SPUR(シュプール)7月号町田樹さん対談(その2)

前回の続きですが、性差について町田さんの演技を振り返りましたが、今回は競技について。

世間の潮流として性差をなくしていこうという動きがあることも知りませんでしたが、2018-2019シーズンは、女子の高難度化と、男子の演技時間が女子と同じになったこともあり、技術点がたしかにかなり近くなった印象がありますね。
紀平梨花さんの技術点が、たしか全日本でも男子のかなり上位になっていた事は、男子何やってんだみたいな意見が見られ、私もちょっとそう思っていました。
が、それ自体偏見だったのかもしれない。
男女比べてどうこうは無意味だという意見もありましたし。

男子はパワフルなジャンプ、女子はスパイラルやレイバックスピンといった、女子ならではの曲線を生かした優美さを見せてほしいと思っていましたが、それは一種の差別だったのだろうか。
性別ではなく個人の資質で見るべきなのかな。
今では男子も当たり前にやっているキャメルスピンも、昔は女子の技だったようですし。
男子のキャメルスピンいいですよね。

私は、自分では偏見はないつもりでいましたが、「女性が男性よりも軽々と4回転を跳んでいたり、一方で男性が女性より格段に優雅に踊っていたりする。そこを個性として捉え」、のあたり、そう捉える視点が私にはなかった事に気づき、ハッとしました。
自身の演技といい、本当に性別に偏見がない人なんだな。

でもねえ、今軽々と4回転を跳んでる女子って、小枝みたいな少女じゃないですか。
ツルシンバエワ選手は、シニアの19歳で公式戦で成功させたというのは大きいですが。
どうしても身体は大丈夫かとマイナスに捉えてしまいます。
男子と女子では身体が違うことは事実で、女子には月経という問題があり、やりすぎると今ではなく、後の人生に、骨粗しょう症という後遺症が降りかかってくる。

どうしても、身体がまだ出来上がってない女子に、男子並みのジャンプをさせるなんて、と思ってしまう。
コーチは考えてはいるでしょうから、素人がどうこういっても仕方ないですが。
紀平さんも、3Aの練習で首の骨がズレたことがあるみたいな事いってたし、跳ぶための低すぎる体脂肪率だって女子としては異常でしょう。

みんながみんな、男子並みのジャンプを個性にしなくてもいいとはいえ、トップ目指すなら、他の選手がやればどうしても自分もと思ってしまうでしょう。
ジャンプのGOE(出来栄え)の幅が広がったことは、個性の多様性においてはいい事かもしれませんが、
ルールがどうあれ、やっぱりジャンプ以外がよっぽど悪くない限り、高難度ジャンプを跳ぶ選手が上位にこないと世間も納得しないところがあります。

そのあたりどう考えているのか、女子選手の低年齢化を懸念していたのと矛盾してないか、と思うと、単純に諸手を上げて賛成とは言えませんし、そんな単純に性差をなくしていいのかという気はしますが、
新鮮な見方を提示してくれたという思いはあります。

衣装は、女子はパンツ衣装も認められていますが、着る人少ないですね。
不利になるという意見も見ましたが、そんな事ないと思います。
ロシアのジュニア女子がたしか着用してましたが、不利になってるようには見えなかったし。
ペアの女子はよく着用してますね。
男性のサポートもあって、身体の線が綺麗に見えます。

他競技でいえば、不思議に思うのは体操でしょうか。
女子はキラキラカラフルなレオタードで、男子は簡素なユニホーム。
種目も男女によって違いますが、あん馬はなくして、男子も平均台いれてもいい気がする。
素人考えですが。あん馬って、あれ、ねえ・・・・・・いる??(好きな人ごめんなさい・・)

共通種目である床ですが、なんで女子だけ音楽ありなのか。

体操も男子は力強さ、女子には優美さを求めていて、それが当たり前に思ってました。
体操は町田君は、基本的に音楽がないせいか、アーティステックスポーツには入れてないので、また違うかもしれません。

他はシンクロ・・・今はアーティステックスイミング、昔「ウォーターボーイズ」という映画がヒットして、面白かったですが、男子は今だ参入できない分野ですね。
たしか男女ペアという種目はあった気がしますが。

男子新体操も、一時はもてはやされましたが、結局国体から外されたままでしたっけ。
チアリーディングなんかも、男子いますが、少ないですよね。
ちなみに女子応援団というのも、ありますが少ないですし。

日常でいえば、昔はランドセルは男子は黒、女子は赤でしたが、今けっこうカラフルな印象があります。
これはいい事だと思います。男女で色分けする必要はない。

幼児から、男子はブルー、女子はピンクとか色分けするのはやめた方がいいように思います。
「KENJIの部屋」の持ち物チェックで、ケンジ先生から「黒が好きなの?」と聞かれて、「ピンクの手帳もありますよ」となんだかちょっとムキになって答えた(ように見えた)のは、安易な色が好きと思われたくなたっかからかもしれないな。

またいったん切ります。

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