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zoom RSS 「センゴク外伝 桶狭間戦記」全五巻

<<   作成日時 : 2017/06/09 20:06   >>

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センゴク外伝 桶狭間戦記(1) (ヤングマガジンコミックス)
講談社
2013-08-23
宮下英樹

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とにかく、今川義元がかっこいい!


それに尽きますね。
非常にユニークにかっこよく描かれています。

装丁も良いですね。
タイトル文字が、赤光りしている。
そして1巻の帯がいい!
1巻では、今川義元と太原雪斎が帯で光ってます。
邪魔になりませんし。
しかし今だともう、帯付きは難しいかもしれません。

最終巻の5巻は、高い方(特装版)にすると、宮下英樹先生のイラスト付の絵本信長公記(今川義元討死の事)がついてきますよ。
信長公記は、陽明本とか天理本とかありますが、この付録は陽明本っぽいですね。

信長は、苛烈な所はイメージ通りですが、割と華奢で女装好きだったり、意外に情に脆い部分もある所も入れています。
本編の方でも、けっこう親バカだったり女性に優しかったりしてますしね。

織田といえば信長ばかり注目されますが、礎はその祖父、織田信定が築いた。(津島を経済基盤に)。
そしてあまり注目されることのない信長の父、織田信秀にけっこう量を割いている。
織田信秀も有能な武将でしたが、それでも今川義元には適わなかった。(最初は勝ってたけど)。
武田信玄、北条氏康、いずれも義元と戦っても勝てないと踏んだから三国同盟が成ったわけで、海道一の弓取りと呼ばれる今川義元が、いかに優れた武将だったかが伺える。

今川義元が織田信秀を凌駕し、その義元を信長が凌駕する。
そのらせん構造に痺れます。
そしてそこには、幼い後の家康もいる。
後の秀吉もちらっと出演してますし。

平手政秀割腹の解釈にも唸らされました。
もちろん真相は分かりませんが、こういうフィクションが見たいのです。

桶狭間合戦については、今勉強しているのですが、もうこれは、関ヶ原合戦もそうですが、様々な説があり、結果(どちらが勝ってどちらが負けたか)以外の事はほとんど分かってないといってもいいくらいです。
双方の進軍ルートさえはっきりしてない。
(地図を参照して、合理的に考えればこうだろう、というのはありますが。)
今川のこの時の尾張への進軍理由にしても、様々な説がある。

よって今作も、漫画でもありこれが正しいとかいうわけではないのでしょうが、一定の説得力があり、惹きつけられます。
大将が討ち取られるという、敗戦でも稀な大失態で、何故討ち取られたかは謎の一つでしょうが、その最期もまた、かっこよく描かれています。

現地に何度も足を運んで取材されているのも好感が持てますし(専門家でも、現地に来ないで書く人もいるらしい)、かっこいい今川義元が見たい人にはお勧めです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 これは、かっこいいですよね。

「信長公記」そのままの桶狭間山に攻め上る織田軍。他の方は「さすがにそれはないだろう」ということで、皆アレンジして、それがかえって嘘臭くなっている。

 勢いのある軍というのは常識を超えることがあります。信長が、この偶然の勝利の戦法を二度と使わなかったのはよく分かります。
ごん
2017/06/10 22:48
ごんさん、こんにちは♪
この今川義元は、新鮮でしたね。

桶狭間合戦の勝利に味をしめて同じ少数精鋭での冒険をする、という事はは二度とせずに、万全の準備で敵を圧倒する正攻法に切り替えたあたりは、さすが信長です。
それだけ今川相手のこの戦が危なかった、強敵だった、という事でもあるでしょう。

また、まさに信長が新しい時代の旗手であったことも窺えました。
今川再評価も進んで欲しいですね。
では♪
杏奈
2017/06/11 10:43

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