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zoom RSS 「海北友松」展に行ってきました

<<   作成日時 : 2017/05/02 20:57   >>

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京都国立博物館で開催中の「海北友松」展へ行ってきました。
桃山の絵師というと、狩野永徳や長谷川等伯が有名で、知名度の点では若干落ちるかもしれませんが、当時高い評価を得ていた絵師のようです。

北近江出身、浅井に仕えた武家の出で、当時としてはかなり長生きした人。
大坂夏の陣で豊臣滅亡後間もなく、八十三歳で死去。

履歴ですが、孫の友竹による「海北友松夫妻像」の賛や、「海北家由緒記」は、武家としての家名を誇示するためか、誤伝や脚色が指摘されてるようです・・・・

しかしその人生、交友関係を見るに、大河の主人公もいけるかも。
交友があった人物は、斎藤利三、石田三成、安国寺恵瓊と、悲惨な末路を辿った人も多いですが・・・・
他には細川幽斎、東陽坊長盛、公家や宮家、さらには朴大根(バクテグン)といった海の向こうの人にまで評価は広まったようです。

石田三成が海北友松と九州旅行したことを後世に知らせてくれた連歌師の猪苗代兼如の「兼如筑紫道中記」もありましたよ。
石田治部という文字、分かりやすかった。

水墨画、華やかな金碧図屏風、迫力の、雲龍図、狩野派の影響そして武家出身らしい鋭利さを感じさせる初期作品から順を追って、様々な変化が見られます。

しかしなんといっても、最晩年の最高傑作と名高い「月下渓流図屏風」。
アメリカの美術館から六十年ぶりの里帰り。

最後にこの作品のために一部屋とってあります。
ここにたどり着いたか、としみじみすると共に、やっぱり長生きはするものだなあと。
それまでの、どの作品とも似ていない。
長谷川等伯の「松林図屏風」に比肩すると評されるだけあって、近づいたり離れたり、角度を変えたりと、しばらく離れがたかったです。
静謐で詩情豊か。
これだけでも、行った甲斐がありました。

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