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zoom RSS 「西郷どん」第一回「薩摩のやっせんぼ」

<<   作成日時 : 2018/01/08 20:51   >>

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感想は書かないだろうとか言いつつまた書いてしまってますが、例によってあやふや感想です。
突っ込みどころはあれど、なかなか良かったと思います。
NHKは相変わらずいい子役見つけてくるなあ。

西郷辺りの事はよく知らないし、思い入れがあるわけでもないので、気軽というのもありますが。
ちょっと知ってたり思い入れがあったりすると、すぐキーキー言いたくなってしまうので。

プロローグ、銅像披露で西郷の奥さんが「こげな人じゃなか」と言ったという実話から。
ここから入ったのは、鈴木亮平さんって西郷隆盛のイメージと違うのでは、という声を薄める狙いもあったかもしれません。

ところでナレーションも西郷どんなのね。
「飛ぶが如く」で西郷隆盛を演じた西田敏行さん。
ちなみに島津斉興を演じている鹿賀さんはその時大久保利通でしたっけ。
動画でちらっと見ただけですけどね。

始まりの主人公紹介、「男にも女にもめっぽうモテた」というのは、前宣伝で散々言ってた事なので、今更目くじら立ててもしょうがない。
「今作はそういう方針で行きますよ。いいですね。ついてこれる人はついて来なさい」というダメ押しで視聴者をふるいにかけてる印象を持ちました。
仕事描写より恋バナに夢中みたいな感じで評判の悪かった「花子とアン」と、同じ脚本家であることも、そういう意味があるのかも。

大河に恋バナを求める人はそういないので、パルピはほどほどにして欲しいとは思いますが、一度こういう方針で行くと決めたら、例え批判が多くても、途中で日和ってブレさせると、余計こじれるだけなので、ちゃんと貫いた方がいいと思います。

次の「この男がいなかったら新しい日本はなかった」
・・・うーん、そうなのか??
まあいいけど。主人公だし。

OP明け、のっけから鎖国という言葉が出てきちゃいましたけど、江戸時代は厳密に鎖国といえるのか?という事でこの言葉はもう使用しない事になったんじゃなかったっけ?

西郷隆盛(小吉)の父が風間杜夫さんで、大久保の方が平田満さんというのは、昔の演劇ファンにとってはちょっと嬉しい組み合わせかも。
松阪慶子さんもいると「蒲田行進曲」。

島津斉彬は、西郷隆盛が敬愛する人物という事で、謙さんマジックもあり名君オーラを漂わせていますな。
ただそのために父島津斉興が駄目っぽく見えますが、あの大砲実験とか先進技術導入には莫大な金が必要であり、斉興が跡を継がせるのをためらう気持ちも分からなくはない。

島津久光は、斉彬との関係は悪くなさそうだし、頼りなさそうながら人は良さそうと思ったのですが、小吉達の前を馬上で通った時は、嫌な感じで偉そうだったな。
本人としては威厳を出そうとしたのかもしれないけど。
西郷隆盛とはソリが合わなかった人物のようなので、今後の描写が心配である。

ちょっと前に「英雄たちの選択」で島津久光を取り上げていましたが、別に暗愚とかいうわけではない。
久光と西郷、客観的に見てどうかな、どっちもどっちという気も。

お由羅は、あらかさまに悪女描写だったな。あれは酷い。
こんななら、お由羅騒動はちゃちゃっと終わらせてほしい。

西郷隆盛は子供の頃、ケンカだかで怪我して剣の道断念というのは史実らしい。
もっともその内容は多分創作だと思うけど、剣が振れなくなって慟哭の場面はなかなか泣ける。
この時斉彬からお言葉をいただき感涙する小吉。
感動場面だが、ここフィクションっすよ的なナレーションが入る。
これけっこう好感を持った。
全体的に随分フリーダムな斉彬様だったが、天狗と言われたり、この場面だけじゃなくこの回ファンタジーですよみたい感じなのかも。
今作の斉彬様は天狗、というか妖精さんか。

ラストのシーン、低い身分の、貧しいお腹を空かせた少年たちだが、この少年たちが新しい日本を作っていく事になろうとは・・・で一人一人写真付きで紹介されるのだが、素直に見れば高揚するいいシーンであろう。
だが、数年前の会津ドラマ「八重の桜」を見てた人なんかは、素直に感動できないところもあるかもしれない。
その過程で、どれほどの人々が踏みにじられてきたか、と。

また、そうは言っても仲間割れするんだよなーとか、その新しい日本とやらはそんなにいいものだったかは、また別の話である、とかひねくれた思いも湧いてきてしまうのであった。

というのは、西郷隆盛や明治維新というものに対して、昔ほど手放しで評価できない、功罪の罪の方もいま問われている風潮にあるからだ。
その急先鋒が「明治維新というあやまち」という著作だろうが、これはちょい極端かもしれないし、功罪というからには功だってあるのだろうが、今まで英雄視しすぎていたのもまた確かであろう。

西郷隆盛にしても、今回くどいほど言ってた「弱かもんを守る」とは正反対の残虐行為もやらかしているのである。
特に二大黒歴史とも言える、庶民を巻き込んだ江戸でのテロ「薩摩御用盗」、それに赤報隊の処刑。
これをどうするか。前作の家康の気賀虐殺みたいに、他の人に泥を被せるだけというのは無しにしてほしい。
子供の頃はこういう志だったのに、どうしてこうなった、と苦悩するみたいな感じになるのかな。第一回はそのための前振りとか?
原作未読なので、先は分からないが。

幕末は、尊王攘夷をどう描くかという問題もあるし、よく取り上げられる割に視聴率が苦戦するのは、何百年も前の戦国とかとは違い、より身近であるだけに、いたたまれなくなるというのもあるかもしれない。
幕末をリアルに描けるほどその時の社会が成熟しているか、という問題もある。
現代は、ちょっと難しい時代かもしれない。

前宣伝で、もしかして甘ったるい大河ドラマになるのか?と全般的にハードルが下がり気味だったせいか、評判は概ね悪くない様子。
しかし、「花燃ゆ」も第一回はそんなに評判悪くなかったんだよな・・・・

ところで今回もサブタイトルはOPの最初じゃなく最後ですが、ライトノベルサブタイ、二文字縛り、名作もじりときて、普通になってるのは良かった。やっぱり普通が良い。
あとは、聞き取りがちょい大変。
もうちょっと字幕入れてもいいと思う。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
先日、冒頭だけ見て『これアカン』と思ってやめました。

衣装も安っぽいし、現代人がなんちゃって明治コスプレしてる風にしか見えなかったのと『翔ぶが如く』知ってる身としては、やっぱりなんだかなぁとなりました。

西郷さんに関しては、本人の肖像や写真が残ってませんから判らないんですよね。本当はどんな顔をしていたのか。

ただ、一説によれば長身の美男子でデブス専門だったようですが。
YU-KI
2018/01/11 23:27
YU-KIさん、こんばんは。
突っ込みどころは色々あるのですが、現代人のコスプレというか、事前宣伝でそんな感じなんだなと思ったので、今回はもうそういうスタンスで見ているので、割と楽しんで見ました。
モテ話がやりたかったら、存分にそうすればいいさ、といった感じです。
「花燃ゆ」で免疫がついてしまったのもありますが。
杏奈
2018/01/12 21:42

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