた思ったことなど書くかもしれませんが、とりあえず、今少し思ったことなどを。
しばらくは、ドラマの感想は書かないと思いますので。

視聴率がどんどん下がっていったにも関わらず、何故か好評扱いだった某前作といい、視聴率のことはさほど言われなくなりましたね。
それはいい事だと思いますが、BS分を考慮しても、おそらく戦国大河最低視聴率になるであろう事に関して、少しは考えた方がいいと思います。

まずサブタイトルで、多くの人の視聴意欲がごっそり削られているでしょうね。

主人公がマイナーとか女性とかいうより、そもそもプロデューサーの制作動機となったのが、「歴史秘話ヒストリア」の、極めて信憑性の薄い逸話だという所にあると思います。
NHKはいい加減、二次資料や通説を疑う事を覚えた方いい。

違和感1.2でも触れましたが、歪みを感じる。
井伊直盛のキャラクターにしても、現代ドラマの良き父っぽくはあっても、全然戦国の当主っぽくない。
実際は、もっと猛将的な人だったと思います。

ちなみに、関ヶ原で西軍当主が戦場で自害したのは、病気だった大谷吉継だけなのを意外に思ってる人が多いかもしれませんが、当主というのは逃げ延びるべきというのは、今回の桶狭間の直盛を見て理解したのではないでしょうか。
当主に簡単に自害なんかされると困るわけです。

小野親子ですが、彼らを悪玉として糾弾しているのは、例によって信用ならない「井伊家伝記」ということですが、実際にそんな悪い人間だったかというと、そんな証拠はほとんどないのではないかと思います。
小野政次(道好)の専横についても、大石氏はじめ疑問視されている。

そのあたり、他の創作物でも今作でも分かっているようで、なかなか上手いと思うところもある。
ただ、やはり不自然な感じも否めない。

今作の政次は、たくさんいたはずの弟を抹消し、妻子もおそらく登場しないでしょう。
孤独を際立たせようとする狙いでしょうが、ずっと独身なのは、どうにも変だと思う。

小野政次は、江戸の徳川史観によって、不当に貶められている可能性が高いですが、そうした人物を、史実とは違う形であっても光を当てようとしているのかな、とは思います。

しかし、井伊家中の面々は、随分割を食ってる。
今川の人間であるはずの新野氏は、ほとんど空気だし、他もこれからどんどんいなくなりますが、惜しむ人いるのでしょうか。

こんなに冷遇されてるなら、出奔すればいいじゃないかと思わざる得ない。
二年連続出場となった石川数正(今BSで再放送されている「武田信玄」にもいる)はじめ、そういう例はちょくちょくある。
特に今作の政次は家族もなく、身軽だし。
井伊を乗っ取るにしても、こんな孤立してたら乗っ取ったところでまとめられず、意味ないじゃないか。
やはり孤立描写は不自然なんだな。

高橋一生さんのやられっぷりは見応えありますが、それ以外ほとんど見るべきものがない。
桶狭間前だというのに、おとわとしののあり得ない争いとかやってるし。

小野政次を単なる悪役にしないのであれば、幼馴染のこじれより、もっと思い切って今川視点も入れれば、もっとドラマが立体的になったのにと思います。今川に圧迫される井伊というだけでは、平板なドラマにならざる得ない。

そもそも、今川がダメになったら、井伊谷は方々から攻め込まれるだけである。
実際そうなったし。

そんなに無理難題押し付けたりしてるか?
直満(と直義)の誅殺にしても、これからですが、直親(と従者たち)の事にしても、残忍というより、攻め込んで潰したりはせず、当人たちだけで終わらせているとも見る事ができる。
今川から見れば、井伊の方が酷いとも見え、今川悪人ありきは、違うと思う。
井伊の方も今川の力を利用して、という所はこれまであっただろうし。

ま、女性主人公だから、寿桂尼は上げてくるでしょうが、氏真が心配。

これからとしては、家康こと松平元康の描き方でしょうか。
大河ドラマで家康はよく登場しますが、ほとんどが中期から後期の家康で、鳴くまで待とうとか、忍耐強いとかのイメージですが、若い頃はそれなりに苛烈です。
遠江侵攻とかね。
それをどこまでやれるでしょうか。

若い頃の家康を描く機会というのは、そうないと思うので、思い切って若い俳優を起用し、武芸に秀でていた事も強調すればいいのにと思います。
阿部サダヲさんの家康は面白いですが、家康役で若い俳優を起用する機会はそうないので、もったいないなと思います。
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