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zoom RSS 「おんな城主 直虎」 第十一回「さらば愛しき人よ」

<<   作成日時 : 2017/03/21 20:46   >>

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ちょっとだけ・・・
創作ドラマとしては、とても良く出来ていると感心します。
小野政次を、井伊を守るために井伊を裏切るキャラクターとして設定するとかね。

ただ大河ドラマ、歴史ドラマと思うと、どうしても歴史的背景描写が少なすぎるのではないかと。
他の国衆や、北条や武田の動向とか。清州同盟等、この間の元康と織田の動きとか。
ちらっとでも入れてくれると、大分違うのでは、と。

そしてどうしても氏真の事になりますが、諦めが早いというか、元康と必死に戦ってるはずなんだよ。けっこう奮戦した戦いもあったようですし。
寿桂尼だけ必死で、氏真は能ナシで何もしてなかったみたいではないか。

武田勝頼、北条氏政、今川氏真は、関東残念ジュニアトリオみたいに言われる事もありますが、(上杉も滅びていたら、上杉景勝も仲間入りするところだったが、本能寺の変で助かった)勝頼は大分再評価されてきましたが、後はねえ・・・
氏真も、外交手腕は優れていたとの評価もあるんですが。
あんまり言えるほど詳しくもないですが。

このトリオで、何気に氏真だけ生き延びている。
他の二人が真似できない(真似したくもないだろうが)芸当で。
面白いですよ、この人は。
むしろ今川氏真で大河ドラマ作ったらどうか。
後に家康とは、不思議な関係を築くことになる。

寿桂尼よりむしろ氏真の方が現実を見ていたような描写は「武田信玄」にもありましたが(あの氏真もいい描写ではありませんでしたが)、なんかちょっと、敗者貶めみたいな感じになっちゃってるような。
時代考証の大石泰史氏は、元は今川の研究してらした方のようですし、やはり時代考証の小和田先生も、今川の事は評価していると思うのですが。

桶狭間の敗戦は、ただの敗戦ではない。
今川義元の存在が大きくなったが故に、多勢で小勢に敗けたというのは、衝撃が大きかったでしょうし、天候等運もあったでしょうが、そういうの当時の人は今より重く見てたと思うので、天が今川を見捨てた、と思っても不思議はない。
桶狭間の敗戦から9年後、今川滅亡。(寿桂尼の死は8年後だったかな。「武田信玄」では何故か9年後の武田の駿河侵攻まで生きてましたが)
むしろよくもった方かもしれない。

個人的には、幼馴染のこじれとかより、直親はずっと反今川だった、政次は今川派だった、そういう対立を押し出していた方が、(もちろん思い切って今川寄りの視点も入れて)歴史ドラマとして面白かったんじゃないかな。

結果を知ってる方から見れば、今川派の方が馬鹿みたいに見えるかもしれないけど、武田だって義信を筆頭とした親今川派がいましたし、北条との盟約も続いてましたし、当時はどう転ぶか分からない状況だったはずです。

直虎(男か女かはおいといて)はどうだったかというと、父直盛と同じく今川派だったんじゃないかなと思われるフシがありますが。
遠州を乱しているのは、松平元康と見ることもできますし。
(別にこの時の家康を非難するつもりはないですが、当時の井伊から見たら、どうなんだろう、と。今の時点で井伊の人間である佐名さんを死なせてますし)。

赤ちゃんの頃から、未来の直政持ち上げまくり。
全体的に未来視点が目につきましたが、仕方ないか。
直親退場が迫ってますが、正直三角関係だか四角関係だかをもう見なくてすむかも、という思いが大きかったりする。
大河ドラマでそういうのは、あまり好まれないと思う。
俳優目当てで見てる人は、現代ドラマっぽくて見やすいと思う人もいるかもしれないが、それ大河ドラマとして終わってるから。

あとは、今更ながらなんで直盛夫婦は側室を置いてでも男子を作ろうとしなかったのか、それは怠慢ではないかとか、直親は殺される可能性が高いのに何故周囲も行かせてしまうのか、とか思うけど、それは史実でもはっきりしてない部分だし、仕方ないですが。

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コメント(17件)

内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりです。お元気ですか?すっかり春らしくなりましたね。
実はちょこちょこ覗かせて頂いてました。
一応、視聴はしてたんですが感想書く気にはなれなくて。実況でブチブチ言ってますが(笑)(今川の書き方がヒドイのと、井伊の人間が悉く酷すぎて)

更新お疲れ様です。

仰るように今川は義元が討たれた後も、結構、氏真頑張ってたんですよね。結果として滅びただけで。

しかもきちんと記録に残っているのに書かない。確かに直虎は井伊の物語だから不要と思えばバッサリ切る判断や処置は創作としては仕方ない部分はあると思いますし、歴代の名作といわれた作品も、それは用いられた手法ですから……。
ただ、名作の場合は切られた、省かれた理由がきちんと分かるor気にならないという相違点はありますが……。

今川離反理由が氏真無能プラス今川が滅びるからの未来人視点で描かれているから個人的に違和感あって仕方ないです。

氏真を無能に描くことで(じゃあわざわざ梨園の人を起用しなくてもと思いましたが)井伊の離反の正統性を立証したいのかは分かりませんが、直属の家臣にすら見捨てられかけている、あの氏真なら、別に博打に近いともいえる、良く分からない&伝もない&顔も知らない元康に接近&同盟しなくても(結果、やっぱり失敗してる)、せっかく佐名が嫁いでるんだから(しかも今川の重臣中の重臣)、中国地方の陶さんが上司の大内を隠居自害に追い詰めたみたいに身内から包囲する方法もあるのにと。

仰るように、あの時点ではどう転ぶか分からないのだから、何で伝のない元康に近付いたのか『松平元康が天下人になる』という未来人視点で近付いたのが理由のように思えて、私達からは違和感はなくても、当時を生きる人達からしたら違和感アリアリの選択のように思えます。
YU-KI
2017/03/23 13:37
あの時点では、今川に付いておくのがベターだから様子見と、いざという時に『どちらにも良い顔が出来る。どちらにも転べる』ようなスタンスを確保するのが井伊の生き残るための取るべき道ではなかったのかなと。

大博打うって、それで殺されて、御家危急存亡の危機リターンズ!になってれば世話ないです。本当に直親は井伊に何しに帰ってきたんだと。  

個人的には佐名さんの自害も違和感が……娘婿の元康の離反で佐名の夫で、瀬名の父の関口(瀬名)氏は責を取らされ自害していますが、佐名といわれている妻で井伊の人間については史実では顛末の記載がないことから、自害は夫だけで、妻は生き残ったんじゃないかなと。夫婦連帯で責任取らされるなら、元々の出身家の井伊にも咎がそれなりに及ぶはず、ただ、今川もこれ以上は離反者出したくない、されどケジメはつけなければならない、ということで道理が通ることしかしないと思いますが……。
YU-KI
2017/03/23 13:38
夫と運命を共には賤ヶ岳でお市の方が自害したことからスタンダードになったわけですし。

100歩譲って佐名が自害したにしても、夫失って生きる気力がなくなった等、個人的な理由で亡くなったんじゃないかなと。間違っても自害に政治的な理由で追い込まれたわけではないと思います。

肝心の関口氏スルーしているから、話に無理というか違和感出るんですよね。佐名さんの使いどころを間違えているというか。

そもそも、この井伊自体が間違いだらけの集合体なんですが(感想はさすがに書くのがキツいから、なんで直虎がおかしいか個人的な考察は書きたいと思います。あれが戦国なんて思われたら困りますし。)


元康が何の布石もなしにブラック&鬼畜可したのも個人的にはアレですが(史実だからと言われたら……でもドラマ的には……。)それに、子ども共々死にそうな目にあったばかりの瀬名に、間近でそれを見ていたにも関わらず、あの色キ⚪ガイとしか言いようがない次郎法師(私は戦国の瀬戸内寂聴と呼んでます。)の身勝手なお願い……『助けてやった!』とか言っても大して何もしてないし……この人、本当に法師なのかなと?(個人的にあの読経も気に入りません。本職はあんな読経しません。)
YU-KI
2017/03/23 13:39
それに瀬名が言うように、あの時点で瀬名に発言権は無いわけですし、無駄に命張れって……それ発言して許されるの大国の殿様クラスですよね。こんなんで次回から領主やれるのかと?(しかも井伊は深刻な人材不足。人数がじゃなくて、中身が的な意味で。機能しているのが政次しかいませんし)

