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zoom RSS 「おんな城主 直虎」 第九回まで視聴して

<<   作成日時 : 2017/03/11 16:30   >>

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今時代考証の大石泰史氏の著作など読んでいますが、その上でまた思ったことなど書くかもしれませんが、とりあえず、今少し思ったことなどを。
しばらくは、ドラマの感想は書かないと思いますので。

視聴率がどんどん下がっていったにも関わらず、何故か好評扱いだった某前作といい、視聴率のことはさほど言われなくなりましたね。
それはいい事だと思いますが、BS分を考慮しても、おそらく戦国大河最低視聴率になるであろう事に関して、少しは考えた方がいいと思います。

まずサブタイトルで、多くの人の視聴意欲がごっそり削られているでしょうね。

主人公がマイナーとか女性とかいうより、そもそもプロデューサーの制作動機となったのが、「歴史秘話ヒストリア」の、極めて信憑性の薄い逸話だという所にあると思います。
NHKはいい加減、二次資料や通説を疑う事を覚えた方いい。

違和感1.2でも触れましたが、歪みを感じる。
井伊直盛のキャラクターにしても、現代ドラマの良き父っぽくはあっても、全然戦国の当主っぽくない。
実際は、もっと猛将的な人だったと思います。

ちなみに、関ヶ原で西軍当主が戦場で自害したのは、病気だった大谷吉継だけなのを意外に思ってる人が多いかもしれませんが、当主というのは逃げ延びるべきというのは、今回の桶狭間の直盛を見て理解したのではないでしょうか。
当主に簡単に自害なんかされると困るわけです。

小野親子ですが、彼らを悪玉として糾弾しているのは、例によって信用ならない「井伊家伝記」ということですが、実際にそんな悪い人間だったかというと、そんな証拠はほとんどないのではないかと思います。
小野政次(道好)の専横についても、大石氏はじめ疑問視されている。

そのあたり、他の創作物でも今作でも分かっているようで、なかなか上手いと思うところもある。
ただ、やはり不自然な感じも否めない。

今作の政次は、たくさんいたはずの弟を抹消し、妻子もおそらく登場しないでしょう。
孤独を際立たせようとする狙いでしょうが、ずっと独身なのは、どうにも変だと思う。

小野政次は、江戸の徳川史観によって、不当に貶められている可能性が高いですが、そうした人物を、史実とは違う形であっても光を当てようとしているのかな、とは思います。

しかし、井伊家中の面々は、随分割を食ってる。
今川の人間であるはずの新野氏は、ほとんど空気だし、他もこれからどんどんいなくなりますが、惜しむ人いるのでしょうか。

こんなに冷遇されてるなら、出奔すればいいじゃないかと思わざる得ない。
二年連続出場となった石川数正(今BSで再放送されている「武田信玄」にもいる)はじめ、そういう例はちょくちょくある。
特に今作の政次は家族もなく、身軽だし。
井伊を乗っ取るにしても、こんな孤立してたら乗っ取ったところでまとめられず、意味ないじゃないか。
やはり孤立描写は不自然なんだな。

高橋一生さんのやられっぷりは見応えありますが、それ以外ほとんど見るべきものがない。
桶狭間前だというのに、おとわとしののあり得ない争いとかやってるし。

小野政次を単なる悪役にしないのであれば、幼馴染のこじれより、もっと思い切って今川視点も入れれば、もっとドラマが立体的になったのにと思います。今川に圧迫される井伊というだけでは、平板なドラマにならざる得ない。

そもそも、今川がダメになったら、井伊谷は方々から攻め込まれるだけである。
実際そうなったし。

そんなに無理難題押し付けたりしてるか?
直満(と直義)の誅殺にしても、これからですが、直親(と従者たち)の事にしても、残忍というより、攻め込んで潰したりはせず、当人たちだけで終わらせているとも見る事ができる。
今川から見れば、井伊の方が酷いとも見え、今川悪人ありきは、違うと思う。
井伊の方も今川の力を利用して、という所はこれまであっただろうし。

ま、女性主人公だから、寿桂尼は上げてくるでしょうが、氏真が心配。

これからとしては、家康こと松平元康の描き方でしょうか。
大河ドラマで家康はよく登場しますが、ほとんどが中期から後期の家康で、鳴くまで待とうとか、忍耐強いとかのイメージですが、若い頃はそれなりに苛烈です。
遠江侵攻とかね。
それをどこまでやれるでしょうか。

若い頃の家康を描く機会というのは、そうないと思うので、思い切って若い俳優を起用し、武芸に秀でていた事も強調すればいいのにと思います。
阿部サダヲさんの家康は面白いですが、家康役で若い俳優を起用する機会はそうないので、もったいないなと思います。

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