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<<   作成日時 : 2015/07/31 22:04   >>

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セキガハラ 1 (SPコミックス)
リイド社
2013-04-26
長谷川 哲也

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一応石田三成が主役の漫画を見つけたので・・・・
現在4巻まで出ている模様。
私は今3巻まで読んだところです。
物語は関ヶ原合戦の二年前から始まります。

えーと・・・「さよなら日本史、こんにちは超歴史」とあるように、
北斗の拳っぽい絵柄で戦国武将(らしき)人たちが思力と呼ばれる超能力を駆使して
バトルを繰り広げる、そんな内容・・・

淀の方はグラマーで植物を操るくノ一だし、清正は虎に喰われて本物の虎になっちゃうし、
島左近はグラサンの酔いどれだし、大谷吉継は包帯を操るミイラ男だし(首しかないような場面もあり、もう人間ちゃう・・・)、黒田長政はオカマ言葉だし・・・等々。

そんなハチャメチャな世界ですが、起こる出来事などは、一応史実を踏まえて進行していっている。
この三成ですが、ある意味三成っぽい。
一周まわって意外に三成らしいというかなんというか。
主役なので、「采配のゆくえ」とはまた違った感じで三成の成長物語みたいなところはある。
3巻でそれがよくあらわれているかな。
「人の心」というものを始めて意識することになる。
(つまりそれまで人の心など考えてなかった)

予見能力を黒田長政に奪われたため、雷切を手に入れ、人の心を読むという新たな思力を
得たのだが、扱いが難しく・・・とまあそんな感じで色々展開していくのですが、
「悪とは、他人の苦しみに鈍感なことだ」
はなかなか印象深い。
拷問の石の上に乗っかって言ってるのが笑えるのですが、感動しちゃう左近がちょっと可愛い。
人の心を読むという能力は「采配のゆくえ」の天眼という技(?)を思い起こさせますが、
石田三成について、人の心を読むのが苦手というイメージがある裏返しかなと思います。

ちなみに予見能力も大して役に立っていなかったので、今回新たに手に入れた能力も
どこまで役に立つのか分かりませんが。
最終的に負けちゃうわけだし(史実通りにいくとしたら)。

登場人物はこれから先増えそうですが、(西軍勢は3巻で宇喜多秀家、大谷吉継、直江兼続登場)、三成が主役なので今のところ東軍勢の扱いがちょっとアレですが、まあこれから先どうなるか分かりませんが、三成や西軍贔屓の方はそれなりにけっこう楽しく読めるのではないかと。

峠天士郎という忍びが狂言回し的な役割で出ていて普通な感じで和みます。
徳川の間者だったのが、いつの間にか石田側(というか左近の)手下みたいになっているのですが、そういうのなんかどこかでも見たことあるような。

「セキガハラの真実」という外川淳(知らないなあ)という人のコラムが
時々挟まれているのですが、2巻の第5回で、またしても北政所=尾張閥VS淀の方=近江閥という「古い!」と叫びたくなるようなことが書いてある。
そんな単純に分けられるわけないだろうが。
なんの証拠があってそんな単純に分けたがるのか。
大体東軍側の田中吉政や藤堂高虎だって近江ではないか。

ただそういう分け方をする場合、大抵三成と淀の方を愚か者扱いすることが多いのですが、
この人は全体的に三成をそれなりに評価しているためか(三成が主役の漫画だからってこともあるでしょうが)今回は北政所が尾張組を贔屓したせいで豊臣家が分裂したみたいな書き方で、それだけはちょっと新しいなと思いました。

どっちにしたって間違ってるんですけどね。
北政所が尾張の者を贔屓し、淀の方が近江の者を贔屓してたというのなら、
その根拠を言えという話だ。
それぞれ自分の出身の者だからなんてのは理由になるわけないからね。
三成と正則が少年時代から仲が悪かったなんてのも、だから根拠は?証拠は?あるならそれも書いとけ。

次の第6回の七将襲撃では、彼らの思惑はバラバラで単純なものではないとしてるのはともかく、またしても三成は家康邸に逃げ込んだことになっている。
だから古いよ!その説はもうとっくに否定されているから。

まあそういうところはちょいちょいあるものの、それなりにいいようにも書いてある回もあるからいいか。
漫画としては、史実としての結末はそのままとしたら、どう展開し、どう着地させるのか楽しみではあります。
こうしたバトル系少年漫画は、主人公がいかに勝つかを描いていくわけですが、
今回は敗者と分かっている人物を主人公にしたわけですから、
さてどういう結末にするのかな。

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