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zoom RSS 「真田丸」あともう少しだけ

<<   作成日時 : 2016/05/14 19:06   >>

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ぐちゃぐちゃ文句ばっかり言ってる所なんて目にしてしまった方も不快なだけでしょうから、もう本当にあとこれだけにしておきます。
「真田丸」がお好きな方は、スルーしてください。

当初は、なんか軽いような、重厚感が、女性の描き方が、きりちゃんが・・って感じでしたが、今にして思えば、そんなものは一瞬の立ちくらみに過ぎなかった。

個人的には、上杉景勝、真田昌幸、石田三成の描き方が特に酷いように思います。
次点が加藤清正か。
清正嫌いの私ですが、不当に描かれていいわけないと思います。
熊本城といい、清正公は今年は二重の御難であった。
もっとも、まともに描かれてる人物なんて一人もいませんけどね。

「江〜姫たちの戦国〜」の時、作者はヒロインに自己の願望を投影してるだけ、そういうのは気持ち悪いといった意見がありましたが、今回の昌幸も、似たところがあるように思います。

三谷氏は、昌幸の悲哀を描きたいようですが、そのために本来あったはずの秀吉と昌幸のやり取りをなかったことにし、時勢の読めないイタイ親父にしてしまったのは、許容範囲を超えてると思います。

本来真田が持っていたはずの気概というものが、この真田一家から伝わってきません。
ただの無責任な妄想野郎に見える。
それでも視聴率が取れれば成功ということになるのでしょうが。

石田三成ですが、「軍師官兵衛」の時、あれは酷かったけど「真田丸」では良く描かれるはずといった声があったけど、自分は懐疑的というか、「何の根拠があって?」と思っていました。

以前も書きましたが、主人公の立ち位置は、本来なら関係ないはずです。
敵役を貶める描き方をしたのでは、主人公が輝きません。
「軍師官兵衛」での一番の被害者は、黒田官兵衛でしょう。

三成が西軍首謀者にされてる傾向がある以上、西軍主人公だからといって、良く(というか正しく)描かれるとは限りません。
例えば、大谷吉継を主人公にした場合ですが、大谷吉継関連の本で、大谷を上げて三成を落とす書き方してあるものが割とあったりします。
本作でも三成のフォロー役っぽくなってますが、しかし本作の吉継、微妙に変というか、なんか天然っぽい気がする。
その他の西軍の人物でも、三成が悪いせいでこうなった、という描かれ方される可能性は十分あるわけです。

今回、真田に詳しい時代考証が三人もついている、ということで大丈夫だと思いこんでる傾向もあるように思いますが、時代考証を生かすも殺すも脚本家次第でしょう。
昌幸と秀吉にやり取りがあったことも、真田と三成の親密なやり取りも、今回考証を担当されている方々の著作にあることなのですが。

富岡製糸所が「花燃ゆ」の後半の重要な舞台になっていたにも関わらず、あの大河のことなんて無視だったようで、逆にかっこいいと思いました。

別冊み〜なの石田三成特集で、石田町の方が「心ある人にお参りしてもらったら、それでいい」と語っていましたが、そういうスタンスの方が素敵だと思います。

この大河、急にキャラ変することがたまにあり、昌幸もまた急に天才的になったりすることでしょう。
三成も、今後変わったりすることがあったとしても、そこまで忍耐力持ちません。
なんでそうなるまで我慢してまで見ないといけないのだ。
そうなる可能性が絶対あると保証されてるわけでもないのに。
すでに失望の初登場から、かなり我慢して見ていたわけですが、初回から切っとけば良かったとおもうばかり。

どちらにしても、今の段階でここまで酷く描かなければいけない必要性は微塵もないので、もう今後どうなるにしても駄目です。
少女漫画じゃあるまいし、出会いは最悪にする必要なんてない。

大政所人質に関しての、三成、清正、正則、吉継の場面など、戦国無双4やアニメ版の秀吉死後の場面とそっくりで、(清正を無双正則に変換したら、ですが)頭抱えたというか、情けなくなったよ。
「バカと話すと疲れる」とか無双の三成っぽくて、大河ドラマでそんな低レベルなもの見たくなかった。
清正、顔近すぎて、そこだけちょっと笑ったが。

「軍師官兵衛」では、あれもそのまま信じてる人もいないではないでしょうが、分かりやすく悪役だったので、酷く描きすぎという声が多かったですが、今回、三成らしいという声がけっこうあるんですよ。
その点、今作の方がタチが悪いかもしれません。
三成あんなんじゃないよ。
しつこいですが、あんなコミュニケーション能力が、どこか欠陥があるんじゃないかと思うほどない人物に、明らかに合わない仕事を何故秀吉は振ってるんだよ。

別に自分は「史実ガー」と言いたいわけではない。
史実を考えると荒唐無稽なところはあっても、評価の高い作品もあるわけで(「黄金の日々」とか)
それはその時代を描こうという真摯な気概は伺えるからでしょう。
なので、主人公がこんな色々な出来事に関わって活躍したわけないとかあっても、面白いと思えるのでしょう。

今回主人公については、資料が乏しいこともあり、活躍したことにしても、論拠なき主人公上げや、他人の功績横取りということが今のところはないので、(今後分かりませんが)、まあいいと思います。

今作は、史実がどうとか言うより、単純に(私には)全く面白いと思えないし、大坂の様子も全く窺えないし。予算がないというより、手抜きに見える。大坂城のCG出しときゃいい、みたいな。
面白くない、改悪であると思えた場合にのみ史実を持ち出して批判するのです。
今作、特に大坂編からまったく面白くないし、改悪であるとしか、自分には思えないのです。
その時代を描く努力をしているようにも見えない。

豊臣が滅びるからって、今から茶々が色目を使った男は消されるとか無茶な話をでっち上げてまで、異常さを出すことないでしょうに。
豊臣は徳川に滅ぼされたというより、自滅したんですよ。
滅びるの当然ですよね、と言わんばかり。
たしかに自滅した面はありますが、今から結果から逆算して、豊臣を魅力のかけらもない集団にすることないのに。
天下の豊臣軍として、新しい秩序を作る、そんなスケールとか本作まるでない。
天下を取ったのに、ろくでなししかいない豊臣軍とか、そんなドラマが面白いわけない。

古畑任三郎シリーズなど、三谷作品には過去楽しませてもらったので、残念な限りです。

なんだか結局同じような事愚痴ってるだけみたいになってしまった。
創作物の中の石田三成=ツンデレ問題については、またそのうち触れたいと思います。

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