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zoom RSS 「真田丸」十五回 「秀吉」その2(加筆あり)

<<   作成日時 : 2016/04/20 20:55   >>

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はじめに。
同じ場面でも、例えば第一次上田合戦一つとっても、良かったと言う人と良くなかったという人がおり、人物描写にしても、この描き方は面白い、とても良いと言う人と、気に入らない、変という人がおり、特に本作はかなり感想がばらけているように思います。
好みの問題も大きく、ここで書かれていることも、あくまで自分はこう思ったとのことなので、
あまり気にしないでいただきたい。
ただ、このドラマがお好きな方は、不快に思われるかもしれないので、スルーでお願いします。


どうも、昌幸が史実より間抜けに描かれているように思えてならない。
何故秀吉を無視し続けているのかが理解できない。

信長の件がトラウマになっているからということになっているが、あの時とは状況が違うじゃないか。
北条からも徳川からも睨まれ、いつまた徳川に攻められるかも分からない。
自分たちがついている上杉も上洛した。
なのでここは秀吉に帰属し、徳川とのことを何とかしてくださいとお願いするしかないのではないか。
先延ばしにしてどうなるというのか。

いつもタイミングがズレる真田昌幸という人物の哀愁を描きたいという意図かもしれないけど、ただの間抜けになってるように見えるのだが。

詳しくないので、史実ははっきりとは分からない。
しかし第一次上田合戦の直後からすでに、昌幸と秀吉は書状のやり取りをしており、秀吉に帰属することを決めていたようです。
だから秀吉は、徳川と真田に対し、裏表外交を発動して取り持ったのでしょう。

どう考えても帰属するしかない状況にあり、信長の件がどうこうぐらいじゃ視聴者は納得できない。
もしかして真田昌幸って馬鹿なんじゃあ・・・と思われかねない。
たしかに豊臣は崩壊しますが、それを予言するのは今じゃないだろう。

それと、ここから少し加筆部分になりますが(大したことではないですが)、昌幸の息子への人物評が腑に落ちない。
源三郎は真面目すぎて面白くない、世が治まった時こそ源三郎の出番みたいな事言ってましたが、春日信達謀殺に拒否反応を示したのは信繁、その前に逃亡中人を斬るのを躊躇したのも信繁。
信幸は室賀返り討ちもこなしているし、乱世では使えない人物には到底思えないし、そういう風に描かれているようにも見えないのだが。
実際乱世を生き抜いて家を守ったのは信幸ですよね。
あんたたち父と次男は、信幸の足引っ張ってただけなんじゃあ・・・・
先を、というか現状を見る目もなければ人を見る目もないのか??(加筆終わり)

そして他に史実よりダメ人間になっているのが、しつこいけど上杉景勝。
なんで、こうまで執拗に、ただのええかっこしいの口だけの人間に描いているのか。
直江兼続も、三成たちとの外交描写はすっとばされ、上司が民と安請け合いした事もほったらかしにし、さっぱり仕事しているようにも有能そうにも見えない。

実際の上杉景勝について詳しいわけではない。
三成贔屓から見て、好意的には見られないところもある人物でもある。
しかし、こんな情けない、無責任なダメ人間であったはずはない。
御舘の乱に勝った人物には、とうてい見えない。
秀吉に、「真田に手を出すな」と言われてしゅんとなるという事実などなかったはずだ。
景勝は、昌幸と秀吉を仲介したとも言われているのだから。

その他書きそびれたこと。
検地についての会合に、信繁までいるのは、まあ主人公に豊臣の政策の一つを見せるためとして、セーフとしよう。
本当は不自然だけど、朝ドラみたいに立ち聞きさせるのもなんですし。
しかし、升の統一の件を信繁に発言させるとは!
これはやりすぎだったと思う。

今後の三成描写についての不安。
秀吉の評価によってその人物への対応が変化するみたいに言われていたが、
それはつまり、利休や秀次も、秀吉が彼らが邪魔になったから切腹に関与するみたいな描かれ方になるのではないだろうか。

実際、秀吉が利休の名を口にしたときピクっとさせたり、秀次と三成を対比させる描写があったり、そんなフラグがたってるような気がした。
杞憂ならいいですが。
利休や秀次切腹について、三成が関与したという事実はありません。
根拠は長くなるので割愛しますが、ある。

あと、実は熱い男であるという設定らしいのだが、もしかして熱い=ただの無謀とか、そんなんじゃないだろうな。

この時代についての真田信繁の史料は乏しいので、色々難しいとは思います。
大谷吉継の娘を正室に迎えていることから、秀吉に気に入られていたことは確かでしょう。
それをドラマにするのは大変でしょうとは思います。

ところで、たしかに昌幸と三成相婿説は、今では後退気味ですが、宇多氏を通して姻戚関係にあったことは間違いなく、大谷、石田、真田の関係は後の関ヶ原合戦にも大きく関わってくると思うのですが、真田と石田の姻戚関係は、なぜか本作ではスルーする気でいるようですね。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。
「昌幸が史実より間抜けに描かれているように思えてならない。何故秀吉を無視し続けているのかが理解できない。」
→史実でもしばらく昌幸は秀吉を無視していて、それで三成の上杉宛て「昌幸は表裏比興だから、上杉は真田に手を貸すな」メールが送られるので、ここら辺は史実通りです。なんで昌幸がしばらく上洛しないのか史実でも謎なので、まあ三谷氏がどう料理するかな、と思ったんだけど16回まではひねり無しですね。17回以降に期待です。

「しかし、升の統一の件を信繁に発言させるとは!
これはやりすぎだったと思う。」
→あの件は、もう会議が始まる前から結論決まっていたのですよ。おそらく信繫がいなかったら、秀次にわかりやす過ぎる質問をして答えさせて、そこを秀吉が「さすが」と言って秀次に箔を付けさせる儀式だったのですが、秀次が馬鹿過ぎるので、急遽信繫をほめていい気分にさせて籠絡する儀式に変えたんですね。(信繁を豊臣の人質に確保するための籠絡です。)
はじめまして
2016/04/27 21:06
はじめましてさん、コメントありがとうございます。
やはり史実より間抜けに描かれてる感はあります。
上洛しなかったのは事実なのでしょうが、あそこまで秀吉を無視し、甘く見ていたようには思えないのです。第一次上田合戦直後に書状のやりとりをしていたという事を聞いたこともありますし。
信繁が上杉と一緒に上洛したという事実はないので、信繁の豊臣行きは実際には昌幸の意向があったのかなと思いますし。
信長の件がどうとかより、あの辺りの国衆は反骨精神がありそうなので、領地についてなど条件が合わなかったので上洛しなかったとかもっとマシな理由づけがあればまだ良かったのですが。
秀吉が昌幸を「表裏比興の者」と評し、家康に真田攻めを勧めながら、裏では真田と和睦交渉を進めてもいるので、昌幸が秀吉をあそこまで無視していたわけではないのではないかな、と。
17回以降にどう描かれるでしょうね。

升の件、そういう解釈もあり得ますね。たしかに簡単な質問でしたし、信繁をほめて籠絡させるためというのはありそうですね。
杏奈
2016/04/28 20:15

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