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zoom RSS 「おんな城主 直虎」 違和感の正体その2

<<   作成日時 : 2017/02/25 17:55   >>

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史実と照らし合わせると、時空の捻じれがある、というのが前回でしたが、今回は、小野ぼっち問題について。

ガイドブック「NHK大河ドラマ・ストーリー」でも、小野は井伊家中唯一の今川派で孤立しているというような事になっている。
これが変。

井伊直盛の正室の新野家は、今川庶子家だよ。
井伊直平は、たしかに昔今川と戦って敗れているが、それ以降今川派に方向転換したのではないかと言われている。
だから娘を今川に送り(小野政直のせいみたいになってるが、政直の一存でそんな事出来るか)、ドラマでは触れられてなかったが、直盛を義元の近習にしていたのではないか。

中野も奥山も、この時点で反今川、反小野であったとは思えない。
直盛自身が、今川派であった。文化的交流もあったようですし。
義元討死で、殉死してるし。

直盛は、小野にいいようにされてるような描写もあったけど、実際は親密だったようです。
それが自然だと思います。

井伊で反今川だったのは、直満、ドラマではスルーされたけど直義、の庶流の兄弟で、それが直親にも反映されていくわけですが、宗家の直盛は、この反今川の庶流の叔父たちを良く思ってなかったのではないでしょうか。
宗家と庶流の確執があったものと思われます。
ドラマでもそんな描写はありましたし。

氏真の代になってからはともかく、今川が強大なこの時点で小野が唯一の今川寄りなのは、どうも不自然に思います。
この辺り詳しいわけではないので、検索してみたにわか知識ではありますが、実際フィクションとしてみても、不自然に感じました。

これは、以前触れた、「武田信玄」における義信事件の、義信ぼっち状態の違和感に似たものがあります。

研究者の間では、小野の専制を疑問視している説もあり(今回時代考証を務めている、大石泰史さんもその一人のようです)、また小野政次による横領もなかったとする説もあるようです。

しかし今回のドラマでは、そうした事はあったとし、その上で、単なる悪人ではない、という描写とする模様。
しかしそうすると今度は、井伊みんなで小野を苛めてるようにも見えてしまい、結局どちらも貶めることになりはしないだろうか。

そのあたり、違和感というか、モヤモヤしたものを感じてしまいます。
研究が十分進んでいるとはいえない分野のようなので、難しいでしょうけど

政次が直虎に想いを寄せていて、というのは他の創作作品にもあるようなので、特に斬新というわけでもなさそうですし、幼馴染のすれ違いというのは、ファンタジーとかにありそうですし、大河ドラマなら、もっと今川を詳しく描写するとか、本格歴史劇たる大河ドラマらしい所も見せて欲しいものです。

合戦で活躍した戦国大名が主人公ではないので、領地経営で見せる珍しい戦国大河となると思いますが、せっかくそういう題材なら、幼馴染のすれ違いもいいですが、その上で、説得力のある歴史劇にして欲しいです。

続く・・・のかな。
個人的には、高橋一生さんの小野政次に萌えるためだけに見ているようなものですが。

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