Cantabile

アクセスカウンタ

zoom RSS BS大河ドラマアンコール「武田信玄」 義信事件の文句の続き

<<   作成日時 : 2016/11/26 23:20   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

第33話「鬼美濃の死」、第34話「上州攻め」ですが、主に義信事件に関しての文句の続きです。
同じような事グダグダ言ってるだけな感じですけどね。

この大河は、もちろん突っ込みどころはあるけど、名作大河と思います。
ただ、義信事件は、文句が多くなってしまいました。

信玄が、なんで嫡男の義信が自分に反抗してるのか分からないのはどうなのか。
いや、ドラマ上の狙いは分かるんですが。
「なんで俺を憎むの?」って、だから今川の件だよ。駿河侵攻だよ。
謀反直前、これで揉めてたじゃないか。
飯富さんも言ってたじゃないか。
ボケたのか?

今さら自分と信虎の確執の事言ったって、お前もただ俺が憎いだけで、後から謀反の理由付けしただけだろうと言ってるようなものじゃないか。
もう義信も「お前の全てが嫌なんだよ」と言うしかなかろう。
信玄よ、あんたが似てるのは義信よりむしろ信虎だよ。
弟たちからもそう言われたじゃないか。
都合の悪いことは右から左か。

これまでの信玄と義信の父子諍いは、全部じゃないけど、信玄はただの逆ギレ暴力親父と化していた事が多かった。
あげくに義信の妻(いとこでもあるらしい)の実家にカチコミに行くぜと言って、反対した義信の言い分も碌に最後まで聞かず、暴言吐いたあげく、「なんで俺が憎いの?」って、義信関連だけ健忘症になってるのか。

そもそも、妹の嫁ぎ先の諏訪は攻めるわ(諏訪の娘をさらって側室にするという外道も)、嫡男の妻の実家は攻めるは、(これからの話だが)娘の嫁ぎ先の北条家との関係も悪化させて、娘は子を置いて実家に帰るはめになるわ、婚姻と同盟というものをなんだと思ってるのか。

あんまり関係ないが、「独眼竜政宗」の、輝宗「本当は天下目指すために、上方みたいにばんばん皆殺しにしたいんだけど、しがらみが多くて出来ないんだよ。でも、お前の代になれば、出来るんじゃない?」 政宗「父上はお優しすぎます」的な、とんでもない会話を思い出してしまった。なんとなく。

義信と正室の間には、娘がいたようだが、謀反後正室は強制離縁の上、実家の今川家に帰されたみたいだ。

このドラマのこの事件の問題点は、やっぱり義信ぼっち状態の件だ。
自分も全然詳しくもないが、なんかドラマ自体変だなと思って、チラチラ検索してみただけだが、前回も触れたが、背後には家臣団抗争も絡んでいた、根の深い事件だったようだ。

ドラマ内でも、恩賞問題は難しいと言っていたが、実際それに関する不満も燻っていたようですし。

主に、義信派は古参の譜代の家臣団、信玄派は、信玄個人との関係で従う者が多かったようだ、とあるサイトにはあり、なんかそれだけで信玄亡き後どうなるかが見える気もするが、まさに譜代の飯富虎昌も、ドラマでは温厚そうな人物だが、信玄とは対立することも度々あったという記述もある。

武田滅亡の折、武田勝頼を裏切る穴山信君の弟は、この時義信派について、自害している。
これは兄弟それぞれ本心から信玄と義信についたのか、それともどちらが勝っても家が存続するために、兄弟で分かれたのか知らないけど、後者だったとしたら、どちらが勝ってもおかしくない事態だったといえよう。
処罰された義信派の面々は、80名ぐらいにものぼるようだ。

なんかドラマだと、謀反に関わったもの悉く処罰したという台詞だけで片づけられ、雑兵が訳も分からず上の命令に従ったら処罰されたみたいに見えてしまう。
実際には、武田家の中枢が一変するぐらいの大事件だったようなのだが。

信玄と義信父子の確執解消のために、快川和尚他禅僧たちも奔走したようだが、解決には至らなかった。
その書状に、義信の主張にも一理ある、信玄は義信についてまったく理解されようとしない、という記述もあるという事です。

義信の最期は、情緒的にまとめましたな。
鬱っぽくなってる時は、ちょっと良くなってきたかな、という時が実は一番危ないらしい。

なんかこの、義信が勝手に自害したみたいな感じは、「真田丸」の秀次事件ぽくもあるな。
あれもねえ。たしかに秀吉は自害を命じてない説も出てきてるけど、やはり背後に色々あったはずで、あんな単純なものではなかったと思うぞ。

今川侵攻についての意見の一致をみなければ、この父子対立の解決はないわけですが、それすらもいつの間にかどこかへ行ってしまい、政治的背景はすっとばされ、情緒に矮小化してしまったような気がする。

第四次川中島合戦から始まった義信の残念化といい、このドラマの武田義信、色々な意味で可哀相。


織田から色々進物が送られてきているせいか、上州攻めの信玄の装束、信長チックなおしゃれ色使い。
それほどではないけど、信長の姪で養女を嫁にもらった勝頼も、それっぽい感じであった。

信玄と勝頼の再会だが、諏訪湖での思い出を語っていたが、そこには義信もいたのに、二人ともガン無視。可哀相。
あの時義信だって助けに駆けつけてくれたのに(もちろん創作でしょうけど)、その兄の心配とか、何も無しか。

勝頼とのシーンは、信玄にとって良い息子とは、口答えしない子なんだろうな、と思えるものがあった。
おそらくそう見せることも狙いなんでしょう。
もう信玄の、義信と勝頼にたいする態度の違いといったら。
しかし、信玄本人は、自分は何も悪くなく、義信が分からんちんだから悪いと思ってるんだろうな。アイツ、なんで俺に反抗するのやら、と。

そもそも信玄って、人の言う事なんか聞かないんだよな。
諏訪の姫の件といい、上田原の戦いといい。
風林火山の旗の事とか、一応合義はしても、結局自分で決めちゃうし。


「センゴク 天正記」の15巻で、武田滅亡が描かれ、勝頼の前に信玄の亡霊が現れるシーンがある。
信玄の亡霊は、「こうなったのも俺のせいさ」的な事言うわけですが、「家中同心能わずして あげく嫡男を葬り・・・・・」とあり、漫画の亡霊シーンではありますが、あの時ドラマみたいに、みんな信玄の味方で、義信の味方いないみたいな風ではなかったという事。

ちなみにこの巻、信長が割と親バカなのがちょっと微笑ましかった。
あと、女性にけっこう優しい。


センゴク天正記(15) (ヤングマガジンコミックス)
講談社
2013-03-01
宮下英樹

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by センゴク天正記(15) (ヤングマガジンコミックス) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
BS大河ドラマアンコール「武田信玄」 義信事件の文句の続き Cantabile/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる