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zoom RSS 「あさが来た」終了

<<   作成日時 : 2016/04/03 12:51   >>

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最終回、「マッサン」のパクリかと思ってしまった。
どうとでもとれる場面でしたね。
村岡花子の登場とかあるかと思っていたが、勉強会って身内だけか。
最終週、平塚らいてうが出ていたが、広岡浅子と合わなかったのはたしかのようだが、あんな嫌な子にしなくても。
ちなみに、大谷さんと辞世の句を交わし合った平塚為広の子孫だとどこかで聞いたことがある。

全体的に、玉瑕多かったという、「マッサン」と似た感想。
当初は、同じ幕末ものの「花燃ゆ」が絶賛不評中ということもあり、大河より大河らしいとまで言われていたが、それはないだろうと思っていた。
朝ドラらしいことは朝ドラらしかったじゃないか。
それはともかく、幕末を商人視点から描くというのは新鮮で、期待が大きかったのだと思う。

前半は、ダブルヒロイン制も上手く機能していて、それなりに丁寧に描けていたと思う。
セットや衣装、小道具も見応えありましたし。
山王寺屋の借金取りは?等細かい粗やツッコミどころはありましたが、全体的に良ければその辺りは埋没していきますし。
ただ、全体が悪くなってくると、癇に障ってくるんですけどね。
立ち聞き多すぎとか。

後半から、前半の人気に慢心してか、あざといキャラ萌えに走ったという印象を持ってしまいました。
成瀬仁蔵こと成澤泉、井上秀こと田村宜、変にカリカチュアライズされていて滑っていた。
特に成澤の無能ぶりよ。
お前がまず教育を受け直せと言いたくなるほどだった。
ディーンさんの五代友厚(個人的にはあんまり好きではなかったが。功績もまともに描いていたとは言い難いし)の人気を意識してだろうが、そうは問屋が卸さず、ただの劣化版にしか見えなかった。

前半は大阪制作のいい所が、後半は悪い所がでてしまったと思う。
なんでも人情で済ませようとする所とか。
五代友厚の開拓使官有物払い下げ事件もそうだった。

その他の登場人物の雑な扱いも目についた。
筆頭は雁助さん。
うめとの関係をだらだら引っ張り続けるのには呆れた。
ファンほど嫌な気分だったろうと思う。
そもそも、あんたいくつだよ、と。

そして藍之助。
あの時代の長男にも関わらず、大騒ぎして出てきた割に、着ているもの含め見た目がずっと変わらず、ずっと丁稚奉公みたいだったのは、多くの視聴者が不審に思ったことだろうと思う。
あさも、責任もって立派な商人にすると言ってた割にほったらかしに見えたし。
最後養之助と組んで商店がどうとか言ってたが、八百屋にでもなるの?
結局何がしたかったんだ。

養之助の徴兵エピソードも一体何だったのか。
浅子さんがプロテスタントになったのは、日本が戦争へ向かっていくことと無関係ではなかったと思うので、そうしたことと絡めるのかと思ってたけど、何もなし。

一番の失敗点だと思うのは、朝ドラ史上最もセレブなヒロインにも関わらず、中途半端に現代の視聴者の共感を得ようとした点。
しかし以前にも書いたが、そもそも家事も育児も自分でしなくていい身分の人なので、それは無理があるのです。
実家だって、あの三井ですし。

玉木さんマジックで、新次郎さんみたいな理解のある旦那さんいいなとか思ってしまいがちですが、元から財力があり、家の事全部やってくれる女中さんやらいるからこそであって、現代の実際の旦那があんなだったら困るだけですよ。

千代に世話係、教育係やお付きの女中がいないのも謎だった。
おっとりしたお嬢さんだったはずの亀子さんこと千代を、憎たらしい娘にしてしまった反抗期描写も、不快なだけで蛇足だった。

お妾さんやそのお子さんたちを抹消してしまったのも、失望した。

セレブなヒロインやお妾さんを朝ドラで描けないというなら、広岡浅子をモデルにしたドラマになどしなければよかったのに。
史実のひとたちにも失礼だ。

後半からのはつパートも、役者さんたちの力で乗り切った感があり、描き方は雑だった。
お菊や藍之助が和歌山の有田みかん農業をdisってただけで、地元の人もがっかりだったんじゃないだろうか。
中途半端にちょくちょくでてきた割に、農業の描き方は中途半端。
一年中収穫期なのかと思わせる描写があったり、なにより不審だったのは、家族でいっぱいいっぱい、一人男手がなくなると、もう無理とか言うほど広大な土地のようなのに、人を雇うでもなかったところ。
そのあたりの考えもないのでは、山王寺屋も潰れるわけだと思わざる得なかった。

農家の場面を入れるなら、地域の人たちも出せばよかったじゃないか。
庄屋さんが出てきただけか。
徴兵で男手が足りなくなったときなど、地域で協力したりしてたはずだよ。

最後の方は、ヒロインあさをみんなで言葉で持ち上げまくりだったが、あさのビジネス面での具体的描写がはしょり気味だったため、空虚に聞こえてしまった。

女性実業家の草分け的人物を描いたというより、キャラ萌えと人情ドラマに走った作品となってしまったと思う。

これは、ストーリーブックあらすじと違って五代さんの独身であるかのようだった描写、五代さんの退場が予定より延期された、美和の出番が当初より削られた(本当はこの人物についても、もっと掘り下げたかったのではないかと思う)といった情報からして、やはり脚本家のせいだけにするのは早計のような気がします。

良かった点といえば、五代友厚というマイナーな方である薩摩藩士に光が当たった事、広岡浅子という女傑がいたこと、同時代の女性たちや、創設した女子大の卒業生も注目されることになったことぐらいか。
ただ、それは週刊誌ネタ、テレビ番組ネタであって、ドラマ内できちんと描かれてはいなかったのだけど。

とりあえず、この辺で。
次は暮らしの手帖の人「とと姉ちゃん」
「ごちそうさん」で評価を上げ、「軍師官兵衛」の糸で評価を下げてしまった(彼女が悪いわけではないが)高畑充希さんが、どんな演技をみせてくれるでしょうか。

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