直親に至っては、確かにあの嫁は大概だけど(一応、1発で男の子産んでくれた功績はあるわけだし。拒否反応しめしたくなるほどの悪妻でもないし)未だに、次郎をおとわと呼び捨てたり(これは次郎もですが)『幼い頃の唯一の美しい思い出。帰ってきたら一緒になろう。』とか言い切るし……本当にもの見事なサイコパスっぷりだなと。

万が一、帰ってこれて、あのふたりが一緒になれた場合、直親妻は側室に降格ですよね。実家の奥山だって流石に黙ってないと思いますが。(さらに次郎……おとわに男子が生まれたら自動的に、先に生まれた男子は跡継ぎから降格ですし※源義朝ん家みたいに。頼朝は確か3男だったけど、由良の方が熱田神宮の神官の娘で、義朝の妻たちの中で1番身分が高いからという理由で嫡男。)
YU-KI
2017/03/23 13:41
例え結婚が家と家の繋がりでも、家と家を支える楔であっても、恋愛感情はわかなくても、せめて同じ家を支える共同経営者としての尊敬と誠実さすらないのかと。(なくても良いけど、どっちにも良い顔する直親が嫌です。)

しかも若くして未亡人にさせた挙げ句、多大な苦労をかけさせることになるわけですし。(井伊の記録では直親の妻の進言で次郎が中継ぎの当主になるわけですが、ドラマはスルーだろうな)

井伊の屋台骨……本当にロクデモナイ。本当に親戚や身内に欲しくないです。



で政次に『次郎と一緒になれ。』と自ら言っといてそれ……生死関係なく直親の発言に対する各方面への影響考えると最低過ぎます。

軽い発言に伴う鉛の責任はどうなるんだろうと?春馬くんの外見に誤魔化されてる方々は多いとは思いますが……直親、領主としても、人としても、かなりアレですよ。狂った井伊の集大成みたいな人間だなと。

 『唯一の美しい思い出』って……あれだけ迷惑かけた政次(鶴)スルーかよと。政次とだって良い思い出あっただろうと


春馬くん退場回が13.7%。これで高橋さん退場したら視聴率1桁いきそうですね。

あと、個人的には井戸の水が涌き始めたのは“慶長大地震”の前兆である地殻変動のような気がします。
YU-KI
2017/03/23 13:41
YU-KIさん、こんばんは。お久しぶりです♪
もうちょっと暖かくなってくれると嬉しいですけどね。
未来視点で作ってるというのは、本当にそう思います。松平だって今川から離反した後順風満帆だったわけでもないでしょうし。
最終的に徳川は勝者になりましたが、何度も危ない時はあったわけで。
後に小野は悪者にされ、井伊は持ち上げられてますが、ちょっと間違えば井伊直満、直親親子は単なる謀反人としか見られなかったかもしれない可能性もあったでしょうし。

国衆の裏切り者の芽を摘んでいったら、結果そして誰もいなくなった状態になってしまったのも今川滅亡の要因の一つかもしれませんが、そういうとこしかやらないのは、フェアじゃないなと思います。
このドラマの氏真では、危険を犯してまで無理に松平に接近する必要もないような気がしましたし。

直親は、父親の事もあって元々反今川、政次は遠州の平和を守るために今川派、とした方が良かったと思ってしまいます。
政次が少し井伊と打ち解けたのは写経のためではなく、一時的に智謀が井伊並みになってしまったからで、また智謀が戻ったら、やっぱり井伊とは敵対する運命になってしまうのだな。
杏奈
2017/03/23 21:05
直親は・・・・退場を惜しむほどのキャラには出来なかったかな。
しかもこの先、逃亡先で作った隠し子まで出てくるような事も聞きましたし・・・
次郎との別れは、泣けるシーンなのでしょうが、戻ったら一緒になってくれ、心得た、あたりの台詞はどうなのかと。
行けば死ぬと分かっている、でも行かなければ井伊谷滅亡、ではあるのですが。

関口夫婦の自害は、漠然と痛ましいとしか思ってなかったのですが、佐名さん(にあたる人)はよく分かってないのですね。うーん・・どうなんでしょうね。

それにしても、これじゃあ勝手に自滅するだろう、みたいなこのドラマの氏真には残念な思いです。

次郎の言ってることも、けっこう無茶苦茶ですね。
今の瀬名に、夫の不利益になるような事はできないでしょう。
松平に寝返ろうとして、松平に拒否られる有様。
ちなみに後々、遠江は武田と徳川の草刈り場となり、井伊谷は武田に蹂躙されることを考えると、今川をもっときちんと描いた上で、普通に政次を今川派としても良かったのにな、と思います。

