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zoom RSS ここが嫌い「真田丸」その7

<<   作成日時 : 2016/08/29 21:05   >>

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第34話「挙兵」ですが、簡単に言えば、石田三成を酷い描き方してきたツケが回ってきた回であった。
それはつまり
    主人公がバカに見える。
ということです。
三成を、豊臣をちゃんと描いてこなかったので、主人公信繁が、三成や豊臣にここまで肩入れし、思い入れがが深くなっている理由がさっぱり分かりません。

「黄金の日日」を動画でチョコチョコ見てますが、こういう三成なら、まだ主人公が肩入れするのも分かる。

本作の三成は、幼稚で傲慢で、清正たちを馬鹿にする言動を繰り返していました。
三成が彼らを馬鹿にしていたというのは、創作物でたまに描かれますが、実際そんな証拠はどこにもないはずです。

また、信繁が豊臣の展望を語る所で、内部分裂してる宇喜多や、病床の大谷や、まだ幼少の秀頼を当てにしているような事言ったのには呆れました。
信幸じゃなくても、豊臣もうオワコンと思うでしょう。
これは、聡明だった青年が、豊臣にいたせいでアホ化したというドラマなのか。
もっとマシな事言わせてやれよ。

前回の家康暗殺計画が創作なので、その後の謹慎も創作なのですが、謹慎で済むのが不思議です。相変わらず創作がお粗末。

この回、惜しいところは色々ある。
七将襲撃のとき、三成が家康の所に逃げ込んだというのは今では否定されているが、それを踏まえていたし、上杉征伐では、茶々は家康に協力してしまうのも入っていたし、寧々が無能っぽいのも、これは賛否両論あるでしょうが、個人的にはこういう所があったと思う。

清正と三成との関係も、従来の創作物とはちょっと違うものを感じた。
ま、とはいってもやっぱり「戦国無双」っぽいんですけどね。
本作は、どうみても三成が悪いようにしか見えないし。

「直江状」は、偽書説もある。
現存してるのは写しだけ、というのがいかにも怪しいではないか。
徳川が会津征伐の口実のために書き換えたのではないかという説も。
しかし上杉、相変わらず馬鹿っぽい。
直江状あたりの事情をきちんと描いてないからでしょう。

色々すっ飛ばされているのが雑な印象を受けるが、それでも豊臣を、三成を、もっとまともに描いていたら、それなりにマシな回になってたような気もするので、残念です。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 ドラマを見ていろいろ考えたのですが、結局三谷さんの年代以上の方(と思って確認したら55歳で、思ったより若かったのでびっくりしました)ってのは、滋賀県のCMのように「東軍メガネ」をかけていて、しかも「東軍メガネ」を自分がかけていること自体に気が付いてもいない方が多いのかと思います。

 だから、三谷さんは「西軍がバカな連中で、三成が幼稚で傲慢で、西軍が老獪な家康に手玉に取られて自滅するのは当然、自業自得」というのは認識以前の当たり前の常識(その「常識」こそが「東軍メガネ」な訳ですが)として受け止めていて、その「常識」を当然の前提としたうえで「西軍の人物にも同情すべきところはあるよね」と(自分的には)「温かい、優しい」視線を向けている「つもり」なのですね。

 はじまる前は「東軍メガネ」を払拭するドラマになるかと期待してましたが、かえって偏見を助長するストーリーになってしまいました。これから「東軍メガネ」ストーリー(ときどき三谷氏の「優しい・温かい」視線つき)が最終話まで延々と続くでしょう。もう西軍ファンは、このドラマに期待をかけず、見るのをやめたほうがよいです。
ごん
2016/08/31 07:40
ごんさん、コメントありがとうございます。
三谷氏インタビューで、真田信繁を主人公にした理由として、敗者が好きだから的な事言っていて、違和感を抱いました。
じゃあ勝者だったら好きじゃないのか、徳川が敗者だったら、そっちを好きになるのか、とか。
敗者への見下しがあったんだな、と今になって思います。
自分は三成贔屓ですが、とりたて西軍好きとか、東軍嫌い、徳川嫌いとかいうわけでもないのですが、たしかにある年代以上に感じる三成への偏見が三谷氏にも強いように思います。
今作、三成への偏見が助長される結果となり、そのために西軍全体が愚かに見える、ということになって残念です。
もっとも東軍が素晴らしく描かれてるかと言うと、こっちはこっちで単細胞っぽいというかなんというか。
結局のところ、三谷氏に歴史を描く力量はなかったということでしょう。
自分ももう、見るのをやめるつもりでいます。
杏奈
2016/09/01 19:44

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