しのや、井伊の面々の描き方は変ですよね。史実の彼らが気の毒だなとおもいます。
井戸の水・・・今から直政上げかと思ってましたが、さすが目の付け所が違いますね。

なんかまとまりがなくなってしまって申し訳ないです。ではまた今後とも、よろしくお願いします♪
杏奈
2017/03/23 21:37
おはようございます。
こちらこそ、また、よろしくお願いいたします。

井戸の水が涌いた!は、製作サイドの意図は杏奈さんが仰るように直政あげだと思います。

私がそんなベタな展開、まさか、仮にも、150年後にしかないはずの備中鍬を堂々と出したとしても、プロの脚本家やNHKがやらないだろうと、限りなく薄い望みにかけて言っているだけです(慶長地震の布石というのは、多分、脚本家、慶長地震のことを知らなそうですが)

泣かせよう、泣かせようというのが目に見えてイラッとしかこない今回でした。(今回だけに限りませんが)本当に歴史上の人物使う意味があったのかと。

本来の井伊はあそこまで狂ってないと思いますし、子孫いるのにいいのかなと。(私が子孫ならあんなアホの色キチ先祖嫌ですが。史実でそうならともかく)

直親のかくし子に関しては自称かくし子らしいので、まあ違うんだろうと(また奥方が荒れそうですが)


直虎脚本家は評価されている方らしいですが、今作見る限りは、スタッフと題材としっかりした原作に恵まれていただけのように思えてきます。
YU-KI
2017/03/24 13:14
あと最近マイブームで歴史上、滅亡したor敗者になったかたの、その後を調べていたのですが……最近びっくりしたのが(杏奈さんはご存じかな?)

徳川3代目将軍・家光の側室のお振り方が母系にはなりますが石田三成公の曾孫で、さらに姫を産んで(残念なことに初産後に亡くなりましたが)その姫が徳川御三家に降嫁してしっかり血を繋いでいたことでした。(権現と三成公は縁戚じゃん。徳川も良く流布したなぁと三成公諸悪の根元説)

あとは超マイナー中のマイナーになりますがうちの地元の一向一揆の総大将(代表)である武将の鈴木出羽守の子孫のその後ですね。

鈴木出羽守は、織田方との講和の席で毒殺(対応した織田方の武将は柴田、丹羽、前田)されて一族皆殺しにされかけますが、何と子孫が生きていて北海道まで逃亡して、そこの娘さんが、鈴木出羽守が追われたうちの地元である土地にお嫁に来ていたり(昭和の始めに。嫁に来るまで、その方は自分の先祖が何なのか知らなかったらしいですが。)
YU-KI
2017/03/24 13:47
皇室のことといい、鈴木出羽守や三成公といい、滅亡させられても、追われても、意外なところで血を繋いだり、帰ってきたりと……本当の勝者って何なんだろう染々と思わせられます。徳川なんて今は名家なのに断絶しかかったり、血を食い荒らされてますからね。やっぱり人の家を食い荒らすと自分の代じゃなくても、いつかはそうなるのかなと(源氏もそうですしね)
スピリチュアル的な話になりますが、鈴木出羽守見みたいな話を聞くと、土地に愛された人は『帰っておいで』と土地が呼ぶのかなと(ヒストリアも捏造しないで、こういうの取り上げたらいいのにと。今のところ個人的に秘話と感じる話を放送していない気がするので)

あと講和の席で毒殺なんて、この件だけであとは聞いたことがないです私。

出羽守はかなり良い領主だったらしく、本当に良い人ほど先に死ぬな戦国も現代もみたいな。残った人が極悪人みたいになりますが、屍を踏み越えてその上に生きてますからね……私は長生き出来そうです(笑)
YU-KI
2017/03/24 13:47
YU-KIさん、こんばんは♪
直政には異母姉がいたとか聞いたことがあるので、多分本当に直親の子だった、という設定なんじゃないかな。別にどうでもいいというか、もう好きにしてって感じですが。
今作は、脚本家がどうというより、やっぱり企画自体に無理があったんじゃないかなと思います。
主人公が男性であっても女性であっても、極めて事績の乏しい人物ですから。

石田三成(に限らないですが)を悪人にしたのは、家康や徳川ではないのですよ。
言い方は悪いですが、長い徳川の世でのゴマすり学者たちだと思います。三成の子供たちは全員生き延びている、一人一人を語ると長くなるのでそのうち触れるかもしれませんが、徳川の世でそれなりの地位にいる、次女の孫に至っては、家光の側室(お振りの方)となって、家光の初めての子である千代姫(以前名古屋の徳川美術館で、千代姫の凄く豪華な嫁入り道具を見て、三成の血筋を引く姫が、このような立派なものを、と感慨にふけってしまいました)を出産し、千代姫は尾張藩に嫁いでいる、そう、石田三成の血が徳川に入り、少なくとも当時、徳川に三成悪人説はなかったと思います。

家康に息子共々処刑された小野政次(道好)を悪人としているのも、150年も後になって書かれた「井伊家伝記」で、家康が小野を悪人として書かせたわけではない。
小野政次の弟たちの子孫は、徳川の世でそれなりの地位についている人もいますし。

こういった人たちを悪人に仕立て上げるのは、書いた人が徳川史観で書かなくてはいけない理由がその人たちなりにあったのでしょうが、今はなんとか史観からは自由なので、そういう二次資料を鵜呑みにしないという視点を持たなければいけないのでしょうが、NHKにそういう意識が低いような気がします。
杏奈
2017/03/24 22:23
家名を残すことを戦国の世で勝者とするなら、血筋だけ続いていても・・という気がしないでもないですが、調べると色々面白いのですね。
鈴木出羽守という方の事は初めて知りましたので、ご紹介ありがとうございます。
講和の席で毒殺なんて、あるんですね。
私もちょっと聞いたことないですね。
戦国怖いです・・・

敗者の歴史、奥が深いです。
徳川家康周辺に関しては、関ヶ原の戦いでは自身の正当性を示さなければいけないので、石田三成を悪人にし、関連書状を廃棄させたでしょうが、悪人逸話の数々は、後に作られたものかな、という気がします。

土地が呼ぶ、いいですね、ロマンチックです。
初めて来たはずなのに、何故か懐かしいような、という話は時々聞きますし。
そういうのは、あるでしょうね。
では♪
杏奈
2017/03/24 22:51
なるほど。確かに一理ありますし、流布した証拠はありませんが……個人的に懐疑的だと思う肥後細川の『霜女覚書』にあるように関ヶ原の主犯は三成公と明記されていることから、出所は違っても、黙認した、止めなかったから、ここまで眉唾ものの逸話も含めてヘンテコな三成公像が後世にまるで事実のように伝わったのではないのかなとは思います。徳川が『それは違う!』とピシャリと言えば、御用聞きの学者も巷の民も言えなくなるわけですから。だが、それはしなかった。そうなる方が都合が良いからです。(個人的には本物の誹謗中傷はあんなもんじゃないと思いますが)

いつの時代も大義名分を得るためには必然的に悪者が必要ですしね。

あと、三成公の曾孫のお振り方についてですが、母系なのと、家光の『気に入った女以外は抱かない』という素晴らしいまでの殿様根性(そりゃ正室の孝子もあきれるわと。庶民の結婚みたいな感情を格式ある武家のトップが平然とやっていたら、軽蔑するには十分な理由ですからね。和子入内における家光の父の秀忠の暴挙もあるし)という特殊性癖事情もあったからかなと?

深読みすれば、残党が妙な考え(起こさないとは思いますが)を起こさないように人質目的もあったのではないのかなと。もしくは悪い噂へのせめてもの贖罪か
YU-KI
2017/03/25 16:57
輿入れ道具が立派なのは家光……将軍の娘ですし、生まれてすぐ生母が亡くなったというのもあるのが1番の理由かと。(加賀前田は2度、徳川家から輿入れがありましたが、本当に凄い輿入れ道具に1000人単位の姫付き家臣や侍女が移り住みました。その長屋があります。某温泉旅館に大奥腹黒担当のお美代の方の娘の溶姫の輿入れ道具がノーガラスケースで展示されていた?はビビりましたが。下賜されていたのかな?)そもそも将軍の娘の輿入れ道具を粗末にして幕府に得する理由はありませんし。



輿入れは杏奈さんが以前仰ったように『家の威信』をかけたものですから、戦がないあの時代は幕府の威信を見せつけるには『輿入れ道具』を立派にすることで『これだけの財力がありますが何か?(つまり軍事力もそれに相応しい力備えてますが何か?)』という平和的な威圧もあるのかなと。実際、江戸城の外様の詰所は外様が反乱起こす気がなくなるように豪華絢爛な内装だったので。 

個人的には創作としてみてもヒドイと思いますが直虎。(好きな人には申し訳ないですが、俳優頼みのような気がして。頑張って歴史を勉強しているのは感じますが、それは当たり前ですから)
YU-KI
2017/03/25 17:15
家名も血筋も続けるのは大変ですし、個人的にはどちらにも価値はあるとは思いますが……。

個人的には家名が残っても先祖の血が1滴も入っていない、養子や他人をいれてまで繋いだ家系は失礼ながらバッタもん臭く感じます(名前だけ買って作った商品みたいな)

敗者の歴史も知るのは大事かなと?負けたらどんな目に遭わされても文句は言えない立場になる上に、勝者の残酷さや残忍さが良く良く分かりますから。(だからやるなら何があろうと、どんな手を使ってでも負けちゃいけないんです。どんな小さな争いであろうとも)

ただ、生きていれば敗者も汚名をすすぐ機会はあります。滅せぬ者がないように勝者もいつかは地に落ちる瞬間は来ますから必ず。

だから血を繋いでいくのは大事かなと思います。

勝利の女神は正悪ではなく、守るべき、守らなければならない矜持を守り抜き、折らせずに、立ち続けた者にのみ微笑むのではないのかなと?

講和の席で毒殺、なので前田は金沢から福井よりになればなるほど評判悪くなっていきます(個人的に蛇蝎の如く嫌われてたのによう治められたなと。前田の苛烈さに100年位、皆逃げて無人の地域ありましたから)
YU-KI
2017/03/25 17:30
今は、敗者の再評価や、○○史観からの脱却という動きが、少しずつあるようですね。
日本書紀は、持統天皇や藤原氏に都合のいいように書かれ、蘇我氏が不当に悪人にされているとか、他の国についても、皇帝ネロは本当にそんなに暴君だったのか?等。
石田三成公については、悪人逸話の多くは江戸中期あたりに作られたもののようですね。
津軽の三代目藩主が三成の孫だという事も幕府は知っていたと思うので(しかも家康の養女の正室の子を差し置いて、先に生まれたとはいえ、側室に降格させられた三成の娘の子を三代目にするとは、なかなか津軽も思い切った事しますが)、北の端とはいえよく許したなと思います。
三成の次男は、津軽の重臣におさまってますし。

ちなみに、三成=忠義の人というのも、やはり江戸時代という時代に都合の良いように作られたイメージだと思います。
江戸の武士に求められる儒教的なものと、どんな手を使ってでも生き延びるべきという戦国武将は全く別のもので、三成公は戦国武将ですからね。

現在からすれば、江戸時代も戦国時代も大昔という点で同じですが、江戸時代には、おそらく戦国のことはかなり歪められているようなので、江戸期に書かれた戦国関連ものは、疑ってかかる必要があるでしょうね。
杏奈
2017/03/26 13:01
血を繋ぐ、では、うちは誰も結婚する様子がないので、自分でお家滅亡ですが、親戚は何人も結婚しているので、この先もそちらで続いていくことでしょう。
伊達も違う所では評判悪かったりするようですが、前田も場所によって違うのですね。
大坂では、徳川は不人気かもしれません。

ノーガラスで輿入れ道具、いいですね、見てみたいです。
絵画や刀剣も、ガラスがあるのとないのでは大分違いますし。

直虎は・・・面白くないわけではないのですが、「井伊家伝記」を元にすることで、余計伝記の不自然さが浮き彫りになる、という点で意義がある、と思わないでもないかな。
そもそも年代的に合わない部分が出てくるんですよね。あれを元にすると。
そのあたり検証しないで大河ドラマ化を決めたNHKが問題かな、と。
しかしこれを機に、井伊直虎にまつわる研究が進み、誤った伝説は正されていくと大河ドラマになった意味もあるかな、と思います。
では♪
杏奈
2017/03/26 13:17

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